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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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100S - OZ ★★★ (2012-10-26 01:30:02)

中村一義ではなく100s名義での1st。
短いインターミッション/つなぎの曲も含めて21曲の超ボリューム。

デビュー作「金字塔」から見ると随分アクが抜けた。
とはいえ独特の詩世界は変わってないし、その上でメロディーはスッと耳に入ってくるし。
演奏もギター、シンセ、ストリングス総動員で色とりどり。
アルバムの序盤・中盤・終盤へと雰囲気の変化を感じられるのもイイ。
中村一義作品の中で最も聴きやすい一枚かもしれない。


8 OTTO - Ashes to Ashes ★★★ (2011-11-07 03:23:11)

ライブをお休みして作った4thフル。

なんというか、もう何から何までスケールアップしたな、と。
ギターの掛け合いも、グルーヴも、Voの表現力も、曲の幅と奥行きも。
プロダクションもいつもに増して攻撃的で好感触。
最高のガレージ/ファンク/ロックであることを確認した。
やっぱり日本人離れした圧倒的なグルーヴ感覚はオットーの最大の魅力だなぁ。

これからは1stよりもこちらをオススメします。


A.C.T - Circus Pandemonium ★★★ (2014-03-15 00:01:15)

全く音沙汰無いもんだから解散したと思っていたので、このアルバム発売は嬉しい。
極上プログレポップバンドの帰還だ。

ブランクによる感性の錆びは一切なく、最高傑作なんじゃねぇか?と思うほどの充実っぷり。
キャッチーなサビに、どこを切っても楽しめるこだわりのバッキング。
ハード且つポップ、ファンタジック&ドリーミング。素晴らしい。
全編通して大活躍のキーボードが職人過ぎてたまらん。


ALTERNATIVE 4 - The Obscurants ★★★ (2015-06-27 23:50:54)

元ANATHEMAのDuncan Patterson(B.Key)によるプロジェクト。2ndアルバム。
冒頭から「この先、良い事なんて何もないんだろうな」というピアノ&ハエの羽音。
悲しみの遥か向こうにある虚無のメロディーが支配する。

メタルの要素は無く、暗く静かなピアノが主体。
とことん陰々滅滅としており、にじみ出る孤独感は尋常ではない。
極限までダークに振り切った鬱ロック。
名盤。


ALTERNATIVE 4 - The Obscurants - Paracosm ★★★ (2015-06-27 23:53:26)

アルバムの雰囲気を決定づける曲。
およそ10分、この悲メロに触れていると体がドロドロに溶けていきそうだ。


AMORPHIS - Am Universum ★★★ (2011-05-02 00:34:33)

最高傑作。という意見に賛成。

このアルバムに関して言えば、デスヴォイスの入る余地はなし。これで完璧に仕上がってる。
リヴァーヴ/ディレイの効きまくったギターの反響がめっちゃキます。
さらに管楽器と鍵盤の援護射撃が絶妙。マジでエロい。
マニアックだけどキャッチー。

AMORPHISの非デスヴォイス3作のうち、
TUONELAは雰囲気もの。
FAR FROM THE SUNは民謡旋律もの。
ではこのAM UNIVERSUMは…なんだろう。


AMORPHIS - Circle - Nightbird’s Song ★★★ (2015-06-27 10:26:20)

ポジティブな土着的メロディーと、暗く哭くリフとの二面性が素敵。


AMORPHIS - Magic & Mayhem: Tales From the Early Years ★★ (2016-11-27 22:54:32)

3rdまでの曲を2010年のメンバーで再録したアルバム。

キーボードが強く鳴っていて、1st,2ndのドロドロ感は無くなっております。
その分メロディーが鮮明で、まさに「今」のAMORPHISサウンドで再生されてます。
Black Winter DayとOn Rich and Poorの二大巨頭もしっかり入って、初期ベストってな感じです。

基本的にオリジナルを超える、っていうのは無理だと考えてるので、再録ものとかカバーものは「これもアリだな」と思えれば成功だと思います。
このアルバムは「アリ」です。良い出来です。


AMORPHIS - The Beginning of Times ★★ (2015-01-01 23:15:48)

今までは広義のメロデス、ないしはゴシックの範疇で語ることが多かった。
今作はエピック、ヴァイキング、フォークメタルの印象が強い。
陰よりも陽に傾いたというか。
まあ、いろんな要素を含めてのAMORPHISサウンドと言ってしまえばそれまでですけどね。
かなり聴きやすいアルバムなので、アモルフィスを聴いたことがない人はコレから入ってもいいかも。


AMORPHIS - The Beginning of Times - Song of the Sage ★★★ (2015-01-01 22:46:14)

メロパワか?っていうイントロに驚き。
哀愁レベルも高く、トラッド風味も絶妙な配合。
AMORPHISにしては珍しく即効性のある疾走曲。


ANATHEMA - Hindsight ★★★ (2012-01-06 01:50:38)

脱メタル化して吹っ切れたANATHEMA。
この再録アルバムはすこぶる出来が良い。
元ネタは、最もメジャーなEternity収録のAngelicaが一番古い。
あとはAlternnative 4、Judgement、a fine day to exit、a natural disasterからなので、後期の作品が大半を占めている。

もうとにかく哀愁、哀愁、哀愁。
⑧Temporary Peaceがやっぱりいい感じだ。
ゴシックフリークではなく、プログレ好きか、Copelandのような美メロ・エモが好きな人向けな気がする。


ANATHEMA - Weather Systems ★★★ (2013-05-14 00:14:42)

AmorphisもParadise Lostも、新境地を目指す時期があったが、悪く言えば挫折。
最終的に彼らは初期のスタイルをより磨きあげることで評価を勝ち取った。
Anathemaも非メタル路線を早くから打ち出していた。
しかし、メタルに帰るという安全策を取らず、独自の理想の音を求めてとんでもない大傑作を生むに至った。

CDのジャケは美しいブルーが鮮やかであるが、音もその通りに、海も空もどこまでも突き抜けるような異常なまでの広がりを感じさせる。
ピアノ、アコギ、ストリングスを中心としたアコースティックなサウンド中心で、歪んだギターも絶妙に入る。
ドラムやギターに関してはメタルのダイナミズムを今も残している。
Voの表現力は今が絶頂期で、見事な歌声を披露。
あとはもう、叙情だの哀愁だのという言葉を軽々と超越する、圧倒的な感情の吐き出しっぷり。
超名盤。

できれば言いたくない言葉ですが、言わずにいられない「これを聴かないのはもったいない!」


ANATHEMA - Weather Systems - Untouchable, Part 1 ★★★ (2013-05-14 00:16:35)

アルバムのオープニング。
これがANATHEMAの今の集大成。
響く。


ANTHRAX - Among the Living - Caught in a Mosh ★★★ (2011-08-22 01:45:41)

テンション上げる起爆剤。
こんな曲ライブでやったら盛り上がってしまうぞ。


ARCH ENEMY - Black Earth ★★ (2011-05-02 00:47:57)

時期が時期なだけにCARCASS臭がする。が、それがいい。
ちょっとジャリっとした感じとか。

綺麗さはこれ以降の作品の方が優れているものの、攻撃力は1stにしてこれが最高だった。


ARCH ENEMY - Burning Bridges ★★ (2011-06-08 03:58:31)

2ndと3rdの間に何があったのか、ヨハンに神降臨。
デスっぽさは希薄になったが、曲のクオリティでねじ伏せてくる。

メロデスの名盤10枚選べっつったら、その中に100%入る。


ARCH ENEMY - The Root of All Evil (2011-08-26 00:10:51)

自分はヨハン派。その立場から。

まず音質。正直、勢いも重さも感じられないのがイタい。
そもそも、元のアルバムの音質に不満が特になかったのが大きい。
演奏も少しテンポを落としてカッチリしているが、落ち着きすぎな気がする。
それに、ほぼ完コピしてるのがどうか。
もっと別のフレーズを入れたほうが、このアルバムの存在価値が生まれたと思う。

アンジェラのVoは上手くなってる。
ただ、やはりBURNING BRIDGESのオリジナルを聴くとアンジェラVerの必要性を感じない。

あくまで、「アンジェラの声で」初期の曲を聴きたい、という願望がないと厳しいアルバム。
なにせ、Voの関係ない演奏部分が弱い。
私はオリジナルだけで十分だと感じた。
TESTAMENTのFIRST STRIKE~のようにはいかなかった。


ARCTIC MONKEYS - Favourite Worst Nightmare ★★★ (2011-07-06 02:07:47)

アルバム毎に雰囲気を変え、一切守りに入らないところが彼らの良さ。

「1stがなんだかんだで最高傑作」という意見は根強いものの、この2ndも甲乙つけ難いという人が多数なのでは。
より多彩な、緩急自在の楽曲が魅力。
ともすれば単調とさえ言われる1stと比べれば、圧倒的に幅がある。
ほんのりとサイケ色もプラスされて。

超キャッチーなFLUORESCENT ADOLESCENTがお気に入りなので、もっとこんな曲が聴きたいと思っていた。
ところが3rdはそれとは逆方向へ進んでしまった(好きだけど)。
しかししかし、4thでその願いは叶ったのであった。


ARCTIC MONKEYS - Favourite Worst Nightmare - Brianstorm ★★★ (2014-03-08 21:40:21)

ロック最先端。
キレがありすぎるぜ…。


ARCTIC MONKEYS - Humbug ★★★ (2011-03-19 21:07:02)

これまでの様な、ダンサブル疾走ガレージロックを期待するとガッカリする人もいるでしょう。
この作品はダークなミドルテンポの曲が中心。
深く深く沈んでいくような感じ。
別のバンドLast shadow Puppetsで超ロマンティックな作品を作ったかと思えば、今度はこんなにダウナーな作品を作ってくるとは。
アレックスの引きだしの多さには感服するばかり。

自分はこれ聴いて次のアルバムが楽しみになりました。


ARCTIC MONKEYS - Whatever People Say I Am, That's What I'm Not ★★★ (2011-08-04 01:33:02)

間違いなく「歴史に残る1st」。

ストロークス、ストライプス、リバが来て他にちょいちょい中級のがいて、リヴァイヴァルなんてもう終わっとるって頃にこいつらである。
まあ強烈だった。

'00年代も後半になるとシンセありきの音楽ばっっっかりになってしまったし、やっぱりこのアルバムは大事ですわ。


ARTILLERY - When Death Comes ★★★ (2015-10-25 01:04:29)

2009年発表の5thアルバム。

まあスラッシュメタルのVoといったらクセのある人ばかりですよ。
ヘタウマというか、アクが強いというか。それがスラッシュの魅力なんですがね。
このARTILLERYもご多分に漏れずそうでした。
しかしこのアルバムで加入したソーレン・ニコ・アダムセンはメロパワ畑の出身。
おいおい…作風に合うのか?と思わずにはいられません。

オープニングのWhen Death Comesを聴いて安心しました。
パワフルで素敵なスクリーミングを披露してくれたニコさんにアッパレ!
キャラの濃さではスラッシュ界の変人Voには及びませんが、「しっかり歌えるVo」というのが逆に個性になりますな。
ステュツァー兄弟のリフも相変わらずキレキレで衰え知らず。
メロディーも充実しており、フック満載。
ベテランが放った気合いの一枚。


ASH - A-z Vol. 1 ★★★ (2014-03-14 21:12:33)

ASHの「1年間に26曲(2週間に1曲)のシングルをリリース」という企画の前半部分。
一応6thアルバムという位置づけ。

シングルっつったって、一枚にまとめちゃったら印象薄くなるんじゃないの?
と多少思ったのだが、そんなことはなかった。
「全曲シングル」というのは伊達ではなく、すべての曲にフックがあり魅力がある。
ギターロック/ポップかくあるべし、という一枚。


ASH - A-z Vol. 1 - Dionysian Urge ★★★ (2014-03-14 21:14:29)

このギタメロでメシが無限に食える。
哀愁と輝きを放つASHの真骨頂。


AUTECHRE (2018-07-09 21:45:22)

2018の最新作は8枚組で8時間超というクレイジーな仕様らしい。
常軌を逸したリリースっぷりなので、ちょっと買いたくなってくる。


AUTECHRE - Oversteps ★★★ (2012-11-12 23:44:50)

2010年のアルバム。
ビート抑えめで、メロディー偏重。
このアルバムも部屋で聴くときは思わず目を閉じたくなる。
真っ暗な空間にチカチカと光を放つような音像。
実験的な部分はあまり感じられないが、かなり好み。


AVATAR (2018-12-03 21:26:37)

スウェーデン産、メロデス通過型のシアトリカルメタル。
初期のメロデス時からドラマティックな曲作りを見せていた。

2014作「Hail the Apocalypse」でよりグルーヴィに。
2016作「Feathers & Flesh」でよりシアトリカルに。


AVATAR - Avatar Country ★★★ (2018-12-03 22:31:31)

2018年の7th。
どんどんデス要素が抜けてきて、芝居がかった、シアトリカルなヘヴィメタルへとシフト。
恒例の白塗りメイクも含め、いよいよKING DIAMOND路線へ待ったなし。
初期のメロデス的なアプローチは残っていないので、ソッチが好きな人にはお気の毒な作品。
クリーントーンのギター比率は増し、フックのあるリフが満載。

HAMMERS OF MISFORTUNEと共に、ごった煮エピックメタルを引っ張っていって欲しい。


BABY SHAMBLES - Down in Albion - Fuck Forever ★★★ (2017-06-11 23:15:39)

なんてったって「FUCK FOREVER」ですよ。
もうタイトルだけでシビれてしまいました。
このギターの音と詩の切実さは何だ。


BARONESS - Red Album ★★ (2013-01-07 03:15:55)

2007年発表、マストドン系プログレッシヴ・ストーナーの1st。
赤→青→黄&緑とアルバムが出ています。

どんどんとプログレ色が強くなってきているバンドだが、この時点ではそれほどひねくれてない。
とはいえ面白いギターフレーズが多く、他バンドにはないセンスは既に感じられる。
そしてギターによるハモりを多用するあたりが非常に好ましい。
マストドンはドラムが主張しまくるのに対して、基本ギターに焦点が当たっているのでこちらのドラムは出しゃばらない。
ただ、このドラムもかなり巧い。

現在の変化も含め、非常に将来が楽しみなバンド。


BATTLES - Mirrored ★★★ (2015-01-10 22:51:30)

BATTLESの1stアルバム(2007)。
音という音が乱反射する鏡空間。
00年代におけるエクスペリメンタル、マスロックの金字塔。

ともすればマスロックというやつは「わざとらしさ」が感じられるのが嫌なものだ。
「どうだこのリズム?複雑だろ?今までに無いだろ?作り込んだんだぜ?」
っていうのが伝わってしまうと、これはもう興冷めだ。
バトルズに関しては、緻密、理性的でありながらもプリミティブなグルーヴがあるせいか、あざとい感じがしない。
無理やり作り込んだのではなく、欲しい音を詰め込んだ結果として完成した印象なのである。


BEAGLE HAT (2016-03-14 22:03:38)

日本の誇るプログレポップロックバンド。
スウェーデンのA.C.Tが好きな人は絶対気に入ると思います。

1stの「Beagle Hat」、2nd「Casgabarl!」は日本語詞です。
1stには「NHKみんなの歌」にも取り上げられた「白いスピッツ」収録。

もし日本語はちょっと…という方は
3rdの「Magical Hat」と4thの「Orange Groove」をどうぞ。
というのもその時期にDavid Patonが加入して歌っているのです。
デヴィッド・ペイトンはBay City RollersやPilot、でもってCamelなどを渡り歩くプレイヤー。
良い声です。
3rdは1stと2ndの曲で構成されていて、初期曲のDavid Patonバージョンという感じです。


BEAGLE HAT - Casgabarl! ★★★ (2016-03-14 22:19:11)

2004年の2ndアルバム。
「クイーン×ビートルズ×イエス!?」と、ものすごい事が帯に書いてあります。
比較対象が凄すぎますが、言い過ぎでもないです。

国産とは思えぬ、それこそQUEENを彷彿とさせるポップフィーリングを持っています。
後にLast Autumn's Dreamにカバーされたり、David Patonが加入したりと、正にワールドクラスの評価。
メロディアスで、キャッチーで、ほど良くプログレ風味で、哀愁の歌で…。
なぜに解散したというのか…。


BEAGLE HAT - Casgabarl! - Casgabarl! ★★★ (2016-03-14 22:21:33)

タイトルトラック。
ポップでキャッチーなサビが最高です。


BEAGLE HAT - Casgabarl! - Fairyland ★★★ (2016-03-14 22:23:03)

イントロ、サビの哀愁っぷりがやばいです…。


BECK - Guero ★★ (2012-03-22 00:11:42)

ファンク・ヒップホップ・エレクトロニカ・オルタナ・サイケなどが、いい具合にドロドロに溶け合って、混じり合って。
MUTATION、SEA CHANGEとふわ~っとした作品が続いたけど、これはちょっとピリッとしてるとこもある。
とはいえ基本は力の抜けた感じですけれどもね。


BIBIO - Ambivalence Avenue ★★★ (2013-01-28 21:53:08)

WARPに移籍しての一作目。4thアルバム。

数あるエレクトロニカ系の音の中でBIBIOの何が魅力かっていうと、やっぱりこのノスタルジックな音。
いろいろな所のレビューを見ても、だいたい郷愁だとかノスタルジィだとかそんな単語出てきてしまう。
それだけ多くの人に似たような感覚を持たせている、そのことがBIBIOの音楽の凄いところなんでしょうね。
トクマルシューゴとか好きならこちらもイケる、と思う。


BLANKEY JET CITY - C.B.Jim ★★★ (2011-05-17 03:18:21)

ブランキーの最高傑作は?と聞かれると相当迷うが、なんだかんだでBANG!かC.B.JIMに票が集まるはず。

で、このアルバム、とにかく曲が充実してる。
特に衝撃的だったのは「3104丁目のダンスホールに足を向けろ」。
歌詞もさることながら、既存のストラクチャーに全く当てはまらない曲調だった。
アクモンのBrianstormに比肩し得る唯一の曲だと思う。


BLANKEY JET CITY - Metal Moon ★★★ (2011-08-25 00:08:59)

曲が少ない分、1曲1曲が濃い。
これも最高傑作候補。
冒頭の「おまえが欲しい」から、ラストの「鉄の月」まで隙は無い。

「SWEET MILK SHAKE」のギター、「ORANGE」のベースライン、「脱落」のイントロと展開がツボだ。


BLANKEY JET CITY - SKUNK ★★★ (2011-08-25 00:25:08)

1、2、3、4、5曲目まで怒涛のごとく聴かせる。
それ以降は少しシブめの曲が並ぶので、後半は若干華やかさに欠ける。
それでも強烈なグルーヴと、叙情性には満点をつけたい。

DYNAMITE PUSSY CATSとHELL INの中村達也が神。


BLOOD FARMERS - Blood Farmers ★★★ (2012-05-29 03:08:07)

これぞドゥームという音で、レトロなロック臭もある。
終始ドロドロしているわけではなく、リズムチェンジしたりグルーヴィなパートをぶち込んだりしていてかなり聴かせる。
ブンブン鳴るベースと奇声を発するかのようなギター、雰囲気出しまくりの音質は褒めるしかない。

ジャケの農夫さんに見つめられたら買わざるを得ない一枚。


BLOOD FARMERS - Headless Eyes ★★★ (2014-12-13 22:26:33)

出ました。まさかの2ndアルバム(2014)。
1stが1995年なので19年ぶりだそうです。

19年越しなのに、相も変わらず素晴らしきドゥーム。
ギターのジャリついた感じは薄れて、音が少しマイルドに。
そして「血まみれ農夫」的なヤバさ、狂気を孕んだ空気はいくらか減退して、その分モヤ~ンとした酩酊ムードがかなり強化された。
これは酔える。旅立てる。
いや~、最高ですな。


BLUE CHEER - Vincebus Eruptum ★★★ (2011-09-26 01:00:36)

68年発表ですって。
孤高のサイケデリック・ノイズ・ロック。
68年の時点でこの音を出してたってのは相当スゴイ。
HR/HMの始まりとさえ言われる名盤。

ミッシェルのチキン・ゾンビーズのジャケの元ネタでもある。


BOOM BOOM SATELLITES - Embrace ★★★ (2013-01-28 21:14:37)

2013年発表の8thアルバム。

このアルバムは明らかに変化を感じ取れる。
④⑨⑩のような浮遊感のあるメロウな曲が特徴的。
⑤⑥のような攻撃的な曲も、初期の頃を思わせつつ完全に昔の曲を上回る出来。
従来のビッグビート的な音に、テクノ寄りのアプローチ、その上にシューゲイザーで顕著な押し寄せるような轟音とキラキラ感が同居。
過去の経験を全て飲み込んだ上で、遥か先に行ったブンブンサウンドを作り上げてきた。
これはローテ率高くなりそう。


BOOM BOOM SATELLITES - Full of Elevating Pleasures ★★ (2011-10-17 00:04:09)

4枚目。
アップルシードの主題歌として名高いDive For Youを収録。

「歌もの」への歩み寄りが始まったアルバム。
ジャズ的な要素を抑えて、シンプルにノレるビートを多めに配置している。
次回作のOnでよりわかりやすく、コンパクトに、ダイナミックになるため、このアルバムが前期と後期の中間点であるように思う。


BOOM BOOM SATELLITES - Out Loud ★★ (2011-10-16 23:49:27)

1stフル。

歌を積極的に取り入れている最近のアルバムとは違い、サウンド勝負の一枚。
まあ音の扱いが巧みだこと。
ベース/ドラムの響き方、電子音、ノイズ、とにかく音の「鳴り」が気持ちいい。
テクノがロックとジャズを飲み込んだ。

曲調としてはアガる曲よりも、エンドレスで流して陶酔・トリップするような、ループさせて力を発揮しそうな曲が多い。


BOOM BOOM SATELLITES - To the Loveless ★★ (2011-10-17 00:32:25)

7th。

5th、6thとテンションを上げすぎたのか、いくらか暗めになった。
シンセを多めに使ってアンビエント寄りに仕上げた曲や、長尺の曲の復活もあって深みを増した。
しかし、リズムパターンや歌メロに既視感を感じることもあり、若干ネタ切れ感がするのも事実。
質自体は高いが、次の作品で何かしら新しさを感じさせて欲しい。


BOREDOMS - Chocolate Synthesizer ★★ (2011-04-04 22:52:00)

スーパーアヴァンパンク。
コンパクトな曲が多いし、ボアの作品の中じゃ聴きやすいかもね。

ビョークの「メダラ」くらい声が頑張ってる。ってのは言い過ぎかもしれんけど。


BRUTAL TRUTH - End Time ★★★ (2017-12-04 16:55:53)

2011年、再結成後の2作目で通算5作目。ラストアルバムになっちまいました。

非常にBRUTAL TRUTHらしい暴力的なサウンドです。
この荒々しさは彼らにしか出せん味。
5秒の瞬曲から15分のノイズ垂れ流しソングまで完備。


BRUTAL TRUTH - Sounds of the Animal Kingdom ★★ (2011-08-21 02:39:44)

ゴリラ人。

素敵なやかましい音楽。
カオス・グラインドの名盤。


BURIED DREAMS - Necrosphere ★★ (2011-06-14 02:04:29)

いわゆるイエテボリ系メロデスよりもっと攻撃的。
メロディックなところもしっかりあるけど、基本的にはパワフルに攻めまくる。
前作では超メロいサウンドだっただけに、たまにぶち込んでくるツインはすごく綺麗。

あとはヴォーカル。
相当いい声してる。
アンドレアス・シドウとかヨハン・リンドストランドくらいイケてる。


BURST - Lazarus Bird ★★★ (2012-01-14 19:53:39)

2008年発表。MASTODON系ニュー・プログレメタル。
単音でもハーモニーでもセンスありありのギター。
圧倒的な陶酔感のサイケ・アンビエントパート。
単調さとは無縁の超展開。
ゴリ押しパートと静寂パートの対比は見事なもんである。
私、このアルバムはMASTODONを超えていると思っている所存。

BARONESSやKYLESA、BLACK TUSKじゃ満足できねぇ、と感じたらコレ。


Björk - Medulla ★★ (2011-08-18 05:07:34)

素材が声だけとはいえ、打ち込みに近いビートやシンセのような音を感じられる。
かなりエフェクトがかかってる部分もあるんだろうけど、「本当に声だけか?」と思わされる。
バックコーラスにこは聖歌っぽい雰囲気があるが、メインであるビョークの声が歌うのは聖歌とはとても結びつかない気がする。
あらゆる方向から声が音が飛び交い、重厚で、幽玄。

かなり冒険したアルバムだと思うけど、それほど奇をてらった感じはしない。
そこはビョークの説得力か。


CADACROSS - Corona Borealis (2011-06-21 00:46:17)

CATAMENIAやEToSに代表される冷気系メロデス。
まるまるノーマルボイスを乗せたアレンジなんかがあって、幾分メロスピ寄りな雰囲気も感じさせる。

及第点は満たしているけど、突き抜けるにはもうちょっとパンチが必要。


CARCASS - Surgical Steel ★★★ (2013-09-04 23:51:00)

17年ぶり6thアルバム。マイケル・アモットはいません。
それもなんのその、ビル無双。

初期のグチャグチャ感はあまりないが、CARCASSらしい生々しさは健在。
SWANSONGという歴史を無かったことにして、HEARTWORKから素直に進化したイメージ。
メロデスが萌芽しつつあった90年代前半の様な、甘すぎないメロディーが心地よい。
ビル・スティアの妖しい雰囲気をまとったギターは冴えまくっている。
疾走曲が多めで、ザクザクリフ、バタバタドラムは爽快。
でもって全曲にフックがあり、全くダレないのは高く評価したい。
メロデスが好きな人は避けて通らない方が良いかと思われます。


CARCASS - Surgical Steel - Noncompliance to ASTM F899-12 Standard ★★ (2013-09-04 23:53:36)

HERATWORKの再来か。
メロディアスなイントロから“あの感じ”のリフ。


CATAMENIA - Eskhata ★★ (2011-06-21 01:05:17)

狼と冬と雪をこよなく愛すブリザードメタル。
とにかく疾走し、とにかくメロディーをばらまく。
ブラックの凶悪さも残しつつ、メロデスの甘さも感じさせるのがナイスだ。
CATAMENIAの定番。


CATAMENIA - Winternight Tragedies ★★★ (2014-08-12 20:08:24)

KALMAHミーツNAGLFARとでも言いたくなるブリザード・メロブラデス。
ちなみに現KALMAHのベースとドラムはCATAMENIA出身です。

徹頭徹尾クサ悲愴感をまき散らしながら疾走し続ける。
ミドルテンポ?そんなもんねぇよ!という気合いの入り具合だ。
アルバム全部が同タイプの曲だが、どれも高品質なのでもはやアッパレと言うほかない。
曲によってはヴァイキングなコーラスもあり。
キラデスとして見ても上級。


CATHEDRAL - Caravan Beyond Redemption ★★ (2011-05-20 01:31:47)

彼らにしてはかなり聴きやすいアルバムで、ノリのいいドライヴィング・ドゥーム。
超遅、トリップチューンは無く、王道と表現するのもおかしい気がするが、それほど異端的な匂いはしない。


CAVE IN - Until Your Heart Stops ★★★ (2013-12-27 23:50:59)

カオスコアを聴くに当たって避けては通れない一枚。
CONVERGEは激情・破壊。
NEUROSISは暗黒・瞑想。
CAVE INは狂乱・叙情。
そんなイメージ。


CAVE IN - Until Your Heart Stops - Juggernaut ★★★ (2013-12-27 23:53:33)

是非ともイヤホンで聴きたい。
右に左に鳴り響くギターが脳を刺激する。
展開も楽しい。


CHARON - Songs for the Sinners ★★★ (2011-06-21 01:37:38)

ノーザンメランコリー界とは遥か遠いところにSENTENCEDがポツンと居て、それ以外はその他大勢。
ってのが基本的な図式だけど、CHARONだけは「その他大勢」じゃなくて、SENTENCEDの影を踏むことに成功した唯一のバンド。

とにかくVoとGの存在感が頼もしい。その他大勢と違うのはそこだ。
哀感は本家に軍配が上がるが、ドライヴ感とセクシーさはこちらが勝ってる。


CHILDREN OF BODOM - Follow the Reaper ★★★ (2011-04-10 00:53:45)

様式美期とモダン期の中間地点。

演奏パートのメロディーのまき散らし具合、スリリングな展開はボドム史上最高。


CHILDREN OF BODOM - Halo of Blood ★★★ (2013-06-05 02:10:49)

プロデューサーにHYPOCRISYのピーター・テクレンを迎えてのアルバム。
とりあえず音質はバツグンであると言っておく。

私は様式美かモダンヘヴィネスかっていうところは重要視していない。
COBに求めるのはただ単純に「かっこいいかどうか」それだけだ。
このアルバムはパッと聴いて良いと感じた。そこが物足りなさを感じた6thと7thとの決定的な差だと思う。
表題曲の②Halo of Bloodはトレモロ&スタスタドラムでメロブラ風味、そんでもってアレキシの気合の入った叫びもCOB史上3本の指に入る。
③Scream For Silenceは歌メロがちょっとINFLAMESを思わせるミドルチューン。メロディーも良い。
⑦Dead Man's Hand On Youはゆったりとしたリズムで寒々としたムードの今までにないタイプの曲。こういう曲があるとアルバムが引き締まる。

ここ2作とは一味違う「聴く気が起きるアルバム」だと思われる。
アルバム全体の流れにも緩急があって好ましい。


CHILDREN OF BODOM - Halo of Blood - Halo of Blood ★★★ (2013-06-07 20:33:19)

シンプルな作りながら、COBの代表曲にも成り得る。
サビ直後の「ルオォーー!」と「イェヤァーーォ!」には久しぶりに興奮してしまった。


CHILDREN OF BODOM - I Worship Chaos (2016-02-04 21:56:04)

何か、何かいつもと違うんだよなぁ~、と聴き続けた。
とりあえずアレです。
オーケストラヒットがいつもより少ないんですね。これがかなり違和感の元だったのかも。
いつもなら「ジャン!!」とキメるべきところにその音が来ない。
で、疾走曲も少なめ。冒頭から疾走する曲は④Hornsくらいのもの。

かと言って出来が悪いというわけでは無いんだけれども、突き抜けた曲がないのは事実。
全体的に似たような印象で、アルバムにやや起伏が足りないか。
⑨All for Nothingの哀愁を感じるあたりは少し目新しい感じ。
ラストのWiddershinsの締めくくり方も余韻があって好ましかった。

それぞれの曲に良いパーツはあるけど、もう一息。


CHURCH OF MISERY - Master of Brutality - Killfornia (Ed Kemper) ★★ (2013-06-22 21:59:42)

リンク先のYouTubeのライブ映像がすごい(Maryland Deathfest)。
何がって、ダイブする人を回収する超屈強そうな黒人セキュリティの皆さんである。
そして、ベースのポジションの低さである。


COCOBAT - Return of Grasshopper ★★ (2011-04-05 00:09:20)

TAKE-SHITの歪みまくり、ハネまくりのベースが最高。
グルーヴがそんじょそこらのバンドとはダンチだ。


CONAN - Mount Wrath: Live at Roadburn 2012 ★★ (2014-10-19 21:33:01)

Electric WizardやSleepに匹敵する超重ドゥームバンド、イギリスのコナン君によるライブアルバム。

大気がブルブルと震える極低音ベース。
ドロドロ、ずぶずぶの沼に沈み込むが如き、徹底した遅さと重さ。
好きな人にはたまらない一枚。


CONVERGE - All We Love We Leave Behind ★★★ (2012-12-22 00:19:01)

2012年、8thアルバム。

目下絶好調のコンヴァージ。今作も素晴らしい。
AXE TO FALLのメタリックな風合いは継承し、アドレナリン大噴射の爆走っぷり。
金属的でもあり生々しくもある極上歪みギターが脳天直撃なのである。
でもって1~2分台の曲が大半を占めていて、気合は十分すぎるのである。
かといって走ってばかりでもなく、しっかり緩急は付けているのである。
ダークさは薄れている分、とてつもない憤怒が吹き荒れております。

繰り返しますが、本当にここ最近のコンヴァージは絶好調。


CONVERGE - All We Love We Leave Behind - Runaway ★★★ (2012-12-22 00:22:29)

ド頭のギター最高すぎるぞ!


CONVERGE - Axe to Fall ★★★ (2011-12-21 23:45:59)

前作のNO HEROESはちょっと停滞したかなという印象を受けたけど、今作は攻めてる。
いつもより形は整っていてメタル色が強め。ちょいちょいギターがピロってる。
それでいてコア特有の野蛮さも失われていないのがエラい。
1,2分台のキレのある疾走曲が多め。
ラストの2曲はノーマルボイスも使った、ダークでスロウで鬱で綺麗な曲。今までにはなかったタイプ。

JANE DOE以降の作品では圧倒的にハジケたアルバムだと思う。
最近のCONVERGEはパッとしないんだよなー、と感じている人にも一聴をオススメしたい。


CONVERGE - Jane Live ★★★ (2017-12-23 01:17:55)

「JANE DOE」完全再現ライブ。

VoのJacob Bannonももう40歳も超えるというのに、このテンション。
ありがたや。


CONVERGE - No Heroes (2011-05-10 23:59:43)

JANE DOEほど尖った印象はなく、むしろ鈍器。
前作YOU FAIL MEほど冒険していないので、標準的なCONVERGEクオリティ。
テンションは高いものの無難にまとまってしまった気がする。
もうちょい新機軸があって欲しかった。


COPELAND (2012-11-27 00:27:30)

フロリダ産の激甘エモ/ポップバンド。
なかなか気に入っておりましたが、2010年に無念の解散。
印象的なメロディーを量産できる良いバンドでした。


COPELAND - Eat, Sleep, Repeat ★★★ (2012-11-27 00:41:58)

2005年発表の3rdアルバム。

Copelandの作品中、最も憂いを帯びていて最も美しい。
とりあえず全曲歌メロが良い。
演奏は優しくて温かみのある音で、浮遊感もある。
名曲CHIN UPは国内盤のボーナストラック。ちなみに次のアルバムとレアトラック集にも収録されてるというメンバーお気に入りの曲。


COPELAND - In Motion ★★★ (2012-11-27 00:51:32)

2005年の2ndアルバム。

このバンドを初めて聞いたのがこのアルバムで、一曲目のNo One Really Winsで
「あ、これは良いバンドだな」とすぐに思ったもんです。
3rdはアコースティックに寄りすぎているけど、このアルバムは歪んだ音もあってバランスは一番いい。
でもってとにかくメロディーが抜群。
KEANE(UK)とか好きならイケるはず。


COVENANT - NEXUS POLARIS ★★ (2012-03-21 23:52:30)

キラキラ・シンフォブラック。
メンツは完全にブラックだけど、とにかくキレイ系のサウンド。
実力者が集まっただけあってしっかりしてます。

ギターもシンセもメロディーをたっぷり吐き出しているので、メロディックなデス/ブラックを好む人には安牌かと。
初期KALMAHとかSKYFIREとか、その辺とも共通する感じ。
98年の作品でこの出来は大したものです。


CRYPTOPSY - The Unspoken King (2011-03-30 17:06:30)

音の分離がハッキリしているので、すごくクリアに聴こえる。
その分、全てのパートが渾然一体となって畳みかけてくるような破壊力を感じなくなった。
また、これまでにない整った曲展開になり、何回聴いても頭に入ってこないような掴み所の無さが失われた。
並みのバンドならこれが正当進化なのかもしれないが、CRYPTOPSYに関して言えば、「裏目」ってる気がする。

そしてVo。
かなりの巧者なのだが、聴けば聴くほどロード・ワームの極悪下水道ウジ虫ボイスが恋しくなってくるから困る。
さらに、ギターがジョン・レヴァサーじゃないというのも痛すぎる。

悪い作品ではないが、なんとも…。


CYNIC - Focus ★★ (2011-08-21 02:33:02)

DISCIPLINEの頃のクリムゾンを想起させたりもする。
独特のムード、空気感が武器。
デスメタルの棚に陳列されているけど、プログレ成分の方が98%くらいを占めている。


Chick Corea - Return to Forever ★★★ (2014-09-13 23:20:02)

ジャズ・フュージョン界に燦然と輝く名盤。

チック・コリアのエレクトリックピアノをはじめ、名手たちのドラムス、ベース、サックス、フルートが夢世界へと誘う。
ジャズというと、それを知らない人はちょっと身構えてしまうような敷居の高さを感じさせるものだが、このアルバムはジャズなんぞ全くわからなくても問題ないのである。
爽やかに、ゆったりと、時に情熱的に流れる優美なメロディーに酔いしれるのみである。
プログレ耳にも、ロック耳にも、ポップ耳にも、この素晴らしき音楽は届くはずである。


Chick Corea - The Leprechaun ★★★ (2016-05-01 22:31:03)

トムニューマンの「妖精」も良いし、ロカンダデッレファーテの「妖精」も良い。
でも、アルバムが始まった瞬間にヒラヒラ~と妖精が舞い降りてくるのはコレ。
全編ファンタジック&メルヘンチックなジャズ・プログレ。
まさに「音」が世界を表現する名盤。


DAATH - The Hinderers ★★★ (2018-05-14 21:15:25)

名前は知っていたものの、最近初めて聴きました。
ほうほう、これはなかなか面白い。
テクニカル&メロディックなダークメタル。
テクニカルだけども背徳感とか妖艶さがあって、小手先の音楽では無いです。
デスメタルほどのヘヴィな音作りはしていませんが、Voは少しDARK LUNACYっぽい渋めの良い声(次のアルバムから別の人になっちゃう)。
どんどんツインリードを盛り込んでくるし、耽美的なKEYの味付けも絶妙だし、一曲テクノメタルもブチ込んでくるし、好きだよこういうの。

しかも曲の長さが3~4分でまとまっているのは素晴らしい。


DAATH - The Hinderers - Cosmic Forge ★★★ (2018-05-14 21:23:50)

こちらが耽美系Dååth。
次作からのヴォーカルだとこの雰囲気は出せませんわな。


DAATH - The Hinderers - From the Blind ★★★ (2018-05-14 21:21:37)

とりあえず挨拶変わりDååth。
凶暴なVo、メロディアスなギター、ノリノリなドラミング。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Through the Non-Time ★★★ (2016-03-19 00:04:28)

基本「哭いてもいいんだよ」状態のアルバムだけども
この曲のサビだけはアガる!

If you want to hurt ... Shoot!! shoot!!
I walk Through The Non Time
If you want to kill ... Tell!! tell!!


DARK TRANQUILLITY - Atoma ★★★ (2017-12-26 22:27:44)

ダークトランキュリティは裏切らない。

ARCH ENEMYもIN FLAMESもCHILDREN OF BODOMもSOILWORKも(DTも入れてメロデス五虎大将と私は呼んでいる)、さすがに最近やや息切れしているかなという印象があるが、ダートラは裏切らない。

いつも以上にメランコリック。


DARK TRANQUILLITY - Construct ★★★ (2013-11-16 00:48:03)

メロディー自体は彼ららしいものだが今までと少し空気感が変わったろうか。どことなく冷たさを感じさせる。
私がEternal Tears of Sorrowに求めている要素が、このアルバムにもあるような気がする。
そしてドラマティックで、美しく、破滅的なムードを漂わせており、これこそDTの面目躍如といったところ。
これ!という一曲は挙げられないが、曲単位ではなく「アルバムとして聴く」タイプの作品かと。


DARK TRANQUILLITY - Construct - Immemorial ★★ (2013-11-16 00:54:10)

ボーナスだが印象的な曲。是非ともこの曲が収録されたものをご購入されたし。
ギターソロ後のキーボードが良い味。


DARK TRANQUILLITY - Fiction ★★★ (2014-11-14 23:58:08)

過去最高の音質によって到達した、ダートラの頂点。
炸裂するアグレッションとロマンティシズム。
彼らの良さが全て凝縮された一枚。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - Empty Me ★★★ (2017-11-03 10:51:30)

激しさ、美しさ、メロデスの2大要素が超次元でスパーク。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - The Lesser Faith ★★★ (2014-11-14 23:59:15)

アルバム中、最も聴きごたえのある展開美。
メカニカルなリフと中間の美麗KEYパートの対比にシビれる。


DARK TRANQUILLITY - Haven ★★★ (2011-06-08 04:28:23)

DAMAGE DONE以降のアルバムは高品質ではあるものの、偉大なるマンネリズムが続いてる。
なのでPROJECTORとHAVENの非疾走アルバムは貴重。
特にこのHAVENはどっちつかずなのがたまらなく良い。
音が無理やり詰め込まれてないので、行間を読む感じで。

疾走しなきゃつまらない、ってのは幻想だ。


DARK TRANQUILLITY - We Are the Void - The Fatalist ★★★ (2017-11-03 11:01:29)

狂おしく疾走する、ダートラの面目躍如。


DARK TRANQUILLITY - Where Death Is Most Alive ★★ (2016-02-04 22:38:33)

2008年のイタリア・ミラノでのライブ。

激しい曲と渋い曲のチョイスが抜群。
LIVE DAMAGEに無くて今回入っているのでアツイところは…
CHARACTERからThe New BuildとMy Negation。(Mind Mattersもあればなぁ…)
FICTIONからThe Lesser Faith。

古いところでは
PROJECTORからFreeCard。
極めつけはEdenspringでしょうね。
ええ、Edenspringです。


DEICIDE - Scars of the Crucifix - Scars of the Crucifix ★★ (2016-08-28 00:04:53)

眩い、あまりに眩いギターソロ。
光を放ち過ぎです。


DEICIDE - The Stench of Redemption ★★★ (2018-06-18 21:49:25)

追悼ラルフ・サントーラ。
甘美かつ激烈なるメロディー、最高っす。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Terria ★★★ (2016-07-03 00:07:18)

天才で鬼才で奇才で変態なデヴィン様の傑作。
なにやら途方もないスケールを感じさせるアトモスフェリック・ヘヴィプログレ。
③EARTH DAYに全て凝縮されていると言っても良いでしょう。

Soilworkの4thをプロデュースした時にビョーンにダメ出ししまくった、みたいなエピソードをふと思い出す。
こんな作品作って、こんな声出す人に言われたんじゃ、そりゃあぐうの音も出ませんわな。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Terria - Earth Day ★★★ (2016-07-03 00:21:35)

こりゃ壮大すぎる。正にEARTHレベルの規模。
そしてデヴィンのVoが縦横無尽に駆ける。


DGM - Momentum ★★ (2013-05-09 01:54:19)

プログレッシヴでありながら、4~5分にまとめあげた楽曲が大半を占める。
この、冗長さのかけらもない身の締まり具合が抜群。
GとKEYの弾きまくりっぷり、Voの声質から「明るめのSYMPHONY X」と表現できるかも。
あるいは「タガの外れたLAST TRIBE」か。
もういっちょ「コンパクトで正統派よりのTIME REQUIEM」とか。

あれこれ例えてみたが、テクニカルかつメロディックな高品質メタルなのである。
あえて苦言を呈するのであれば、これという歌メロがやや少ないか。