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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400

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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400
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SIKTH - The Future in Whose Eyes? ★★ (2017-07-28 23:13:50)

2017年、11年ぶりのフルアルバム。

やった!SIKTHのアルバムだ!
これでペリフェリーもプロテストザヒーローも用なしだぜ!うほーい!

と思ったりもしたのですが、ジャスティン(Vo)が脱退してPINのプロジェクトAliasesから新Voが加入。
正直に言いますと、ちょいと物足りんのです。悪くはないもののマイキーの声に対してクセが無さすぎるかな。
マイキーの奇天烈爬虫類ヴォイスと、ジャスティンの天上エモヴォイスから生み出されるカタルシスには遠く及ばないという。
サウンド的には2ndと前作のミニアルバムからさほど変わりなく、安定のSIKTHクオリティです。
ただ、今のメタリックなギターサウンドも良いのですが、1stのようないくらかソリッドでシャープな質感が恋しくもあります。


SIKTH - The Trees Are Dead & Dried Out Wait for Something Wild ★★★ (2011-08-09 04:21:15)

強烈なデビューアルバム。この多彩さはなんなんだ。
他に類を見ないスタイルは、停滞するシーンの中で遥か先に行っている。
カオスって単語がここまで似合うバンドも珍しいわ。
ニック・ケイヴのカバー曲のTUPELOなんて、アルバムに馴染みすぎて原曲知らん人にはカバーだと気づかれないんじゃないか。

しかしスタジオアルバムは2枚だけで解散。無念。
ソングライティングも演奏も異常なレベルのバンドだったので、もっと先が見たかった


SIMON & GARFUNKEL - Wednesday Morning, 3 A.M. ★★ (2011-07-08 03:51:58)

全編気持ちのいいアコースティック・ポップ。
ヴォーカルのハーモニーを楽しむ一枚。


SINERGY - Beware the Heavens ★★ (2011-05-11 01:15:58)

アレキシとイェスパーという組み合わせが奇跡的。
いっそのこと一流のデスヴォイスを乗っけて、激クサメロデスにしたほうがテンション上がる気がする。


SINERGY - Suicide by My Side - The Sin Trade ★★★ (2018-11-06 21:52:15)

アルバム中随一のバッキングとソロの展開美。
I Spit と甲乙付け難し。


SIX FEET UNDER - Haunted ★★ (2012-05-31 03:00:19)

元CANNIBAL CORPSEのクリス・バーンズ
OBITUARYのアレン・ウェスト
元DEATHテリー・バトラー
と、揃いに揃ったメンツであるが、やっているのはミドルテンポのデス。走らないデス。
ENTOMBEDと全然違うけどこれもDeath'n Roll。クリスの声がデスり過ぎててロール感薄れるけど。
④Still Aliveのズンタンズズタンてドラムはデスにあるまじき行為だと思うよ。
それが良いんだけど。

「もう疾走はいいよ…」と何かを悟って賢者と化してしまった人のための一枚。


SKYCLAD - The Answer Machine? ★★ (2013-01-24 23:31:02)

フォーク・トラッドメタルの始祖SKYCLAD、1997年の8作目。
SKYCLADの作品中、最も民謡度が高いであろう一枚。

コルピはワイワイ感が強すぎるし、ムーンソロウはデス声だし、もうちょっと落ち着いてフォークメタルを楽しみたい。
という時のこのアルバム。
フィドルが主旋律を奏でることが多く、アコギも多め。メタル度が低いのが逆に好ましい。
土着的なメロディーばかりで、なんと心の和むことよ。
ミドルテンポの曲が中心でしっかりとメロディーを聴かせるのである。
その中でも数少ない疾走曲、⑦Eirenarchのギターソロがフィドルとのユニゾンでこれまたシビレる。

もう少しメタル感が欲しい時は10thのFolkémon、11thのA Semblance of Normalityをオススメします。


SKYFIRE - Esoteric (2012-01-10 01:13:32)

日本盤は出なかったものの、これまでのSKYFIRE作品と比べて遜色ない出来。
及第点はあげられます。
ただ、良くも悪くも今までどおりの音なので、際立った目新しさは無い。

相変わらずキラキラ疾走してるんだけど、1stや2ndの頃の過剰なまでのクサメロを思い出すと、ちょっと物足りない感じもするかな。
もっとクサくしちゃっていいんだよ?


SKYFIRE - Timeless Departure ★★ (2011-07-18 18:11:23)

こんなにキラキラとクサくしてしまって…、けしからん奴。
シンセ重ねすぎてやかましいほどです。
Voはギャーギャーやかましいです。

だけどこの業界(クサメタル業界)、やりすぎてなんぼですわ。


SLEEP - Dopesmoker ★★★ (2011-09-17 04:31:51)

展開不要、疾走無用のエンドレス・ストーナー。
ほぼ一つのリフで1時間。
なんだこれは?修行か?忍耐か?退屈か?
はたまた快感か?恍惚か?


SOILENT GREEN - A Deleted Symphony for the Beaten Down ★★★ (2011-08-12 02:23:40)

粘っこい重リフと突発的な疾走を織り交ぜて、しっかり緩急を付けているのがイイ。
普通にドゥームなところもある。
全体的にはもったりしているパートの方が若干多いかもしれない。
そこはスラッジの雄EYEHATEGODのメンバーが絡んでるからか。

とことん焦らす。
焦らして焦らして、疾走しない。たまらんぜ。


SOILWORK (2013-02-10 18:05:14)

オフィシャルで新作からSpectrum Of EternityとThis Momentary Blissという2曲が聴けます。
かなりいい感触です。
2曲とも一枚目に収録されているようですが、この一枚目がSOILWORKの王道を行くものであるとすれば、二枚目は実験的な事をしていて欲しいという希望を持っています。


SOILWORK - A Predator's Portrait - Like the Average Stalker ★★★ (2014-12-30 18:25:50)

この曲を名曲たらしめているのは、ヘンリー・ランタのドラミングなのである(断言)。


SOILWORK - Live in the Heart of Helsinki ★★ (2016-10-29 20:31:05)

Living Infiniteリリース後の、2014年のライブ。
全アルバムから曲が入ってるのが特徴。
Like The Average Stalker・As We Speak・Overlordという
俺的「優秀な2曲目」が勢揃いなのは美味。
ビョーンの歌い分けも見事だし、演奏、音質共に問題なし。
ただ、メンバーもコーラス参加した方がええんちゃう?とは思うけどもね。
スタジオ盤はけっこうボーカル重ねてるんだし。

自分がナマでソイルワークを見たのは2003年のボドムとのライブだった。
あの時はピーターとフレニングとヘンリーランタがいて…、と思い出さずにはいられない。
それから10年以上も経ってるんだなぁ。
新しいギターの二人も定着して頑張って欲しいもんです。
ビョーン、フリンク、スヴェンは変わらずに居て欲しいもんです。


SOILWORK - Natural Born Chaos ★★★ (2011-06-04 18:40:22)

3rdで変化の兆しを見せてはいたが、ここで本格化。
ノーマル&デスヴォイス混在型のメタルはここが頂点。

これが発表された後に腐るほど亜流のメタルコアが出てくるが、このスタイルを昇華させたものはまだない。
というよりSOILWORK本人ですら次のステップには進めていない。


SOILWORK - The Living Infinite ★★ (2013-03-05 01:09:23)

ピーター・ウィッチャーズが再び抜けての9thアルバム。
約40分のディスクが2枚。トータル80分強のボリューム。

前作をそのままブラッシュアップしたような曲調。
ギターフレーズの多彩さはピーターに軍配が上がるが、曲自体は前作を下回っている訳ではない。
素直にかっこいいと言えるアルバムだろう。
しかし、かっこいいという事と印象に残るという事は別の話。
3rd~5thの頃と比べてしまうと、頭から離れなくなるようなリフ、歌は少ない。
アコギ、キーボードが効果的な「The Living Infinite I」、頭からクリーンボイスの「The Windswept Mercy」などは良かった。
統一感のあるアルバムに仕上がったが、逆にこの大ボリュームだと、もっと振れ幅があった方が良かったのではないか。
もっとディストーション以外のエフェクトやアコースティック、キーボードなどをアクセントに効かせて欲しい。

文句、というか要望が出てしまうが、この作品は良く出来てる。
メロディー、アグレッション、共に高水準であり、かっこいいことは間違いない。
ただ、まだまだ良くなる余地があるハズ。


SOILWORK - The Living Infinite - This Momentary Bliss ★★★ (2013-03-13 18:48:47)

Needlefeast系。
ギターは無論かっこいい。


SOILWORK - The Panic Broadcast ★★ (2011-03-22 03:47:22)

やはりピーター再加入による恩恵は大きい。
ちょっと「ひねくれた」フレーズを作れるのがピーターの良いところ。
①のサビ裏や②のリフを聴いただけで、「ピーター戻ってきてよかったな」と思える。

音質にしても前作よりマイルド且つソリッドになっていて、個人的にはこういう音の方がこのバンドには合っていると思う。

ただ、distortion sleep、as we speak、overlordのようなKeyやVoにフォーカスした、よりキャッチーな曲をもっと書いてほしい。
ギタリストだけでなく、超有能なVoビョーン&Keyスヴェンがいるんだから、そのアドバンテージが活かせるはず。
より差別化できるし。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★★ (2016-03-05 00:08:23)

2008年以降のリマスター盤について。

基本となる10曲にMarry-LouとLetter to Dana(Return To Sender(2008ver)を標準装備。
かつてはボーナストラックだったメリールーですが、日本人にとっては大事な一曲。
なので「Marry-Louありき」のECLIPTICAというのは嬉しい。
もちろんリマスター効果が一番高いのもメリールーです。

Letter to Danaの2008年Verは、悲しみに暮れているような感じ。
オリジナルは切ないような、懐かしむような感じでしたが、随分雰囲気が違います。


SONATA ARCTICA - Ecliptica - Revisited ★★ (2015-01-31 22:56:28)

メロパワ界の名盤である1stをリレコーディング(2014)。
オリジナルのECLIPTICAから15年。彼らも年をとり私も年をとった。
初めて聴いたのが高校生の頃で、今やそんな自分も三十路を越えてしまった。

大幅なアレンジなどは無く、おおよそ原曲に忠実な音。
キーを下げていること、歌いまわし、ソロのフレージングなどが主な変化。
で、彼らが失ったものをあえて列挙してみよう。
【青クサさ・勢い(疾走感)・超絶ハイトーン・重ねまくりのコーラス】と、こんなところか。
ギターもカドがとれたマイルドな音だ。
こう書いていて我ながら「このアルバムに意味あんのか?」と思うほど失ったものは多い。
が、自分としては気に入っているのである。意外にもツボを突いてくる。
言うまでもなく素材は抜群で、調理法が変わったのが今作のキモだ。
特にミドル、バラードの②④⑥⑦は経験を活かして新しい魅力が出ている。
疾走系の曲も悪くないと思った。ハイトーンもけっこうしっかり出ている(昔が高すぎた)。
あと、この作品の収穫はヘンリク(KEY)のセンスが良いと確認できたところか。

基本メロパワは青くてなんぼ、クサくてなんぼ、勢いが生命線なので、初めてSONATAを聴くならオリジナルを聴くべき。
ただ、音楽の嗜好が変わって、もうギンギンのメロパワに魅力を感じなくなった人にはいい塩梅かもしれない。


SONATA ARCTICA - For the Sake of Revenge ★★ (2016-10-29 20:50:47)

2005年の日本公演。
まだヤニがいます。

サクセサーに収録されていたライブを思うと、しっかりしたなぁ…と感慨深い。
良い曲の多いソナタだけに、選曲にどうしても不満が出てしまうのが無念なところで。
アッチを立てればコッチが立たずということになってしまいますな。
Reckoning~のツアーなのにAin't Your Fairytaleが入ってないのは悲し。

ちょっとしたアレンジもあって良いライブかと思います。
トニーも声出ているし、歌メロの良いコーラスはやっぱり盛り上がりってしまう。


SONATA ARCTICA - Reckoning Night - Ain't Your Fairytale ★★★ (2016-10-29 21:05:45)

この曲はサビ2つあると思ってます。
ソナタの歌メロ絶頂期。


SONATA ARCTICA - Stones Grow Her Name ★★ (2012-06-30 00:18:40)

さて、2012年発表の7thです。

やはり頑なにミドルテンポ路線を攻め続ける彼らであった。
今もスピードを期待している人にはあまりオススメできない。
しかし、フックは戻りつつある。UNIA以降の作品では一番手応えがある気がする。
なんというか、まだ手放しで絶賛できるアルバムではないんだけど、あと一息でこの路線での会心作が生まれそう。

UNIAは模索段階だったし、前作はちょっと大仰すぎた。
このアルバムでバランスは良くなったと思う。次作こそ期待したい。


SONATA ARCTICA - Successor ★★ (2011-04-10 00:27:02)

とにかくソナタ屈指の名曲「Shy」。

San Sebastian(Original)はタカタルヴィやベストで復活しているけど、Shyはなぜかこれ以降に姿を見せないのが謎。

ライブは演奏の安定感に欠けるものの、原曲よりテンポ10%増しで走っていて、青臭いところが聴く価値アリ。


SONATA ARCTICA - The Days of Grays (2011-05-11 02:01:30)

ソナタの生命線は「歌メロ」。これに尽きる。

UNIAもこのアルバムも歌メロが弱いと言わざるを得ない。
凝った展開とか、オーケストラとか、壮大だとか、それもいいけど、それよか良質な「歌もの」が欲しい。
スピードの有無、曲調の如何に関わらず、思わず一緒に歌いたくなるような歌とコーラスこそがソナタの魅力というのが自分の見解。

このアルバム演奏面は良く出来てると思うが、ライブで大合唱が起こりそうな曲は、無い。


SORROW OF TRANQUILITY - Empire From Darkness ★★ (2014-12-21 10:02:06)

ジャパニーズメロデス四天王の一角をなす。
(Serpent、Shadow、Sorrow Of Tranquillity、Blood Stain Child)
Spikefarmからのオファーを蹴ったという暴挙を犯した経歴がある模様(Wiki参照)。

キーボード無しの硬派なイエテボリ系メロデス。
皆さん感じていることだが、ところどころでデジャヴはあるものの、非常に質が高い。
Voの迫力も洋邦関係なしになかなかのものである。
⑤Eternal Truthのイントロのハモリがツボ。


SPITZ - さざなみCD - 桃 ★★★ (2016-07-10 23:32:28)

爽やかな哀愁。
それがスピッツの良いところ。
さざなみのようにサ~っと沁みてくるねぇ。


SPITZ - ハチミツ - ロビンソン ★★★ (2011-08-04 00:30:32)

ロマンティックにもほどがある。
イントロとサビは絶品なり。


STEVIE RAY VAUGHAN - Couldn't Stand the Weather - Scuttle Buttin' ★★★ (2014-03-08 23:11:56)

この曲が弾けるようになったら、我がギター人生にほぼ悔いが残らない。


SUEDE - Bloodsports ★★★ (2015-01-19 00:49:19)

11年ぶりの新作(2013)。

ブレットの言うSuedeの武器、「ダークなギターと、最高のコーラス」が存分に発揮されている。
ブランクによる劣化一切なし。
リチャードのギターがギラギラと鳴り響き、ニールのキーボードが色彩を豊かにする。
そしてブレットが高らかに歌い上げるという完璧なSuede像。
大満足。


SUEDE - Bloodsports - Snowblind ★★★ (2015-01-19 00:51:37)

イントロのギターの鳴りが素晴らしいわぁ。
歌も良いし、こんなスウェードがまた聴けるとは嬉しいね。


SUEDE - Head Music ★★ (2013-06-09 23:38:44)

1999年の4枚目。
SUEDEと言えばThe Smiths並みのエロさと耽美感と哀感と倦怠感が売りである。
が、このアルバムは打ち込みの導入もあって、ちょっと生々しさは薄れた。
SUEDEのアルバムの中では、正直イマイチな方かもしれない。
ただ、悪いと言うほどでもないし、④Everything Will Flowはメチャ良い。


SUEDE - Head Music - Everything Will Flow ★★★ (2013-06-09 23:51:06)

沁みますなあ、この歌は。
最後のサビの繰り返しはずっと聴いていたい。
Everything Will Flowっていうフレーズがねぇ…、たまらんねぇ…。


SWALLOW THE SUN - Plague of Butterflies ★★ (2015-04-12 01:31:11)

孤高のドゥームゴシック伝道師が放ったEP(2008)。
新曲が1曲、デモ音源が4曲入りで60分。新曲は34分というとんでもタイムを記録。
デモ音源は荒いテイクではなく、かなり完成に近い形に仕上がっているので、オマケという感じはしない。
もはやフルアルバムだ。

相変わらずフィンランド産の冷気をビンビンに感じさせる。
EToSをスロウにし、哀感を強くしたような雰囲気。
暗黒ヘヴィパートと天国美メロパートの高低差は、いつもどおり相当なもの。
これといって目新しさはないが、この空気とクオリティがあれば満足。


TEN - Return to Evermore - Evermore ★★ (2013-03-14 23:16:34)

香り立つINTO THE ARENA臭。
それにTENらしい薔薇の香りを混ぜれば出来上がり。
わかりやすくて好きですよ。


THE BIG PINK - A Brief History of Love ★★★ (2012-09-16 03:50:30)

英国の二人組による1st。
エレクトロ色も取り込んだ轟音サイケシューゲイザー。
ギョワ~ンと響くギターにエコー効きまくりの陶酔ボーカル。
全体はモヤってる割にビートがくっきりしているのが特徴か。
ジャケと音の一致度は100%。


THE BIRTHDAY - I'm Just a Dog ★★★ (2011-10-03 23:37:57)

11年発表の5thフル。
イマイアキノブに代わりフジイケンジが加入した新体制での初アルバム。

メンバーチェンジ後の一発目でいきなり結果を出してきた。
フジイのギターがすごくいい新風を吹かせていて、完全なロック作品でありながら今までよりもキャッチーでカラフルだ。
これは現段階での最高傑作であると明言できるわ。


THE CLASH - Sandinista! ★★★ (2011-04-04 23:35:59)

自分の中ではこれは良質なポップアルバム。
相当なボリュームだけど、ポール・シムノンのベースが最高に冴えてて退屈さなんて感じない。


THE CROWN - Crowned Unholy ★★★ (2011-09-17 04:17:52)

オリジナルのCrowned In Terrorを100点とする。
そうすると、このCrowned Unholyは120点という感じ。
リズム隊のサウンド強化と「True Line-Up」による破壊力は伊達じゃない。

Voの違いは切れ味のトーマス、迫力・パワーのヨハンといったところ。
どちらもハマってるので実は甲乙つけがたいんですけどね。


THE CROWN - Crowned Unholy - Crowned in Terror ★★★ (2012-06-30 21:22:18)

こちらのバージョンは曲の最後に
「CROWNED UNHOLY!」という叫びが追加されとるのですが、これがクソかっこいいのである。
これがあるために再録盤をオススメしたいのである。


THE CROWN - Deathrace King ★★★ (2011-06-11 20:42:16)

THE HAUNTEDやDIMENTION ZEROと比べても、あらゆる面でこいつらが上回ってくる。
クソ叩きまくりのドラムと、クソ吐き捨てまくりのヴォーカルが勢いあり過ぎ。
突き抜けたアルバム。


THE CROWN - Deathrace King - Blitzkrieg Witchcraft ★★ (2013-05-15 22:19:40)

THE CROWNの良さが如実に表れている曲。
コーラスが燃える。


THE CROWN - Deathrace King - Deathexplosion ★★★ (2011-07-06 02:48:15)

キレっキレだよ。
これ聴けばストレスというストレス全て吹っ飛ばせるという噂。


THE DILLINGER ESCAPE PLAN - Irony is a Dead Scene ★★★ (2011-11-07 03:07:53)

この手のジャンルはあんまり曲数があるとしんどいので、このサイズはベストかもしれん。
演奏のアクの強さをパットン先生が全て受け止め、飲み込んでしまっている次第である。
パットンの器はデカすぎる。

この頃の演奏がDILLINGER史上最も魅力的であったような。
緩急の付け方とか、ね。


THE ELYSIAN FIELDS - We... The Enlightened ★★ (2014-10-18 00:04:59)

ギリシャのメロデスバンドによる2nd(1998)。
邦題は「啓蒙者」。

トレモロ単音リフを多用した初期IN FLAMES型メロデスがベース。
それにピアノ、ヴァイオリンを織り交ぜた耽美感強めの曲が特徴。
総合的に次作の「12 Ablaze」の方が上だが、DARK LUNACY以前の耽美メロデスとして、このアルバムの存在価値は大きい。かも。


THE FALL OF TROY - Doppelgänger ★★ (2011-03-27 17:30:51)

ギター乱舞カオス・エモ。

ほぼギターでメロディを鳴らしているところが特徴。
さすがにMARS VOLTAほど展開は凝っていないが、ひねくれたフレーズをこれでもかと詰め込んだ様は圧巻。


THE HORRORS - Primary Colours ★★★ (2012-02-06 02:16:45)

2009年発表の2nd。
PORTISHEADのジェフ・バーロウと映像監督クリス・カニンガムがプロデュース。
1stのイカレた雰囲気を捨てて、急にJOY DIVISION路線を強化。

②Three Decades聴いて音の響き方、鳴り方が抜群だと。
頭の周りでグルグルと響くサウンドはすごい。
強烈な浮遊感と、ダークでありながらキャッチーさもあるのが良い。
曲よりも、ジェフ・バーロウの音作りが巧み。


THE HORRORS - Strange House ★★ (2012-02-06 01:52:41)

2007年発表の1st。この頃はヴィジュアル面でも注目されていた。

ノイジーなゴス・パンクロック。バンド名の通りホラーな感じ。
シンセも鳴っているが、いい雰囲気作りができていて破壊衝動を妨げてはいない。
個人的にはボーカルがちょっとうるさすぎると思っとります。


THE KINKS - Kinks ★★ (2011-07-13 02:23:39)

1stアルバム。YOU REALLY GOT MEが有名。
英4大バンド(THE BEATLES、The Rolling Stones、The Who)の一角なんて言われたりする。

キンクスっていかにも「イギリス」って感じの音なのよね。
この、まさにガレージ!って音。
ビートルズほど広がりは無いし、ストーンズほど濃くもないけど、イギリス臭さがあるんです、キンクスには。


THE LIBERTINES - Up the Bracket ★★★ (2011-04-12 22:43:39)

危うくて、壊れそうで、セクシーで、ぶっとんでる。
若い時、この瞬間にしかできないアルバムだったろう。
もう一回こんな音を出してくれと言っても、この「感じ」は二度と出せないはず。

だから、再結成はしなくてもいい。
いやまあ、したらしたで嬉しいんだけども、ガッカリしそうな気もする。


THE MAN-EATING TREE - Vine ★★ (2011-10-16 04:43:04)

元SENTENCEDのヴェサ(dr)とミーカ(g)の新バンド。
と言いたところだがミーカは残念ながら他界。ギタリストはPOISONBLACKのヤンネ・マルクス。

完全にSENTENCEDの遺伝子を継承。
POISONBLACKのヴィレはよりヘヴィな路線に行っているが、こちらはもろに泣き重視。
見事なまでに叙情的でメランコリックなコールド・ゴシック。
新しさがあるわけではないが、とりあえず安心の一枚。


THE MIRRAZ - Necessary Evil ★★ (2011-08-30 01:46:36)

自ら曲中で「引用です」と言ってしまうアルバム。

相変わらず字数の多い歌詞と早口のVoは魅力。
1stよりは少し柔らかい音質になって、聴きやすいというか、物足りないというか。
「走れ魔法使い」、「なんだっていい」、「給付金~」、「5.5.5st」などミドルテンポの曲が充実している印象。


THE MIRRAZ - Necessary Evil - Check It Out! Check It Out! Check It Out! Check It Out! ★★★ (2011-08-30 01:54:07)

疾走感と高速ヴォーカルが良い曲。

サビはもちろんBEASTIE BOYSのCH-CHECK IT OUTだ。


THE MIRRAZ - Necessary Evil - なんだっていい////// ★★★ (2011-08-30 01:59:06)

この曲にこそミイラズのアイデンティティーが詰まっている。かもしれない。
そんな気がする。

ふざけきったPVは最高の出来栄えである。


THE MIRRAZ - Oui! Oui! Oui! ★★ (2011-08-30 01:15:29)

ARCTIC MONKEYSの1stに多大なる影響を受けているアルバム。
「『影響』どころかパクリじゃねーか!」と辛辣にツッコむ人には耐えられないでしょう。
とりあえず、このアルバムを聴いて、一曲目を聴いてカッコイイと思えたのなら大丈夫。

俺は畠山氏の言葉選びと、その詰め込み方と歌い方がけっこう好きなので。
曲もかっこいいし。


THE MIRRAZ - Oui! Oui! Oui! - Canのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい ★★★ (2011-08-30 01:18:53)

いやいや、これカッコイイでしょ。

KLAXONSのGRAVITY'S RAIBOWとベースがかぶってるって?
気のせいでしょ。


THE MIRRAZ - Oui! Oui! Oui! - チェンジ!チェンジ!チェンジ!チェンジ!チェンジ! ★★ (2011-08-30 01:25:01)

あれこれやっても結局まんまっていう…。


THE MIRRAZ - Oui! Oui! Oui! - 愛なんかよりもっといいもんがありそうな気がしてきた ★★ (2011-08-30 01:30:01)

一発で覚えられるナイスなサビ。


THE MIRRAZ - Top of the Fuck'n World ★★ (2011-08-30 02:47:28)

ぼちぼちパクリとも言われなくなってきた3rd。
それでも引用したり参考にしたりはあります。
ビートルズとヒップホップの融合、というのがコンセプトらしい。

④⑦⑩に配置されたバラード調の曲がいいアクセントになっている。のだが、これは好みの分かれるところであるかも。
①はアクモンのHumbugを意識したようなリフが案外いい感じ。
もう少しこんな曲があってもよかった。

1stのようなハードさは薄いので、あれが好きな身としては少し物足りない気もする。


THE MIRRAZ - Top of the Fuck'n World - Top of the Fuck'n World ★★★ (2011-08-30 02:50:54)

ダークなリフがいけてる。
コーラスも良い。


THE MIRRAZ - Top of the Fuck'n World - ハッピーアイスクリーム ★★★ (2011-08-30 02:54:34)

圧倒的な文字数。
歌うのがかなり大変そう。
狙った感がしないでもないが、非常に良い曲。


THE MUSIC - The Music ★★★ (2014-03-08 21:28:34)

2002年の1stアルバム。

シンセによるキラキラサウンドで躍らせる音楽は腐るほどあるが、ギターで躍らせる音というのはなかなか出会えない。
ツェッペリンの遺伝子と、近代ダンスミュージックのグルーヴが核融合。
異常なかっこよさである。


THE MUSIC - The Music - The People ★★★ (2013-07-23 20:44:10)

これでノれなきゃ嘘だろう。
イントロのギターに吸い寄せられたら抜け出せない。


THE RESISTANCE - Scars (2013-10-03 00:11:01)

元INFLAMESのイエスパー・ストロムブラードの新バンド。
相棒のグレン・ユングストローム(ex.INFLAMES / DIMENSION ZERO)も一緒。
ヴォーカルはTHE HAUNTEDのマルコ・アロ。

メロディー控えめの渋デスラッシュ。
ディメンションゼロよりはホーンテッドに親和性有り。
グシャっと潰したような歪みで、ザクザクとした切れ味よりはドシッと重みを感じる音。
スピードも激速という曲はなく、ほどほどの疾走感である。
正直な感想を言えば、ちょっとつまらなかった。
メロディーが薄いにしても、もうちょい良い曲が欲しいところ。
個人的に燃えた部分は、アルバムにわずかながら存在するメロディアスなパートだった。
やはり、イェスパー&グレンにはメロディーを期待してしまうという悲しいサガが自分にはあるようです。


THE RESISTANCE - Scars - The Serpent King (2013-10-03 00:19:17)

結局こういうリフが好きなんだなぁ。
アルバムの中では一番イェスパー臭がする。


THE SMASHING PUMPKINS - Zeitgeist ★★ (2011-03-19 20:33:46)

前作MACHINAの延長線上にある作風で、よりメタリックにした印象。

アルバム全体としての出来は良く、「大物が再結成してヘタレる」っていう状態は回避してます。
けど、昔ほど突き抜けた魅力があるかっていうと微妙。
クオリティ自体は高いんですが、新しさは無い。
とは言っても、嫌うとこもないので好きっちゃ好きなアルバム。

ビリーの声を前に出しすぎているような気がしなくもない。


THE SMITHS - The Smiths - This Charming Man ★★ (2011-08-04 01:55:45)

一番印象に残りやすい曲でしょうね。
歌も、ギターも。


THE STROKES - First Impressions of Earth ★★ (2011-07-13 01:21:40)

3rd。

好きな作品ではある。質は高い。
ただSTROKESを初めて聴くなら1stないし2ndの方がいいかも。
このアルバムを初めに聴いた人が、

「STROKESってこんなもんなの?」なんて言おうもんなら

「まあ待て。1stを2ndを聴いてから判断してくれ。」と言い返すことになるから。


THE YELLOW MONKEY - Golden Years Singles 1996-2001 - プライマル。 ★★★ (2012-08-11 00:24:28)

これがラストシングルだったんだよなぁ~。
イエモンは最後までかっこよかった。


THE YELLOW MONKEY - jaguar hard pain 1944〜1994 - SECOND CRY ★★★ (2012-08-11 00:30:23)

哀愁と高揚感が同居するサビ。歌いたくなるわ。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - High Time - シャンデリヤ ★★★ (2011-08-25 00:48:07)

ミッシェルで弾きたい曲1位。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - カサノバ・スネイク - ピストル・ディスコ ★★★ (2011-08-25 00:46:41)

なんなんだ、この「ピストルディスコ!」の言い方のかっこよさは。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - ギヤ・ブルーズ - キラー・ビーチ ★★ (2011-08-25 00:44:02)

GT400と若干かぶるけど、こういうの好き。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - ロデオ・タンデム・ビート・スペクター - アリゲーター・ナイト ★★★ (2011-04-04 23:53:56)

「シャンデリア」並みの衝撃。


THEM CROOKED VULTURES - Them Crooked Vultures ★★★ (2012-02-15 01:52:11)

ねっとりとしたエロいリフが満載。ここでのジョシュ・オムは最高に冴えてるね。
カラっとしたドラムとまとわりつくようなギターの絡みが絶品。
音質はほとんどQOTSAのような生暖かい感じ。
中毒性高し。


THESE NEW PURITANS - Field of Reeds ★★★ (2014-12-13 23:36:20)

完全に別次元へと昇華した大傑作の3rd(2013)。

再生ボタンを押したら最後までいくしかない。
ジャンルを問わず、久しぶりに「音楽聴いていて良かった」と思えるレベルの作品が来た。
停止も、早送りも、巻き戻しすらもする気を起こさせない、正に「引き込まれる」美しい音。
管楽器、鍵盤、声、ここぞの打楽器。
静かに流れるようで、それでいて心臓に直接刺さってくるようなメロディー。

これは一生モノだなぁ~。


THESE NEW PURITANS - Field of Reeds - Fragment Two ★★★ (2014-12-20 13:59:32)

この曲を聴いただけで「このアルバムは傑作だ」と思わせるには十分だった。
冒頭のピアノで瞬殺だった。


THESE NEW PURITANS - Field of Reeds - Organ Eternal ★★★ (2014-12-13 23:40:24)

あまりに美しくて、頭の中がからっぽになった。


THESE NEW PURITANS - Hidden ★★★ (2014-11-30 13:10:58)

英国産ロック、ポストパンクユニットによる2ndアルバム。(2010)

1stのころから一風変わった雰囲気を身に纏い、「こりゃあそこいらのバンドとは一味違うな」と感じたものだが、このアルバムでその思いはより強固なものとなった。
他に類を見ない、暗黒ビートオーケストラの完成である。
様々なパーカッション(和太鼓も使用)が打ち出すビートに、ホーンやフルートなどの管楽器が暗いメロディーを乗せる。
その上に妖しげなヴォーカルまでも追加。
独特の音世界に圧倒されるばかりだ。

Pink FloydのAtom Heart Motherだとか、芸能山城組なんかを彷彿とさせたりした。


THESE NEW PURITANS - Hidden - We Want War ★★★ (2017-02-06 22:10:04)

00年代の怪物が産み出した異形のロックオーケストラ。
並々ならぬ焦燥感、緊張感、躍動感。
音楽の新たな地平を切り拓く一曲。


THRONE OF CHAOS - Loss Angeles ★★★ (2011-07-21 00:54:38)

①THE WINDOWのジャジ-な間奏パートだけで昇天可能である。

器用すぎて何でも出来てしまうTOCの面々。
ただ何でもやってしまって拡散しすぎたきらいはあるので、ファンが付かないという事態に陥ったのだった。
なので、「俺のストライクゾーンは超広いぜ」という人でないと厳しいかもしれない。
演奏は本当に魅力的でセンス抜群なので、是非とも試して欲しい。

即効性は無いがハマれば10年以上付き合える可能性がある作品。


THRONE OF CHAOS - Pervertigo ★★★ (2011-07-21 00:16:24)

ハイセンス集団TOC。
ギターのメロディをメインに聴かせる正統派よりのメロディックメタル。
メロデスからプログレまで取り込んで巧くまとめてしまうあたりが非凡。
OPETHとは全くアプローチの仕方が違うが。
とにかく、疾走して良し、ペースダウンしても良し、妖しい雰囲気も爽やかさもある。
その幅の広さ、全パートの巧みっぷりは特筆もの。


TO/DIE/FOR - Samsara ★★★ (2015-03-28 09:18:36)

ヨナス・コト(G)が抜けてしまった6th(2011)。

いやはや、びっくり。
これは名盤JADEDに迫らんとする一枚。ヨナス脱退の影響を全メンバーで跳ね返しているわ。
特に“じゃない方”のGだったJuha-Pekka "Juppe" Sutelaが覚醒。
リフ、バッキング、共に素晴らしく、ソロも速弾きに頼らない丁寧な作りで好感触。
また、今までになくバラエティに富んだ作品で、それぞれの曲のキャラが立ってます。
クリーントーン、アコギで幅を持たせたギター。
過去最高に味付け上手なKEY。好例②⑥⑦
東洋的メロディーによるアクセント。
等々、いつものTO/DIE/FORらしさも保ちつつ、新鮮さもあるのが嬉しい。


TO/DIE/FOR - Samsara - Damned Rapture ★★★ (2015-03-28 09:21:59)

美しきヘヴィネス&サッドネス。
GとKEYによる終末感のにじみ出るリフがナイスだ。


TOMBS - Path of Totality ★★★ (2012-06-07 03:38:59)

2011年の3rdアルバム。いろんなジャンルを取り込んだハードコアです。
「あん時のNeurosis」のようなクソ暗いムードを持っていて、それでいてブラック的なチリチリ感もあって、スラッジのどろどろ感もあって、時おり気が触れたようにコア疾走したりして…
と、まあ見事にあれこれやってるんだけど一本スジは通ってるので、アルバムとしてよくまとまってる。
緩急あって楽しい一枚。

海外ではなにやら高評価されてる模様。


TWILIGHT - III: Beneath Trident's Tomb ★★ (2018-09-23 21:20:13)

USブラックメタルのスーパーバンドによる3rdで最終作(2014)。
1stではXASTHUR、2ndではISISのアーロン・ターナーの参加で、それに応じたカラーが出ていた。

このアルバムではまさかのサーストン・ムーア(SONIC YOUTH)が参加。
まあ何せMAYHEMのネクロブッチャー先生が著した『The Death Archives : Mayhem 1984-94』の英語版を、サーストン自身の出版社「Ecstatic Peace Library」から刊行するほどの男。

で、今作はブラストで疾走という曲は無く、低速でズルズルとノイズをまき散らす。
いい感じの地下臭がプンプンしており、鬼気迫るVoもグッド。
ロック界隈で活躍していた男が参加しているなんて、普通に聞いたら誰も気づかないと思うよ。
ブラック系ポストメタル、エクスペリメンタルの良盤。


The Boxer Rebellion - Union ★★ (2013-06-20 23:57:04)

UK産哀愁ロックバンドの2nd。
リヴァーブをがっつり効かせて、優しげなメロディーを垂れ流す。
どこかHOPE OF THE STATESを思わせる作品だが、彼らほど退廃的なムードは無く、取っつきやすいかと思われる。
ただ、アクが少ない分、HOPE~ほど心の深いところまで刺さらないかもしれない。


The Jimi Hendrix Experience - Are You Experienced ★★★ (2011-06-11 19:53:49)

結局、「バンド」としてかっこいいんだよね。
曲のパターンも多彩で、リフのアイデアは無限大。
3ピースロックのスタンダードであり、頂点。


The Resistance - Scars - The Serpent King (2013-10-03 00:19:17)

結局こういうリフが好きなんだなぁ。
アルバムの中では一番イェスパー臭がする。


UNKIE ★★★ (2013-03-24 22:23:02)

青木裕(ex/downy.VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)
TOKIE(LOSALIOS.etc)
城戸紘志(ex/JUDE.フルカワミキ・吉井和哉・フジファブリック等サポート)
この三人からなるインスト・ロックバンド。
青木裕のハイセンス過ぎる超攻撃的なギターが暴れ狂う。
ロックのインストはこのところマスロック系が主流だが、そんな小賢しいもんはこの極上の歪みに飲み込まれろ!って感じです。
マスロックの構築美も良いけど、こういうギターをジャキジャキかき鳴らすのがたまらんのです。
ポストロック系統のモヤモヤも良いけど、やっぱロックたるもの3ピースで爆発ってのが理想なんです。


UNKIE - the Price of Fame - Tecaba ★★★ (2013-03-24 22:26:32)

ブンブンのベースに、究極の歪みギター。
この曲を3秒聴いてアルバム即買モード。


VEILED IN SCARLET - IDEALISM ★★ (2012-09-02 22:04:30)

2012年にもなるというのにメロデス街道を直進する姿勢は、インソムニウムやギャザラムらと共に表彰もの。
音はSerpent時代よりもかなり洗練された印象。
哀感を強めに出しており、鍵盤が入る部分はDark Lunacyさながらの雰囲気。
ギターも弾きまくりで、アルバム全編通して高品質である。
低めのデス声もドスがきいてていい声してる。

と、褒めるとこも多いのだがイマイチなところ、というか物足りないところもある。
まずは音質。またしてもパンチの足りないガッカリ音質だった。何回彼らは音質に泣くのか。
あとはボーカル。声質はすこぶるいい感じなのだが、印象的な歌唱がないので曲にあとひと押しがない。
声質はともかくSerpentのときのイ"ヤ"ァーー!の方がインパクトはあった。


VEILED IN SCARLET - Reborn (2016-07-17 00:04:27)

Serpent時代からの相棒Hiroki(G)が脱けた2nd。2016。
新メンバーを迎え、豪華絢爛クサメロデスを披露。
G脱退の影響を感じさせないサウンドだ。
これをもってGYZEとの格の違いを見せつける!はずだった。

はずだったのだが!
Mikuなる新Voがヤバいのである。悪い意味で。
カッサカサの囁きデスボイスなのだ。
この声が表現の一つ、であれば良かった。しかしこの声しか出せない様なのだ。
低音グロウルやらスクリームやら途中で挟んでくるかと思ったのだが、ずっと同じ声という…。
音質はクリアになって向上したのに、またもや弱点を抱え込んでしまった。

このVoが好き、という人はかなりのフェチズムをお持ちの方だと思う。
私にはそこまでの度量は無かった…。


VISION OF DISORDER - From Bliss to Devastation ★★ (2015-12-06 23:54:22)

2001年発表の3rd。

あまり疾走していないせいか、オルタナっぽい印象が増。
この歌い方もあってかニルヴァーナ臭もあり。
相変わらずササクレ立った空気と、後ろ向きのエネルギーは十分。
中毒性は過去作よりも強し。


VORTEX (Japan) - Colours out from the Emptiness ★★★ (2013-10-10 22:47:39)

国産プログレデス、2001年の1stアルバムだがこれ以降の活動は無し。

DEATHもといチャック・シュルディナー直系のプログレデス。
ギターの歪み、ベースが目立つ音作り、楽曲、全てがDEATHからの強い影響を感じられる。
急にブチ込まれるクリーンパート、メロディアスなツインなどのセンスが良い。
もちろん展開も一筋縄ではいかない曲ばかりで、独特なリフがこれでもかと放たれる。
Voパートはやや少なめで、演奏部分に比重が置かれている。
先が楽しみであったが、これ一枚で解散してしまったのは残念無念。


VORTEX (Japan) - Colours out from the Emptiness - Burnt with Thoughts ★★★ (2013-10-10 22:50:06)

正に日本のDEATH。
ハモるギターソロがたまらない。


WALTARI - Big Bang ★★★ (2017-05-19 19:53:53)

フィンランドの突然変異種、WALTARIの4thフル。1995年作。
ローペ(ex.STONE,CHILDREN OF BODOM)はまだ加入してません。

まあWALTARIと言えばその雑食ぶりが魅力なわけですね。
今作はエレクトロニカ・ラップ・グルーヴのエッセンスが強め。
と思えば普通にメタルしたり、やたらとポップだったり、ちょっと北欧らしく湿っぽくなったり。
さらには…って言い出したらキリがないほどあれこれやってます。
「変態」という単語が好きな方は避けては通れぬバンド。


WITHOUT GRIEF - Absorbing the Ashes ★★ (2014-06-13 23:54:18)

99年の2ndアルバム。
1st「Deflower」はINFLAMES直系モノとして高評価されている。

1stよりも音に厚みが増して、かなりアグレッシブになった印象。
インフレイムスの甘さにアーチエネミーの力強さを加えた感じか。
随所に散りばめられた扇情的なギターと、荒々しくもどこか悲しげなデスボイスがツボにはまる。
8曲トータル30分という尺もダレなくて良い。


WOLFMOTHER - Wolfmother ★★★ (2012-09-20 03:09:16)

レトロでちょいとブーミーなギターサウンド、とことんリフ偏重。
グルーヴもしっかりあって、一曲毎にフックもある。
ロック、ハードロック、ストーナー、それぞれの魅力を取り込んだ優秀なアルバム。


Wake Arkane - The Black Season ★★★ (2015-01-17 21:58:34)

イタリア産メロデスの1st(2012)。
ダン・スウォノのマスタリング、SepticfleshのSETHが手がけるナイスジャケ。
ええ、大いに期待して買いましたわ。

メロデスにゴシックとプログレの風味を足してあるタイプ。
この手のバンドによく言う「静と動の対比」ってやつが非常に優れている。
静パートの深みと、動パートにおける高次元のギターワークは絶品。
このギタリストは相当うまい。ソロのメロディーとテクはなかなかお目にかかれないレベル。
伊産らしい独特のセンスも光り、時にみせる変則的なパターンが美味しい。
ダン・スウォノイズムをビンビンに感じる超有望株。
これ一枚で解散とか…したらあかんぞ。