SikThはメイデンのカバーをしていたとはいえ、まさかこんなプロジェクトをやるとは。 問題の音であるが、メイデンのわかりやすいギタメロなメタルでもなければ、シクスの超絶テクカオスでもない。 こう言っちゃあアレだが、フツーのメタルなのである。ちょっとキツめに言えばあまり面白くないのである。 マイキー普通に歌うと結構いい感じだなぁとか、エイドリアンがこんなフレーズ弾くのかぁとかそういう面白みはあるけど、あまりエキサイトする曲が無いんですよね…。 実際鳴ってるギターは悪くないし、ボーカルも相変わらす色々な声出してるし、なんだけど良いと思った曲は正直②No Place Like Homeくらいという。 他はミドルテンポの曲なんだけど、フックが足らんかな。 うーん、ちょっと…中途半端なアルバムだったか…。
フローリアン・フリッケによるクラウトロック/プログレユニット。 Tangerine DreamやAsh Ra TempelやKlaus SchulzeやCanやNeu!やkraftwerkらとクラウトロック黎明期に現れたポポル・ヴー。 ただ前述した方々よりも電子音楽からの脱却が早く、民族、宗教のエッセンスの入ったプログレと化した。
Klaus Schulze曰く "Florian was and remains an important forerunner of contemporary ethnic and religious music." とのこと。 というか、フローリアンがクラウス・シュルツに自分のシンセ機材をあげたらしい。
脱メタル化して吹っ切れたANATHEMA。 この再録アルバムはすこぶる出来が良い。 元ネタは、最もメジャーなEternity収録のAngelicaが一番古い。 あとはAlternnative 4、Judgement、a fine day to exit、a natural disasterからなので、後期の作品が大半を占めている。