1989年3月、NEIL YOUNG & THE RESTLESS 名義で発表された5曲入りミニアルバム。RESTLESS のメンバーについてはこの時点では不明ですが、ザ・ロスト・ドッグズのC・クロムウェルとR・ローサスのようです。さてその内容はと言うと、カバー曲の ON BROADWAY 以外はオリジナル曲で、演奏がかなりハード&ヘヴィです。小粒ながらも、ハードロックファンにとっては聴き応えのある作品かと思われます。
2011年9月発表、SLAVES TO FASHIONのノルウェー人シンガー・JOHANNES STOLEとTHE MURDER OF MY SEETのスウェーデン人ギタリスト・DANIEL PALMQVISTが組んだプロジェクトの1st。最近の北欧事情に疎い者としてはいずれの人物もバンドも全く未知だったのですが、実際に音を聴いてみた瞬間に「コレはイイ! 間違いなくホンモノだ。」と確信しました。この2人は既に前世紀の1998年にアメリカはハリウッドで遭遇し、それから13年の時を越えてようやくアルバム発表に漕ぎ着けたという話だから、彼の地でそれなりにキャリアを積んでいるのでしょう。作風が北欧らしさがほとんど伺えず普通にアメリカンロックと変わりないのも頷けます。ポップなメロハーがお好みの向きには断然オススメの1枚。
2009年発表の80年代 SURVIVOR ベスト盤。完全な日本企画でシングル曲主体に19曲収録。何ゆえ SURVIVOR のアルバムに SONY のマーク? と思ったら今はなき BMG JAPAN から出てました。現時点で最新だけあってさすがに音質は最高です。ただ、シングル曲ばかりのためかいわゆる隠れ名曲はごっそり落とされてます。I NEVER STOPPED LOVING YOU、I SEE YOU IN EVERYONE、IT'S THE SINGER NOT THE SONG、REBEL SON のうちどれか1曲でも足して20曲にすれば最強のベストになっただろうに。でもまぁダイジェスト盤としては十分過ぎるだけの内容ですよ。
REMEMBER 平成元年(もう何回使ってるだろう、この書き出し)! GREAT WHITE で初めて、そして唯一全米チャートTOP10入りしたアルバム。それと自分が初めてゲットした GREAT WHITE の作品でもある。 前作でブレイクして方向性が定まり、ブルージーなHRの頂点に立った時期のリリースだからクオリティは高い。最大のヒット曲がカバー曲というのはケチの付け所かも知れないが、それはあくまで副産物、オリジナル曲もクリエイティヴィティに溢れているよ! もはや元LAメタルバンドの作品として聴いてはいけない。GREAT WHITE という揺るぎなきブランドを確立した1枚。 それにしてもだ、自分がOnce Bitten Twice Shyに一番乗りした筈なのに消えている。他人のコメントを勝手に削除する輩が暗躍してるらしい。
あっしもコレしか知らない。初リリースは自分が20歳の1980年春で、確かにその頃いい曲だなと思った覚えはある。イメージ的に被ったのは自分の場合THE FOUR SEASONSのRag Doll(邦題・悲しきラグ・ドール。エアロの同名異曲はまだ出てないよ!)だった。オリジナルは3番までだが'85年の"眠れない夜のために"には4番があるバージョンを収録。更に'90年の同名ベストアルバム用バージョンと3バージョン聴き比べるのも面白いよ。なお作者自身は確かシティガールかアップタウンガールだよね。
SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES 時代最大のヒット曲が1970年の"涙のクラウン"。全米・全英とも1位。同じ邦題の曲が GARY LEWIS & THE PLAYBOYS にもあるが、そちらは Everybody Loves A Clown で1965年にヒットした別の曲。いずれも crown ではなく clown であることに注意なのだ。