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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300

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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
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MANIC STREET PREACHERS - Everything Must Go ★★ (2011-07-03 23:36:53)

無理に出そうとしなくても滲み出てくる哀愁が良いんです。
パッと聴くとすごくキャッチーで明るめの曲調なんだけど、じわ~っと出てくる。
新しい試みがあるとか、そういうのではなく、曲の持つパワーが強い。


MANTICORA - 8 Deadly Sins ★★ (2012-11-21 01:01:15)

パワフルでやや影のある曲調が他にない長所。
大概メロパワっていうと明るくてヒロイックになりがちだけど、このバンドにはそういうひ弱さがないのが良い。
疾走するパートが多い割に、ナイスなリフとギターワークのおかげで単調にならないのは大したものだわ。
こういう力強い声は好みの別れるところだろうけども自分は結構好き。ヘナヘナハイトーンは勘弁だし。

こちらの方が全然メロパワだから引き合いに出すのもどうかとは思うんだが、EVERGREYみたいな渋メタルにも通じるかな。
あくまで雰囲気ね。


MARDUK - Rom 5:12 ★★ (2016-01-04 17:47:16)

ブルータリティで言えば戦車盤の方が上ですが、非常に禍々しい雰囲気があって好ましい。
「アッティラですかい!?」と言いたくなる怨声も発していて、表現の幅は増しております。
1曲目と偶数番にファストな曲、3.7.9曲目に長尺ミドルが配置されている構成。
緩急があるのは良いが、7分オーバーの曲が3つもあるのはちょいと冗長か。
「スローな八分超の曲なんぞいらんわ!爆走しろやい!」と思わなくもない。
まあ、そのじらしのおかげで疾走曲が魅力的に映るので、なんとも言えませんが。
②Cold Mouth Prayerに代表される偶数番の疾走曲はすごく良いです。


MARS RED SKY - Stranded in Arcadia ★★★ (2015-08-12 10:34:00)

フランス産のサイケドゥーム/ストーナー。2ndアルバム(2014)。

しっかり重い。
ズブズブのファズサウンド。
なのにキャッチー!

この界隈の音はどうしても「一見さんお断り」感があって、手を出しづらい。
しかしこのバンドは、Voが終始クリーンに歌っていることもあって間口が広い(良い声!)。
ドゥームの要素として重さ、遅さ、暗さがあるけれども、彼らが突き詰めているのはサイケでトリッピーな音。
そしてレトロでノスタルジックなイメージ。
どの曲を聴いても、極彩色のカラフルな煙がモクモクと立ちのぼる様が目に浮かぶのです。
これほどサイケ要素が色濃く出てるバンドは珍しいので、個性があって好ましい。


MARS RED SKY - Stranded in Arcadia - Holy Mondays ★★★ (2015-08-12 10:37:15)

このイントロ、とろけちまうわ…。
サイケドゥームの面目躍如。
サビもキャッチーで印象的。


MASTER MUSICIANS OF BUKKAKE - Totem Three ★★★ (2018-11-06 23:15:12)

MASTER MUSICIANS OF…と来ればJAJOUKAでしょう。普通は。
ところがBUKKAKEですよ、ぶっかけ。
ぶっかけうどんとかじゃなくて、絶対にザーが付く汁の事ですよ。
「レイプマン」にインスパイアされたスティーブ・アルビニも大概だけど、「ぶっかけ」を気に入っちゃうなんてね。

Sunn O)))やEARTHの音作りを担うRandall Dunnを中心とした民族・宗教・ドローン・サイケ。
ジャジューカからの民族スピリットにアングラメタル界隈の暗黒精神をブレンド。
呪術的、宗教的な重厚さもあるし、軽快な民族音楽を鳴らしもするし、ドローン・アンビエントの陶酔感もあるし、極めて真面目な音。
終盤の⑥Reign of Quanity and the Signs of the Times/ Patriarch of the Iron Ageと⑦Failed Futureでのトランシーな感覚でもって大団円。

モロッコのジャジューカ、アメリカのメタルオタク、日本のオゲレツ文化の核融合や!


MASTODON - Crack the Skye ★★ (2011-08-21 02:02:04)

さらに進化。
プログレと言いつつ「型にはまったプログレッシヴ」をやってる輩とは違います。
いろんな音楽を咀嚼しすぎているMASTODONは語るのが難しいんです。
「とりあえず聴いて」で済ませたいんです。


MASTODON - The Hunter ★★★ (2013-08-16 01:33:13)

2011年の5thアルバム。
曲はコンパクトになってキャッチーさもアップ。
MASTODON特有のひねりの効いたギターと、縦横無尽に叩きまくるドラムの二本柱は不動。
もはやHR/HMの全歴史をミキサーにかけて、混ざり混ざって出来上がったような音になってしまった。


MASTODON - The Hunter - Bedazzled Fingernails ★★ (2013-08-16 01:35:36)

こういうギターの発想が好み。
オシャレだ。


MASTODON - The Hunter - Octopus Has No Friends ★★★ (2013-08-16 01:39:43)

気になる一曲。
しかしプログレな人たちはタコが好きだね。
シド・バレットのせいなのだろうか。
それともGentle Giantか。


MATCHING MOLE - Matching Mole ★★★ (2012-12-03 21:12:58)

1972年、元SOFT MACHINEのロバート・ワイアットらによる1st。
マッチングモールこと「そっくりモグラ」でございます。

ソフトマシーンの音楽が移りゆく中で、ロバートはこのバンドで自らのスピリットを吐き出したのでした。
1曲目は、叙情的なピアノとフルートと儚げなボーカルの心安らぐ曲。
一転して2曲目は、タイトルからして「Instant Pussy」、サイケなのである。
以降ソフトマシーンらしいジャズロックもあり、泣きの部分とアグレッシヴな部分の両方が楽しめる。
統一感は2ndの方があって好きなんだけど、こちらには冒頭の「O Caroline」あるのでリピートを誘うのですな。


MEGADETH - The World Needs a Hero - Dread and the Fugitive Mind ★★★ (2011-05-11 00:59:00)

このリフ、ずっと聴いていられるなぁ。
しかもライブだとさらに化ける。


MESHUGGAH - obZen ★★ (2018-11-15 20:50:50)

まず、ジャケの瞑想ハゲ座禅が最高だろう。

①③⑤⑧はNOTHINGで標榜したスタイルに、初期の疾走感、ないしギターの刻みをブレンドした雰囲気で、かなり取っ付きやすくなっている。
相も変わらず高品質だが、NOTHINGの方が中毒性はあるかな。


METALLICA - Death Magnetic ★★ (2016-09-25 19:46:58)

ジェイムス&カークのハモりプレイが気持ちいい。
ラーズのドラムも気持ちいい。
ちょっとした部分の気の利いたフレーズは、やっぱそこら辺のバンドとは違いますな。

とはいえ、今回もちょっと曲は長いかな~と思う。
いや、まだ続くんかい!と突っ込みたくなるところは結構ある。
レイザーラモンRGのあるあるくらい焦らされる。


METALLICA - St. Anger ★★ (2011-05-18 01:37:02)

音質がもたらした勝利。
超硬質なドラムとモタっとしたギターが組み合わさるといい感じだ。
類似品の見当たらない存在感のあるアルバム。
メタリカにスラッシュを求めている人にとってはクソみたいな作品だろうけど。

散々言われてるけど曲はちょっと長い。


MIKA - The Boy Who Knew Too Much ★★★ (2013-02-02 20:49:26)

2ndアルバム。

個人的には00年代最高のポップスだと思ってます。
フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョンらとの比較にも耐えうる極上のポップネス。
一度聞けば耳から離れないコーラス、とことんカラフルな演奏。
①We Are GoldenはPVのようにエンドレスリピートしたくなる曲。
④Dr.JohnはかなりのQUEEN臭。


MIKA - The Boy Who Knew Too Much - We Are Golden ★★★ (2013-02-02 20:53:52)

サビが頭から離れない。

そして、あえて言ってみたい。
全メタラーも必聴!と。
QUEENが好きな方、メロハー愛好家の方、ちらっと聴いてみて欲しいです。


MO'SOME TONEBENDER - Dawn Rock ★★ (2011-09-01 02:11:26)

ダークな轟音オルタナが聴ける。
ピクシーズとかニルヴァーナの血統か。

研ぎ澄まされた空気の中で鳴るギターが非常に良い。
綺麗なメロディーのセンスも抜群で、将来性を感じる一枚。
G&Voである百々和宏の声にクセがあるので、そこが好みなら楽しめるはず。


MO'SOME TONEBENDER - Light,slide,dummy ★★ (2011-09-01 02:29:45)

モーサムの中で最もヘヴィ、ノイジー、クレイジーなアルバム。
とにかく頭の「凡人のロックンロール」が強烈。
③「モダンラヴァーズ・ボレロ」のリフも相当かっこいい。
後半は沈み込むような、暗めの曲が連続する。
おかげでラストの「ONE STAR」の美メロは超効果的。


MO'SOME TONEBENDER - The Stories of Adventure ★★★ (2011-09-01 02:51:07)

彼らのもつ叙情性、美しさは名曲ECHOで思い知らされている。モーサムは単に攻撃性だけのバンドではない。

このアルバムはモーサムのメロディーセンスが遺憾無く発揮された名盤。
湿り気があって、浮遊感があって、ゆったりとしたメロディーはかなりクる。
アクセントに得意のやかましい曲も配置されていたり、インタールードとして短めのインストを置いたりと、アルバム全体の流れも良い。


MORS PRINCIPIUM EST - ...and Death Said Live ★★★ (2013-01-21 01:32:50)

かなり時間が空いた2012年の4thアルバム。
はっきり言ってイイ出来。
ここ数年で聴いたメロデスものの中ではかなり上位に来るクオリティ。

2ndのような畳み掛けるようなアグレッションは幾らか薄まったが、北欧らしい湿り気は増し、メロブラっぽい寒々とした雰囲気も感じさせる。
特に評価したいのはリフ・ギターソロにおけるメロディの良さ。アルバム全てが聴きどころだ!と言わんばかりである。
イントロからのツカミが良い曲も多く、曲が変わるごとにオッと思わされる。

2ndこそ至高と思っていて、3rdでちょっとガッカリした皆様、帰ってきてください。


MORS PRINCIPIUM EST - ...and Death Said Live - Birth of the Starchild ★★ (2013-03-06 00:32:36)

いかにもMPEらしいメロと疾走感。
デジ風味のシンセも昔を思い出させる。


MORS PRINCIPIUM EST - ...and Death Said Live - I Will Return ★★★ (2013-03-06 00:28:56)

やや地味なイントロからは想像もつかない、とんでもねぇ爆発力のサビが魅力。
新譜が出ない間にメロデス王者をKALMAHに奪われた感があるが、このバンドを忘れて欲しくはない。


MUSE - H.a.a.r.p ★★ (2011-07-27 02:03:43)

人気曲はほぼ網羅してあるし、CD+DVDのボリューム。
音質は及第点というところだが、MUSEのBEST盤として機能できそうな一枚。
ライブに定評のあるバンドなので確かに上手い。


MY DYING BRIDE - As the Flower Withers ★★ (2016-02-21 23:52:14)

デビュー作。
この時点では2ndのような絶望埋葬ゴシックではなく、古き良きデスメタルフィーリングも強い。
もちろんTurn Loose The Swansへと連なる耽美的なアプローチもある。
ブルータルに疾走したかと思えば、ヴァイオリンを絡めて低速重音の妖艶パートに突入したりする。
その両極端な音像を織り交ぜているのは、やはり当時でも異色だったと思われる。
かなり面白い一枚。


NAGLFAR - Diabolical - Blades ★★ (2013-08-16 01:04:45)

BLADESの名は伊達ではなく、全てを切り刻むような気合の入ったリフが特徴。
ナグルファーの中でも凶暴な一曲。


NAGLFAR - Sheol ★★ (2011-08-21 01:41:22)

ハナからキラーチューン2連。
ライデンの声がヤバ良い。
至高のメロブラ作品。


NATIONAL HEALTH - Of Queues and Cures ★★★ (2011-07-04 01:05:11)

もうね、テクニカルなんです。超。
特にベースとドラムがえらいこっちゃ。

そんなバカテク集団なんですが、あまりテクテク(?)し過ぎず、メロディーの良さと雰囲気でグイグイ引き込んできます。
そんでキーボードが曲に広がりと余裕を持たせてくれる。
このキーボードが無かったら息苦しいサウンドになってしまったでしょう。


NEGATIVE - Anorectic ★★ (2015-03-07 22:10:55)

06年の3rdアルバム。
リアルタイムで聴いたときは、正直、「1stと2ndの方が良いな」と思ってました。

で、今になって改めて聴いてみるとコレが良いんですわ。
前作までのウィークポイントであったVo.ヨンネの表現力が向上してきたのが大きい。
②③④としっかりヨンネの成長アピール。曲の作り、展開にも成長が窺える。
そして⑤⑥⑦に非常に魅力的な叙情チューン連発。
いやいや、昔の俺はちゃんとこのアルバム聴いていたのか?

まあ、日本盤はボートラ入れると15曲っていうのが、逆に曲の良さをボヤけさせているのかも。
とりあえず1~7曲目だけをしっかり聴くと、このアルバムの魅力は伝わりやすいかもしれません。


NEUROSIS (2018-10-06 17:22:59)

2019年2月にNEUROSISとCONVERGEがダブルヘッドライナーで来日らしい。
CONVERGEは6年振り、NEUROSISは19年振りの来日だそうで。
久々にやべえパッケージのライブ来たな…。

NEUROSISは生で見るラストチャンスの可能性あるし、行きたいな。


NEW TROLLS - Concerto Grosso Ⅲ the Seven Seasons ★★★ (2012-01-30 02:11:29)

2007年。コンチェルトグロッソⅠは71年だったので30年以上経っての続編扱い。

昔よりも露骨に宮廷ロック。
Ⅰのころは70年代らしい、いかにも前衛プログレっていう匂いも多少あったが、今回はクラシカル一辺倒。
ここまでやるとロックにクラシックの要素を入れたというより、
クラシックをロックで味付けというレベル。
なにせギターよりヴァイオリンのが目立ってる気がする。
しかしまあメロディーはたいへん充実。エレガントな気分になれますことよ。

様式美やクラシカルものが好きなら、これを取りこぼすのはけっこうな痛手になってしまうかも。


NIGHTSHADE (2014-12-20 21:40:52)

Insomniumより、Omnium Gatherumより、Duskfallよりも期待していたバンドだったんだけどなぁ。
唯一残したアルバム「Wielding the Scythe 」は今でも愛聴盤。
メロデスが好きな方には是非オススメしたい一枚。


NIGHTSHADE - Wielding the Scythe ★★ (2011-11-18 02:36:52)

2001年あたりにひっそりと出たメロデスの隠れ名盤。
日本盤は出ていない。たぶん。

2000年頃は最もメロデスがお盛んだった時期だと思うんだけれども、そんな中で数多の2流メロデスが生まれては消えていった。
このNIGHTSHADEもそんな時代にデビューした輩なのだが、スルーしてしまうのは惜しいクオリティ。
「キラキラを抑えてイエテボリ・サウンドに傾倒したKALMAH」とでも言えそうな、スウェーデンの王道とフィンランド的クサさを兼ね備えたスタイル。
寒々とした空気感と、たまに飛び出す民謡調と、このあたりはさすがに北欧らしい。
KEYも良いアシストをしていて、さりげなく曲を盛り上げてくる。
いかにも!なリフにのせてギャアギャアと叫ぶVoもメロデス度100%である。

WITCHERYみたいなジャケでSCARLET RECORDS、ということでジャケ買いをした作品でありました。
もう10年も前か、若かったのう。


NIGHTSHADE - Wielding the Scythe - Exile ★★ (2011-11-18 02:42:16)

お手本のようなメロデス。
これですよ。


NINNGHIZHIDDA - Blasphemy ★★ (2017-01-12 23:00:51)

キラキラ度がかなり高めのシンフォブラック。
ドイツ産なのがちょいと珍しいですね。
AVALONから99年に日本盤が出てます。バンド名の読みはニンギジーダ、らしい。

ディムボガー、オールドマンズチャイルド、クレイドル、コヴナント。
その辺が好きな人は大好物だと思います。
男デス声2人、女声1人の計3名のゲストボーカルに歌わせているので、パターン多め。
シンセの主張がかなり強いので、派手サウンド好きにはたまりません。
98年の作品ということを考えると、かなり優秀な一枚かと。


NOCTURNAL RITES - Shadowland ★★ (2016-03-04 23:42:24)

ダニエル・ベルグストランドのもたらした強靭なサウンドが、バンドをネクストステージへと昇華させた。
このアルバムを境に彼らは円熟期に突入する。
パワーとメロディのバランスがすこぶる良く、ノクターナルライツの最初の一枚はこれを推したい。


NODE - Das Kapital ★★ (2014-07-12 00:05:50)

イタリア産のテク・プログレデスバンド。3rdアルバム(2004)。
基本的にはテクデスバンドだけれども、このアルバムはメロデス。

正統派、スラッシュ寄りのアプローチも多々見られ、ひと口にメロデスと言っても、かなりメジャー感がある。
ほどよくメロディーの利いたリフ、センスの良いギターソロなどは非常に質が高い。
重さもあり、切れ味もあり、疾走曲とミドルテンポの曲の使い分けもしっかりできる。
それと高音デスボイスが他バンドとの差別化に一役買っている。ノーマルボイスも使う。
時期さえ良ければ日本盤が出るレベルだった。

個人的にはポストSOILWORKの筆頭株として期待していたが、ごっそりメンバーチェンジがあり、これ以降の作品は悪くはないが少々面白くない。


NONEXIST (2013-02-10 22:47:38)

無いと思っていた2ndアルバムが配信にてリリースされました。

YouTubeで新作から「Dark and Tortured Universe」と「Fire at Will」が聴けますので、興味のある方はお試し下さいませ。


NONEXIST (2013-06-12 02:02:19)

配信のみで手に入れづらい状態でしたが、日本盤が発売される模様です(2013/6/19)。
さすがトゥルーパーでございます。


NONEXIST - Deus Deceptor ★★★ (2011-07-18 18:33:59)

Voがヨハンってのはもはやオマケ。
曲のかっこよさで勝負できる。
メロデスっちゃあメロデスだが、若干デスラッシュ寄りの音でキレがあるのが良し。
思い切り突き抜けた曲はないんだけど、全曲聴きどころがあって退屈な曲がない。
いや~、このギタリストはかなりのヤリ手だねぇ。

ARCH ENEMYよりDARKANEとか好きな人の方がハマるのでは。


NONEXIST - From My Cold Dead Hands ★★★ (2013-02-10 22:39:31)

まさかの2nd。10年ぶりの2012年リリース。
今のところデジタル配信のみの発売かと思われます。iTunesかAmazonでどうぞ。

変わらずヨハン・リーヴァ(ex-ARCH ENEMY)とヨハン・レインホルツ(ANDROMEDA)がメイン。
広く見ればメロデスの範疇だが、テクニカルなギターが非常に多くフィーチャーされているので、もろにメロデスという感じはしない。
メロデスとプログレデスの中間といったところ。
VoはBurning Bridgesの時ほど鬼気迫る感じではないが、ちょっと上手くなってる。
印象としてはARCH ENEMYの1st、2ndの頃に近い声だが。
それで、もう一方のヨハン、レインホルツの方であるが、本職のANDROMEDAより気合い入っちゃってるのか?
完全にこういうアグレッシヴなギターの方がしっくりくる。
ザクザクいわしたり、ピロったり、泣かせたり、もう縦横無尽に弾きまくる。
やっぱこの人やるねぇ。
硬派なプログレ・メロデスの良作でございました。


NORTHER - Circle Regenerated ★★ (2013-02-18 01:29:12)

この作品を最後に解散、結果としてラストアルバムとなった6th(2011)。
ペトリ(G・Vo)も抜けている状態なので、勝負の一枚ではある。

前作「N」路線を継承、変わらずクリーンボイスも使っている。
ちなみに新Voは元IMPERANONでペトリとほぼ同タイプ。
攻撃性は少し薄れていて、敏腕キーボーディストがフル稼働の冷気メロデスな印象。
そしてNAILDOWNからいらっしゃった新Gはなかなかお上手。
ギターソロはメロディアスで好ましい。
全体的にデキは良いが、爆発力は少し足りないかもしれない。
③Truth、⑤Break Myself Away、⑨The Last Timeあたりがハイライトかな。


NOVEMBRE (2016-01-17 00:08:19)

2016年4月にピースヴィルから新譜が出る模様。
待ちかねたわい。


NOVEMBRE - The Blue ★★★ (2014-04-18 21:24:58)

よくOPETHと比較されるNOVEMBRE。
このアルバムのジャケ、サウンドの美意識の高さがそうさせるんでしょう。

鬱々とした空気と美しいメロディーが大爆発の良盤。
アルバムを支配する哭きメロと冷たいムードは、イタリアのバンドとは思えないほどの北欧感である。
ANATHEMAとSWALLOW THE SUNの中間をゆくようなイメージだろうか。
叙情ゴシックデスの最高峰。


OLD MAN'S CHILD - Slaves of the World ★★ (2012-07-11 20:19:05)

09年7thアルバム。
今までの高品質シンフォブラックにデスラッシュ風味を追加。
ドラムにピーター・ウィルドアーを召喚しているあたり、その本気度がうかがえる。
相変わらず素晴らしい鬼ドラミングである。
過去の作品に比べれば華やかさは控えめなものの、怒涛の疾走感とキラキラが同居する良盤となった。


OPETH - Damnation ★★★ (2011-05-11 01:03:58)

OPETHの綺麗なところだけ聴きたい。
その要望に応えるアルバム。

もう一枚くらいこんなアルバムを作ってくれていい。歓迎する。


OPETH - Heritage ★★★ (2011-10-07 17:19:43)

2011発表の10作目。
Damnation以来の非デス・本気プログレモードです。
デス声は不使用だがDamnationと違ってディストーションは使用。

最長の曲で8分、あとは4、5、6分でまとめていてOPETHにしてみればコンパクト。
ジャケのレトロな雰囲気よろしく、音も若干くぐもった感じなのが心地よい。
非常に奥行きのあるサウンドで、ヘッドホンで聴くといろんなとこから音が飛んでくるのが分かる。
メロディーはいつものOPETH節だけど、フレーズのバリエーションも増えて前作で感じたマンネリ感は打開できたと思う。
全てのパートが大活躍する幻想的美メロプログレ。

10作目にして到達した会心の一枚。


OPETH - Sorceress - Era ★★★ (2019-01-10 22:54:22)

OPETH史上最もメジャー感ある一曲に。
哀愁ロックかな?というムードで子気味よく走る。
この曲はANATHEMAと同じフィールドだ。


OPUS AVANTRA - Introspezione - Donella Del Monaco ★★ (2012-12-03 03:01:38)

クラシックの格調高い雰囲気を多分に残していて、いかにも前衛って感じはないかな。
もちろん「型」を壊そうとしているのはよくわかる。
フリージャズのように弾き狂うピアノや、アドリブ臭プンプンの演奏とか歌とか。
それでも全体像は何か演劇というか、舞台というか、ひとつの見世物のようなイメージでまとまってるんですね。

基本的には上品なピアノが中心の室内音楽ロック。
ちまたで言われてるほど取っつきづらくもないです。


PARADISE LOST - Believe in Nothing ★★ (2011-08-21 01:21:44)

これはもう普通にダークなオルタナティブだ。
メタルよりシューゲイザーあたりの系譜に入りそう。
サイケな雰囲気もあるし、曲もなかなか。

突き抜けた曲はないが、トータルで見ればパラロスでトップクラスの作品。


PARADISE LOST - Faith Divides Us - Death Unites Us - Living With Scars ★★★ (2014-12-26 21:53:00)

リフが最高なり。


PARADISE LOST - Host (2011-06-14 01:17:38)

パラダイスロストの歴史において最も挑戦的だった一枚。
エレクトロ・ロックに偏った作風で、ドラムは打ち込みっぽい質感だし、ギターは控えめ、シンセ中心。
ほんのりと哀感は出ているが、「いかにもゴシック」っていう重さや鬱性は感じない。
それでも、曲自体はかなり良い。
似たような曲が連続するという弱点はあるが。

テクノ/ハウス系が好きな人にアピールしそうなアルバム。


PARADISE LOST - The Anatomy of Melancholy ★★★ (2014-09-20 22:07:24)

2007年のロンドンでのライブ。
とりあえず声を大にして言いたいのは「音質が超イイ」ということである。
ライブ盤というのは得てして音質に泣くものだが、このアルバムは抜群に音が良い。
選曲もほぼベストと呼べる内容で、各アルバムから代表曲がチョイスされている。
世間的には暗黒の時代であろう作品群からも、So Much is LostとMouthが収録されているのは嬉しい。特にMouthは個人的に大好物。
過去の作品をいい音質で聴けるので、非常に重宝します。

以下、CDのトラックリストを参考までに。

Disk 1
1. Intro
2. The Enemy (In Requiem, 2007)
3. Grey (Paradise Lost, 2005)
4. Erased (Symbol Of Life, 2002)
5. Red Shift (Paradise Lost, 2005)
6. So Much is Lost (Host, 1999)
7. Sweetness (Single / Seals the Sense, 1994)
8. Praise Lamented Shade (In Requiem 2007)
9. Pity The Sadness (Shades Of God, 1992)
10. Forever Failure (Draconian Times, 1995)
11. Once Solemn (Draconian Times, 1995)
12. As I Die (Shades Of God, 1992)

Disk 2
1. Embers Fire (Icon, 1993)
2. Mouth (Believe In Nothing, 2001)
3. No Celebration (Symbol Of Life, 2002)
4. Eternal (Gothic, 1991)
5. True Belief (Icon, 1993)
6. One Second (One Second, 1997)
7. The Last Time (Draconian Times, 1995)
8. Gothic (Gothic, 1991)
9. Say Just Words (One Second, 1997)


PARADISE LOST - Tragic Idol ★★ (2012-06-30 00:44:37)

2012年発表の13作目。

ベテランとは思えないほど気合いの入った作品。
一曲目からすこぶるいい感じであります。
90年代前半を思い出させるドゥーミィ・ゴシックで、ノーマルボイスも多用し過ぎず良い塩梅です。
前作が気に入った方は問題なく聴けると思います。
ギターが特に頑張っている印象。素敵。


PARADOX - Collision Course ★★ (2012-02-27 23:34:02)

激烈メロディック・スラッシュ。
帯にはジャーマンだのパワーだの書いてありますが、完全にスラッシュな音楽なので初見の際には注意。
リフと刻みとツインリードのセンスが非常に優秀。
ただのスラッシュというにはあまり攻撃的で、デスラッシュとまではいかないものの相当にアグレッシブ。
それでいてかなりメロも良いので大したものである。
ボーカルもハモりを多用するあたりに好感が持てる。
6~7分というチョイ長めの曲も、展開と良質のリフ&メロでしっかり聴かせる。

なんだったらARCH ENEMYとか初期SOILWORKが好きだなんていう人にも手を出して欲しいバンド。


PERSEFONE - Core ★★ (2011-10-23 18:18:41)

文字通りシンフォ・プログレ・デス。
思い切りプログレ化したSKYFIREと言うか、長尺のTHEORY IN PRACTICEと言うか。
あるいはデス版DREAM THEATERか。
なんにせよ雰囲気モノではなく、割合弾きまくる印象の方が強い。
大雑把に言うと、良質なキラデスが延々と続くという感じだ。
曲は尋常ではなく長いが、個々のフレーズがハッキリしているので、冗長だとはあまり思わなかった。

自分の感覚だとOPETHっぽさはほぼ感じなかった。
むしろクサいものが好き、という人の方がこのアルバムに入りやすそうな気がする。


PERSEFONE - Spiritual Migration ★★ (2013-06-28 19:33:50)

2013年発表の4thアルバム。
SKYFIREとともにプログレ・キラデス道をひた進むPERSEFONE。
随所に散りばめられたギターとキーボードのユニゾンがなんとも素敵である。
あまりにもメロディーを垂れ流しているので「この曲にはこのフレーズ」というのは感じにくいものの、逆に「雰囲気モノ」として機能するかもしれない。
全体を流れるメロディーの質は高く、メロデス愛好家の皆様には基本的に満足いただけそう。
デス・クリーンボイスの使い分け、シンセの多彩な音選択、特に和風な音は良いスパイス。


PESTILENCE - Testimony of the Ancients ★★★ (2014-04-04 21:16:26)

スラッシュからデスが生まれた80年代末~90年代の初めの名盤。
91年発表のこのアルバム、今となってはプログレデス、メロデス、デスラッシュと細分化されたものが全て詰まっている。なんならメロブラっぽさもある。
疾走感と重厚なリフ、ダークな雰囲気を醸し出すシンセ、その中で異常な輝きを放つギターソロは特に美味。

同時期に活躍したDEATH、OBITUARY、CYNIC、MORBID ANGELらに比べて知名度は低いと思われるが、あくまで「知られていない」というだけのことで、音楽的には素晴らしい。


PIG DESTROYER - 38 Counts of Battery ★★ (2011-09-10 18:28:13)

1stにシングル・デモ・カヴァー等がくっついたアルバム。
PROWLER IN THE YARD(日本盤)の2枚目とも言える。

1分を切る曲だらけのグラインドである。
しかしまあ音圧がすげぇ。
ベースとドラムが大砲みたいに響くんだわ。
激重。


PLAGUES - OUR RUSTY WAGON ★★★ (2013-01-11 00:50:38)

2010年に出た再録ベスト。

各アルバムの代表曲が「今」の音で聴ける。
いやはや、年をくってもなおカッコイイPLAGUES。
なんせ新曲プルメリア・レイがクソ素晴らしい。


PLAGUES - OUR RUSTY WAGON - プルメリア・レイ ★★★ (2013-01-15 18:45:58)

これはヤバい。
何回でもリピートしてしまう。


POISONBLACK - A Dead Heavy Day ★★ (2014-11-16 01:01:26)

ご存知、ヴィレ・レイヒアラ率いるバンドの3rdアルバム(2008)。

SENTENCEDは慟哭、絶望というような、行き場のない悲しみを感じさせる音であった。
このアルバムは叙情、哀愁といった寂しさの中に、希望も感じさせるメロディーの印象だ。
骨太なヘヴィネス、ブルージーなテイスト、アップテンポな曲も多く、もはや「ゴシック」にカテゴライズするのは適当ではなさそうだ。
正統派というか、かなりヘヴィメタル然とした作品のように思われる。

鬱々としたものをヴィレに求めたい気持ちもあるが、こういう素直にかっこいいと言えるものも歓迎だ。


POLYSICS - KARATE HOUSE ★★ (2011-08-07 02:46:46)

07年発表8thフル。

しっちゃかめっちゃか度は普段より低め。
キャッチーなシングル曲が耳に残る。
「サイボーグ彼女」のようなふざけきった曲もあるけど。


POPOL VUH (2012-11-11 01:26:14)

フローリアン・フリッケによるクラウトロック/プログレユニット。
Tangerine DreamやAsh Ra TempelやKlaus SchulzeやCanやNeu!やkraftwerkらとクラウトロック黎明期に現れたポポル・ヴー。
ただ前述した方々よりも電子音楽からの脱却が早く、民族、宗教のエッセンスの入ったプログレと化した。

Klaus Schulze曰く
"Florian was and remains an important forerunner of contemporary ethnic and religious music."
とのこと。
というか、フローリアンがクラウス・シュルツに自分のシンセ機材をあげたらしい。


POPOL VUH - Affenstunde ★★★ (2012-11-12 23:14:21)

1970年発表の1stアルバム。
テクノ/アンビエント、クラウトロックの源流のひとつ。
ムーグシンセを世界で最も早く取り入れたと言われている模様。

シンセとパーカッションと環境音(鳥の鳴き声とか)のみの構成。
身近な自然音と機械的な電子音との融合は、現実と非現実をさまようイメージか。
基本的に同じフレーズの繰り返しとなるので、この空気感に陶酔できるかがキモ。
歴史的に見て重要な一枚だが、この手の音楽は“音フェチ”にしかオススメしづらいのが正直なところ。


POPOL VUH - Hosianna Mantra ★★ (2012-11-11 00:19:42)

1972年発表の3rd。
1stの「AFFENSTUNDE」、2ndの「In Den Gärten Pharaos」はもろにクラウト、シンセミュージック。
このアルバム以降は趣が変わってくる。

ピアノとギター中心とした演奏に、女声が神々しく響く。
特にギターのとろけっぷりが脳内麻薬を大量発生させそうな勢いである。
宗教チックで神秘的な雰囲気がポポル・ヴーの特徴。
転換期となったアルバムゆえ外せない一枚。ただ、個人的にはこれより後の作品の方が好み。


POPOL VUH - In den Gärten Pharaos ★★ (2012-11-11 00:30:37)

1971年、ポポル・ヴーの2nd。邦題「ファラオの庭にて」。

とりあえず2曲目のVuh。2曲しか入ってないけど。
Vuhが強烈。
荘厳に鳴るシンセからのパーカッション&ノイズ。
文字にしたらまあそれだけなんだが、この20分の高揚感がたまらんのである。


POPOL VUH - In den Gärten Pharaos - Vuh ★★★ (2012-11-11 00:33:18)

まっこと70年代のドイツはたまらんぜよ。
シンセ&パーカッション天国。


PORTISHEAD - Third ★★★ (2014-09-13 22:44:04)

前作Portisheadからおよそ10年ぶりの3rdアルバム(2008)。
Massive Attackらとともにブリストル・サウンドやらトリップ・ホップなどと呼ばれた。
が、それらの名称はあくまでその時に作られた言葉で、今ではエレクトロニカに括られる。

10年経っても基本的には変わらない。
幽玄なる、暗黒エレクトロニカである。
静かに迫る音の波が不安を煽る。
憂いを帯びたヴォーカルも悲しげで美しい。


PRIMAL ROCK REBELLION (2013-01-20 21:42:40)

IRON MAIDENのエイドリアン・スミスとSikThのマイキー・グッドマンによる英国プロジェクト。
需要があるのか無いのかよくわからん組み合わせである。


PRIMAL ROCK REBELLION - Awoken Broken (2013-01-20 22:14:29)

IRON MAIDENのギターとSikThのVoによる1stアルバム。

SikThはメイデンのカバーをしていたとはいえ、まさかこんなプロジェクトをやるとは。
問題の音であるが、メイデンのわかりやすいギタメロなメタルでもなければ、シクスの超絶テクカオスでもない。
こう言っちゃあアレだが、フツーのメタルなのである。ちょっとキツめに言えばあまり面白くないのである。
マイキー普通に歌うと結構いい感じだなぁとか、エイドリアンがこんなフレーズ弾くのかぁとかそういう面白みはあるけど、あまりエキサイトする曲が無いんですよね…。
実際鳴ってるギターは悪くないし、ボーカルも相変わらす色々な声出してるし、なんだけど良いと思った曲は正直②No Place Like Homeくらいという。
他はミドルテンポの曲なんだけど、フックが足らんかな。
うーん、ちょっと…中途半端なアルバムだったか…。

ちなみに、ドラムはSikThのDan'Loord'Foordが叩いている。


PRIMAL SCREAM - Evil Heat ★★ (2011-07-08 03:42:55)

基本的にはエレクトロ・ロック。
中にはフツーにパンクロックしてる曲もある。
無機質系のシンセにノイズを叩き込んでるのがかっこいい。

BOOM BOOM SATELLITESとも共通項があるな。


PRINCE - The Rainbow Children ★★★ (2013-09-12 00:32:20)

プリンスの2002年発表作。
作り込みが尋常ではない。そこいらのプログレバンドなんぞ廃業に追い込まれるレベルである。
ジャズがかなり強めに出ているが、ファンク・ロックの軽快さもある。
なにやら壮大な詩を歌っているのにメロディーの耳馴染みは非常に良い。
様々なジャンルを取り込むセンスにおいて、プリンスの右に出るものはいないなぁと痛感させられる。
ごった煮ロックの金字塔。


PRO-PAIN - Round 6 (2011-07-16 03:26:56)

ほどよく走るパワーメタル。
ザクザク刻むリフにゴッツい声で押しまくる。がVoが単調すぎる。
疾走感は気持ち良いものだが、Voに変化が欲しい。
アルバム一枚通して聴くには少々退屈か。


PROBOT - Probot ★★★ (2012-02-15 02:06:57)

ゲスト多めの企画モノだけどサウンドは一本しっかり筋が通ってるので、よくまとまったアルバム。

HIGH ON FIREとか、ストーナー派生のゴリゴリメタルに近いかな。
とにかくゴツい骨太なメタルで、リー・ドリアンもいるし、CATHEDRALが好きな人に特にアピールしそう。


PROTEST THE HERO - Scurrilous (2011-08-09 18:25:31)

歌はメロスピ。演奏はテクニカル・コア(メロパワ風味)。
意味が分からない?
そうです。そういう奴なんです。
ピロピロいうくせに硬質なんです。


QUEENS OF THE STONE AGE - Lullabies to Paralyze ★★ (2011-04-13 00:13:34)

根底にあるのはBLACK SABATH。けど、そこまで陰鬱ではない。
このアルバムは「軽快かつグルーヴィな、耳当たりの良いサバス・ロック」という感じ。
生暖かい音質と小気味良いリフが心地いい。


QUEENS OF THE STONE AGE - Villains ★★★ (2017-12-23 01:06:23)

ジョシュ・オムはアイオミ師匠に匹敵する最高のリフメイカーじゃなかろうか。
独特のリズム、ひねり、うねり、並のものではない。

KYUSSという過去があるだけに、これだけキャッチーになっても頑固な音楽フリークをねじ伏せる説得力があろう。


QUEENS OF THE STONE AGE - Villains - The Way You Used to Do ★★★ (2017-12-23 01:06:59)

今年No.1のリフです。


RADIOHEAD - In Rainbows ★★ (2011-04-13 00:35:29)

「音の重ね方」が巧み。

各パートがどんどん重なっていって、一つの集合体になった時の綺麗さこそ彼らの生命線。


RAGE AGAINST THE MACHINE - Evil Empire - Snakecharmer ★★ (2011-06-04 19:42:46)

ちょいとアップテンポ。リズム隊がたまらんわ。


RAGE AGAINST THE MACHINE - Rage Against the Machine ★★★ (2011-06-04 19:54:02)

稀代のグルーヴ&リフ職人集団。
1stにしてほぼ完成している。

後の作品になっても、リフのアイデアが一切枯渇しないのがスゴイところだ。
RAGEはどのアルバムから聴き始めても構わない。


RALPH SANTOLLA - Shaolin Monks in the Temple of Metal ★★★ (2018-06-28 17:10:33)

MILLENIUMのHeaven Sentの泣きソロに心を打たれ、このアルバムが出たときには
「まるまるラルフのギターが味わえるなんて最高じゃないか!」とわざわざ新品で買った思い出があります。
ギタリストのソロアルバムってやや飽きがきやすいんですけど、これはちょくちょく聴きますね。

本当に「メロディアスなギターソロ」を弾かせたらラルフの右に出るものはいないと思います。
世の中に手クセだらけの糞つまらないギターソロはゴマンとありますが、ラルフの良さは「一つ一つ音を紡いでいる感じ」なんですよね。


RIOW ARAI - Beat Braceret ★★ (2013-02-28 01:06:38)

メロディーが薄めで、とにかく強靭なビートが支配する一枚。
一見地味に映るかもしれないアルバムだが、このシンプルさが魅力だろう。
シンプルでありながら緻密、というのがRIOW ARAIの素晴らしいところで、音の組み立ての巧さは抜群なのである。
ただテンポの触れ幅が小さいので、アルバム全体の波が小さいのは少し残念か。


RIOW ARAI - Electric Emerald ★★ (2013-02-28 01:23:41)

シンセ多めでメロディックな作品。
フロントミッション路線を求めるならこのアルバム。
逆にドラム系の音は比較的目立たないので、バッキバキの音を期待すると物足りない。


RIOW ARAI - Front Mission Alternative Original Soundtrack ★★★ (2013-02-28 01:14:31)

FM ALTERNATIVEは面白いゲームであったが、やはりこの音楽があってこそ。
最初のステージで「音楽いいなぁ…」と感じ、なんとしてもスタッフロールで作曲者を確かめようと思った次第である。

さておき、収録曲は16曲でゲームの音源を全て網羅できてはいない。
漏れた曲の中にも聴きたいものが多く、ぜひとも全曲収録してほしかった。
しかし、ゲーム音楽としてもテクノとしても上質な一枚であることに変わりはない。
個人的なことだが、自分のテクノ系統の目覚めはコレだった。


RODRIGO Y GABRIELA - Rodrigo y Gabriela - Tamacun ★★★ (2016-10-22 21:22:51)

哀愁ギターラ!
リピートを誘います。


ROSSO - Emissions ★★★ (2011-07-10 01:58:31)

ROSSOの最高傑作。

クールすぎる演奏と爆発力のある①眠らないジル
絶妙な間と秀逸なベースライン、激情のラストパートを持つ②ROOSTER
はじけたチバのヴォーカルと問答無用のグルーヴ③WALL
モノトーンの世界、タメの美学④発光

圧倒的な緊張感の4曲。


RWAKE - Voices of Omens ★★★ (2012-06-07 03:12:28)

アメリカ産スラッジ/ドゥームの日本デビューとなる2nd。2007年作品。

このテのバンドにしては珍しく程良いメロディーがあり、アコギなんかも導入してくるのがとてもイイ。
それでいて日和った感もなく、とことんダークで退廃的な雰囲気を醸し出しているのは職人芸レベル。
ズルズルと這いずるようなリフとバタバタいってるドラムとVoの絶叫がたまらんことよ。


SADIST - Hyaena ★★★ (2018-09-12 23:51:24)

イタリアン・プログレデスの重鎮。安定のSADISTですよ。

もうDEATHもいないしCYNICも寡作だし、フレットレスベースがブリブリ言ってるのが嬉しくてね。
テクデスやブルデスみたいにゴチャっとせず隙間のある音。
急に来るキラキラシンセ。
それにトライバルなビート。
初期の頃みたいな、いわばゲームミュージックばりのシンセももっと放り込んでいいのよ。
相変わらず素敵。


SENTENCED - The Cold White Light ★★★ (2011-05-02 01:26:11)

乱暴な言い方をすれば、「SENTENCEDはこのアルバムだけ聴けばいい」。

それほど彼らのキャリアにおいてズバ抜けた作品。
ヴィレの歌唱も、サミとミーカのギターも、圧倒的にいい。


SENTENCED - The Funeral Album - End of the Road ★★★ (2015-12-28 23:55:36)

ミーカ・テンクラ、最期のギター。
このアルバム、このバンドは彼の演奏で終焉を迎える。
バンドのメロディーの源泉であった男は、ラスト1秒まで最高の音を奏でた。


SERPENT - Cradle Of Insanity ★★ (2012-01-14 20:34:35)

STAND ABLAZE症候群にかかった日本人の本気。
恐ろしいことに、音質までSTAND ABLAZEだぜ。
どこまでいってもギタメロ乱舞。純度100%のクサメロデス。
行くとこまで行った一枚。

深さもへったくれもねえ、ある意味でMANOWAR的(褒)。


SHADOWS FALL - The War Within ★★ (2014-04-04 23:07:37)

よく整ったアメリカンメタルコア。
KsEほど歌に爆発力がないのが残念。
皆さんの言うようにコレという曲はないのだが、なんだかんだで高品質なので意外と再聴性はある。

この手のサウンドはメロデスの影響下にはあるけれども、やっぱりアメリカの本質は「陽」なんですな。
そんなでスカンジナビアンの「陰」な悲愴感が恋しくなるわけですわ。


SHUGO TOKUMARU - Exit ★★★ (2012-03-14 02:29:05)

最も取っつきやすいであろう3rd。

インストゥルメンタル重視の1stと2ndとは違い、歌もわかりやすく盛り込んだアルバム。
卓越した技術のアコギで軽やかに疾走する①Parachuteで掴みはOK。
恥ずかしげもなく言うと、ウキウキするってのはこんな感じですよ。
楽器の使い分けがうまく、一曲一曲がとても楽しい。


SHUGO TOKUMARU - L.S.T. ★★★ (2012-03-14 02:10:58)

トクマルシューゴの2ndアルバム。

①Mistだけでドリーミー、ノスタルジック、メルヘンチックな空間へと連れてってくれる。
アコースティックの音色に、いろいろな楽器やら玩具やらの音が心地よく鳴って、正に夢見心地。
宅録の異常進化、日本より先に世界で絶賛された極上のポップミュージック。
何かダニエル・ジョンストンの血も入ってそうな感じだ。


SHUGO TOKUMARU - L.S.T. - Mist ★★★ (2012-03-14 02:13:24)

いや~、気持ちいい。
イントロと間奏部分は間違いなく別世界へと誘ってくれる。


SHUGO TOKUMARU - Rum Hee ★★★ (2012-03-14 02:39:20)

EXITとPORT ENTROPYの間に発表されたミニアルバム。

とにかく楽器が鳴りまくりでキラキラと華やかな冒頭の2曲。
鉄琴の音が印象的なRum Hee、思わず口ずさみたくなるコーラスのAlaskaは名曲。
新録の3曲はアコギがメインのアレンジになっていて軽快な雰囲気。

PORT ENTROPYに収録されていないAlaskaが特にオススメ。


SIKTH (2013-01-20 22:27:20)

復活するかもしれない。
頼む、3rdアルバム出してくれ。

https://www.facebook.com/sikthofficial?sk=app_190322544333196


SIKTH (2014-06-01 09:18:16)

うおー!
来日決定らしい。

2014/10/11(土)・10/12(日)、渋谷CYCLONEにて。