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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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極太うどん野郎さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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OPETH - Sorceress - Era ★★★ (2019-01-10 22:54:22)

OPETH史上最もメジャー感ある一曲に。
哀愁ロックかな?というムードで子気味よく走る。
この曲はANATHEMAと同じフィールドだ。


AVATAR - Avatar Country ★★★ (2018-12-03 22:31:31)

2018年の7th。
どんどんデス要素が抜けてきて、芝居がかった、シアトリカルなヘヴィメタルへとシフト。
恒例の白塗りメイクも含め、いよいよKING DIAMOND路線へ待ったなし。
初期のメロデス的なアプローチは残っていないので、ソッチが好きな人にはお気の毒な作品。
クリーントーンのギター比率は増し、フックのあるリフが満載。

HAMMERS OF MISFORTUNEと共に、ごった煮エピックメタルを引っ張っていって欲しい。


AVATAR (2018-12-03 21:26:37)

スウェーデン産、メロデス通過型のシアトリカルメタル。
初期のメロデス時からドラマティックな曲作りを見せていた。

2014作「Hail the Apocalypse」でよりグルーヴィに。
2016作「Feathers & Flesh」でよりシアトリカルに。


MESHUGGAH - obZen ★★ (2018-11-15 20:50:50)

まず、ジャケの瞑想ハゲ座禅が最高だろう。

①③⑤⑧はNOTHINGで標榜したスタイルに、初期の疾走感、ないしギターの刻みをブレンドした雰囲気で、かなり取っ付きやすくなっている。
相も変わらず高品質だが、NOTHINGの方が中毒性はあるかな。


KALMAH - Swamplord - Withering Away ★★★ (2018-11-15 20:07:16)

未だに疾走キラデス最高峰の一曲だと信じてやまない。


MASTER MUSICIANS OF BUKKAKE - Totem Three ★★★ (2018-11-06 23:15:12)

MASTER MUSICIANS OF…と来ればJAJOUKAでしょう。普通は。
ところがBUKKAKEですよ、ぶっかけ。
ぶっかけうどんとかじゃなくて、絶対にザーが付く汁の事ですよ。
「レイプマン」にインスパイアされたスティーブ・アルビニも大概だけど、「ぶっかけ」を気に入っちゃうなんてね。

Sunn O)))やEARTHの音作りを担うRandall Dunnを中心とした民族・宗教・ドローン・サイケ。
ジャジューカからの民族スピリットにアングラメタル界隈の暗黒精神をブレンド。
呪術的、宗教的な重厚さもあるし、軽快な民族音楽を鳴らしもするし、ドローン・アンビエントの陶酔感もあるし、極めて真面目な音。
終盤の⑥Reign of Quanity and the Signs of the Times/ Patriarch of the Iron Ageと⑦Failed Futureでのトランシーな感覚でもって大団円。

モロッコのジャジューカ、アメリカのメタルオタク、日本のオゲレツ文化の核融合や!


SINERGY - Suicide by My Side - The Sin Trade ★★★ (2018-11-06 21:52:15)

アルバム中随一のバッキングとソロの展開美。
I Spit と甲乙付け難し。


NEUROSIS (2018-10-06 17:22:59)

2019年2月にNEUROSISとCONVERGEがダブルヘッドライナーで来日らしい。
CONVERGEは6年振り、NEUROSISは19年振りの来日だそうで。
久々にやべえパッケージのライブ来たな…。

NEUROSISは生で見るラストチャンスの可能性あるし、行きたいな。


TWILIGHT - III: Beneath Trident's Tomb ★★ (2018-09-23 21:20:13)

USブラックメタルのスーパーバンドによる3rdで最終作(2014)。
1stではXASTHUR、2ndではISISのアーロン・ターナーの参加で、それに応じたカラーが出ていた。

このアルバムではまさかのサーストン・ムーア(SONIC YOUTH)が参加。
まあ何せMAYHEMのネクロブッチャー先生が著した『The Death Archives : Mayhem 1984-94』の英語版を、サーストン自身の出版社「Ecstatic Peace Library」から刊行するほどの男。

で、今作はブラストで疾走という曲は無く、低速でズルズルとノイズをまき散らす。
いい感じの地下臭がプンプンしており、鬼気迫るVoもグッド。
ロック界隈で活躍していた男が参加しているなんて、普通に聞いたら誰も気づかないと思うよ。
ブラック系ポストメタル、エクスペリメンタルの良盤。


GALLHAMMER - The End ★★ (2018-09-13 19:52:20)

名前がギャルハマーだもん。すごいよね。
日本産なのにPEACEVILLEからリリースされてるんだもん。すごいよね。

チリチリとノイズを纏ったブラック・スラッジサウンドが抜群のアングラ臭を醸す。
地の果てから叫んでる感じの、悲鳴のような声がこれまた迫力。

マグダラ呪念の幽霊ドゥームも好きだが、GALLHAMMERのプリミティヴな音も良い。
国産女性ドゥームは強烈やね。


SADIST - Hyaena ★★★ (2018-09-12 23:51:24)

イタリアン・プログレデスの重鎮。安定のSADISTですよ。

もうDEATHもいないしCYNICも寡作だし、フレットレスベースがブリブリ言ってるのが嬉しくてね。
テクデスやブルデスみたいにゴチャっとせず隙間のある音。
急に来るキラキラシンセ。
それにトライバルなビート。
初期の頃みたいな、いわばゲームミュージックばりのシンセももっと放り込んでいいのよ。
相変わらず素敵。


LUNAR - Theogony ★★ (2018-09-12 23:10:22)

USのプログレメタル。2017年の1stフル。
2017年だというのに70'sプログレを思わせるB級ファンタジーなジャケやで。思わず買っちまったんだぜ。

アコースティックを盛り込みつつ進行する、ほの暗いフォーキーなプログレメタル。
かと思いきや2曲目からデスボイスも乱入。この瞬間に感じたOPETH感たるや。
いやほんと、これはかなりOPETH感あります。
フィンランドのIKUINEN KAAMOSもかなりOPETHしてたけど、このLUNARも濃いですわ。
IKUINEN KAAMOSはデス寄りだったが、こちらはプログレ・フォークの要素が多め。
部分的に金管を入れるセンスが好ましい。


ELENIUM - Caught in a Wheel - Human ★★★ (2018-07-19 20:03:26)

ギターソロ気持ち良いわ…。3’23の瞬間には震える。


ELENIUM - Caught in a Wheel ★★ (2018-07-19 19:53:27)

フィンランド産のプログレ・メロデス。
Keyも目立つミステリアスなムードを持った渋いメロデス。
EMBRACEDなんかと空気感は近いかも。(あんなに派手じゃないけど)
VoはOMNIUM GATHERUMのユッカ。

前作よりキラキラ成分控えめになって、やや地味な作風ではあるのだが…
いやしかしギターソロがクソ巧え!
②Humanのソロだけでギタリストのセンスが丸わかりだ。

そしたらその凄腕ギタリストKasperi HeikkinenはU.D.OとかBEAST IN BLACKへと羽ばたいて行きました。


KAMASI WASHINGTON - Heaven & Earth ★★★ (2018-07-09 22:36:00)

勢い止まぬ新世代ジャズの急先鋒が放つ2018年作。

2枚組と言いつつも、隠しディスクがあるので実質3枚組。
上手いこと取り出さないと紙ジャケが大ダメージを受けるので困る。

壮大なオーケストレイションがありつつも、ポップなフィーリングが増しているのが好ましい。
ジャズな部分とそうでない部分との振れ幅が広がったのは今作の特徴かと思われる。
盟友サンダーキャットと同様に、日本文化に好意的なようで「Street Fighter Mas」なる「ストⅡ」愛の溢れる一曲もある。
バンドとして成熟してきており、これから先も楽しみ。


AUTECHRE (2018-07-09 21:45:22)

2018の最新作は8枚組で8時間超というクレイジーな仕様らしい。
常軌を逸したリリースっぷりなので、ちょっと買いたくなってくる。


RALPH SANTOLLA - Shaolin Monks in the Temple of Metal ★★★ (2018-06-28 17:10:33)

MILLENIUMのHeaven Sentの泣きソロに心を打たれ、このアルバムが出たときには
「まるまるラルフのギターが味わえるなんて最高じゃないか!」とわざわざ新品で買った思い出があります。
ギタリストのソロアルバムってやや飽きがきやすいんですけど、これはちょくちょく聴きますね。

本当に「メロディアスなギターソロ」を弾かせたらラルフの右に出るものはいないと思います。
世の中に手クセだらけの糞つまらないギターソロはゴマンとありますが、ラルフの良さは「一つ一つ音を紡いでいる感じ」なんですよね。


DEICIDE - The Stench of Redemption ★★★ (2018-06-18 21:49:25)

追悼ラルフ・サントーラ。
甘美かつ激烈なるメロディー、最高っす。


DAATH - The Hinderers - Cosmic Forge ★★★ (2018-05-14 21:23:50)

こちらが耽美系Dååth。
次作からのヴォーカルだとこの雰囲気は出せませんわな。


DAATH - The Hinderers - From the Blind ★★★ (2018-05-14 21:21:37)

とりあえず挨拶変わりDååth。
凶暴なVo、メロディアスなギター、ノリノリなドラミング。


DAATH - The Hinderers ★★★ (2018-05-14 21:15:25)

名前は知っていたものの、最近初めて聴きました。
ほうほう、これはなかなか面白い。
テクニカル&メロディックなダークメタル。
テクニカルだけども背徳感とか妖艶さがあって、小手先の音楽では無いです。
デスメタルほどのヘヴィな音作りはしていませんが、Voは少しDARK LUNACYっぽい渋めの良い声(次のアルバムから別の人になっちゃう)。
どんどんツインリードを盛り込んでくるし、耽美的なKEYの味付けも絶妙だし、一曲テクノメタルもブチ込んでくるし、好きだよこういうの。

しかも曲の長さが3~4分でまとまっているのは素晴らしい。


DOWNY (2018-04-28 16:32:14)

ギタリストの青木裕氏が亡くなられた。
ライブを見に行かなかったのを後悔。

そしてまた「曦ヲ見ヨ!」のPVの馬を見ます。


青木裕 - Lost in Forest ★★★ (2018-04-15 19:39:56)

downy 、unkie 、VOLA & THE ORIENTAL MACHINEのギタリスト青木裕のソロ作品。

他に類を見ないギター作品。
漆黒の闇に瞬くクラシカルな旋律は息を呑むほど美しい。

2018年、3月19日に青木氏が亡くなられてからは、もはやレクイエムにしか聴こえない。
このアルバム41分に、全生命が宿っている。


FOREST SWORDS - Compassion ★★★ (2018-01-01 22:13:15)

男は黙って我慢、忍耐。
「石の上にも三年」ってね。
ってバカヤロー!何が「石の上にも三年」だバカヤロー!
漢なら「石の下にも三年」だバカヤロー!

というステキすぎるジャケがこちら。
FOREST SWORDSの2ndフル、COMPASSIONであります。

呪術的なビートに、何か悲痛さを感じさせるボーカルが絡んで胸に刺さってくる。
幽玄な、儀式的なムードを湛えた瞑想エレクトロニカ。


FLYING LOTUS - You’re Dead! ★★★ (2017-12-30 23:22:19)

コルトレーンの遺伝子炸裂!

エレクトロニカ、ジャズ、ヒップホップが核融合し、音楽の可能性を押し拡げる大傑作。
聴きごたえはバツグン。


ECHO & THE BUNNYMEN - Heaven Up Here - Show of Strength ★★★ (2017-12-30 22:56:08)

3'15~から訪れるクライマックス。
激しくアタックするドラムとイアン・マッカロクの深遠なるヴォーカルが響きわたる。


DARK TRANQUILLITY - Atoma ★★★ (2017-12-26 22:27:44)

ダークトランキュリティは裏切らない。

ARCH ENEMYもIN FLAMESもCHILDREN OF BODOMもSOILWORKも(DTも入れてメロデス五虎大将と私は呼んでいる)、さすがに最近やや息切れしているかなという印象があるが、ダートラは裏切らない。

いつも以上にメランコリック。


CONVERGE - Jane Live ★★★ (2017-12-23 01:17:55)

「JANE DOE」完全再現ライブ。

VoのJacob Bannonももう40歳も超えるというのに、このテンション。
ありがたや。


QUEENS OF THE STONE AGE - Villains - The Way You Used to Do ★★★ (2017-12-23 01:06:59)

今年No.1のリフです。


BRUTAL TRUTH - End Time ★★★ (2017-12-04 16:55:53)

2011年、再結成後の2作目で通算5作目。ラストアルバムになっちまいました。

非常にBRUTAL TRUTHらしい暴力的なサウンドです。
この荒々しさは彼らにしか出せん味。
5秒の瞬曲から15分のノイズ垂れ流しソングまで完備。


DARK TRANQUILLITY - We Are the Void - The Fatalist ★★★ (2017-11-03 11:01:29)

狂おしく疾走する、ダートラの面目躍如。


DARK TRANQUILLITY - Fiction - Empty Me ★★★ (2017-11-03 10:51:30)

激しさ、美しさ、メロデスの2大要素が超次元でスパーク。


SIKTH - The Future in Whose Eyes? ★★ (2017-07-28 23:13:50)

2017年、11年ぶりのフルアルバム。

やった!SIKTHのアルバムだ!
これでペリフェリーもプロテストザヒーローも用なしだぜ!うほーい!

と思ったりもしたのですが、ジャスティン(Vo)が脱退してPINのプロジェクトAliasesから新Voが加入。
正直に言いますと、ちょいと物足りんのです。悪くはないもののマイキーの声に対してクセが無さすぎるかな。
マイキーの奇天烈爬虫類ヴォイスと、ジャスティンの天上エモヴォイスから生み出されるカタルシスには遠く及ばないという。
サウンド的には2ndと前作のミニアルバムからさほど変わりなく、安定のSIKTHクオリティです。
ただ、今のメタリックなギターサウンドも良いのですが、1stのようないくらかソリッドでシャープな質感が恋しくもあります。


GARY BURTON - A Genuine Tong Funeral ★★★ (2017-07-28 10:04:03)

1968年作。ロックとジャズが接近する時期。
メタルな性癖が出てしまい、Funeralの単語に反応。
邦題は「埋葬」となっております。

映画音楽のような趣を感じさせるコンセプトアルバム。
ジャズというよりは、陰鬱なムードを持ったプログレと言っていいかと。
ヴィブラフォンの優美な響きと、ホーンの奏でる不穏な音の対比が素敵です。

1.オープニング~間奏曲:シャベル~生き残った人々~柩列車
2.死者名簿
3.夜明け (パート1)
4.間奏曲:哀悼~幕間音楽
5.黙想の春
6.ファンファーレ~死者の母親
7.ある挽歌
8.夜明け (パート2)
9.新葬送行進曲
10.新国歌~生き残った人々


上原ひろみ - Spark ★★★ (2017-07-28 09:33:02)

一般に連想するようなコテコテのジャズではなく、自分の印象で言えば「ロック寄りジャズ」。
インプロっぽくなく、わかりやすいビートとはっきりした展開があるのでロック人に聴きやすいアルバムだと思います。

ロック、クラシック、ブルース、ジャズと色々なエッセンスがあり、それに加えてフレージングの多彩さで飽きさせない。
引き出しの多さは目を見張るものがあります。
とはいえ、彼女のストロングポイントは詰まるところ「メロディーの良さ」な気がしています。
当たり前すぎることですが、長く聴ける音楽はやっぱり「メロディー」、ですな。


BABY SHAMBLES - Down in Albion - Fuck Forever ★★★ (2017-06-11 23:15:39)

なんてったって「FUCK FOREVER」ですよ。
もうタイトルだけでシビれてしまいました。
このギターの音と詩の切実さは何だ。


WALTARI - Big Bang ★★★ (2017-05-19 19:53:53)

フィンランドの突然変異種、WALTARIの4thフル。1995年作。
ローペ(ex.STONE,CHILDREN OF BODOM)はまだ加入してません。

まあWALTARIと言えばその雑食ぶりが魅力なわけですね。
今作はエレクトロニカ・ラップ・グルーヴのエッセンスが強め。
と思えば普通にメタルしたり、やたらとポップだったり、ちょっと北欧らしく湿っぽくなったり。
さらには…って言い出したらキリがないほどあれこれやってます。
「変態」という単語が好きな方は避けては通れぬバンド。


THESE NEW PURITANS - Hidden - We Want War ★★★ (2017-02-06 22:10:04)

00年代の怪物が産み出した異形のロックオーケストラ。
並々ならぬ焦燥感、緊張感、躍動感。
音楽の新たな地平を切り拓く一曲。


NINNGHIZHIDDA - Blasphemy ★★ (2017-01-12 23:00:51)

キラキラ度がかなり高めのシンフォブラック。
ドイツ産なのがちょいと珍しいですね。
AVALONから99年に日本盤が出てます。バンド名の読みはニンギジーダ、らしい。

ディムボガー、オールドマンズチャイルド、クレイドル、コヴナント。
その辺が好きな人は大好物だと思います。
男デス声2人、女声1人の計3名のゲストボーカルに歌わせているので、パターン多め。
シンセの主張がかなり強いので、派手サウンド好きにはたまりません。
98年の作品ということを考えると、かなり優秀な一枚かと。


水中�それは苦しい - ひと目見て憎め - もやしラーメン ★★★ (2016-12-25 20:35:40)

即興ボーカルの醍醐味。
ボキャブラリーが常人離れしておる。


水中�それは苦しい - ひと目見て憎め - サンダーレイプ ★★★ (2016-12-25 20:29:22)

小学生だってサンダーレイプなんて言わんわ。
デビルセックスと合わせてえらいことになっとるわ。
しかし中毒性があるんです。


水中�それは苦しい - ひと目見て憎め - デビルセックス ★★★ (2016-12-25 20:28:00)

小学生だってデビルセックスなんて言わんわ。
しかし中毒性があるんです。


水中�それは苦しい - ひと目見て憎め ★★★ (2016-12-25 20:18:04)

日本のアンダーグラウンドで燦然と輝くこともない、奇跡のアコースティックパンク。
ヴォーカル、アコギ、ヴァイオリンのスリーピース。
1993年の1st。

衝動以外なにも入ってません。
全くもってふざけているような歌詞と、勢いで押し切るボーカルで、パッと聴きコミックバンドとも評されがち。
でもね、なんかシリアスさを感じるんですよ。
ヴァイオリンの音色がそう思わせるのか?
いや、やっぱり「本気」が感じられるからなんだろうなぁ。
ヴォーカルのジョニー大蔵大臣(なんちゅう名前だ)の特殊な言語センスに、何かを感じる人はいると思います。

う~ん、メタラーとは相性悪い音楽かもしれないです。
「こんなもんクソくだらねぇ」っていう人もいると思います。


AMORPHIS - Magic & Mayhem: Tales From the Early Years ★★ (2016-11-27 22:54:32)

3rdまでの曲を2010年のメンバーで再録したアルバム。

キーボードが強く鳴っていて、1st,2ndのドロドロ感は無くなっております。
その分メロディーが鮮明で、まさに「今」のAMORPHISサウンドで再生されてます。
Black Winter DayとOn Rich and Poorの二大巨頭もしっかり入って、初期ベストってな感じです。

基本的にオリジナルを超える、っていうのは無理だと考えてるので、再録ものとかカバーものは「これもアリだな」と思えれば成功だと思います。
このアルバムは「アリ」です。良い出来です。


SONATA ARCTICA - Reckoning Night - Ain't Your Fairytale ★★★ (2016-10-29 21:05:45)

この曲はサビ2つあると思ってます。
ソナタの歌メロ絶頂期。


SONATA ARCTICA - For the Sake of Revenge ★★ (2016-10-29 20:50:47)

2005年の日本公演。
まだヤニがいます。

サクセサーに収録されていたライブを思うと、しっかりしたなぁ…と感慨深い。
良い曲の多いソナタだけに、選曲にどうしても不満が出てしまうのが無念なところで。
アッチを立てればコッチが立たずということになってしまいますな。
Reckoning~のツアーなのにAin't Your Fairytaleが入ってないのは悲し。

ちょっとしたアレンジもあって良いライブかと思います。
トニーも声出ているし、歌メロの良いコーラスはやっぱり盛り上がりってしまう。


SOILWORK - Live in the Heart of Helsinki ★★ (2016-10-29 20:31:05)

Living Infiniteリリース後の、2014年のライブ。
全アルバムから曲が入ってるのが特徴。
Like The Average Stalker・As We Speak・Overlordという
俺的「優秀な2曲目」が勢揃いなのは美味。
ビョーンの歌い分けも見事だし、演奏、音質共に問題なし。
ただ、メンバーもコーラス参加した方がええんちゃう?とは思うけどもね。
スタジオ盤はけっこうボーカル重ねてるんだし。

自分がナマでソイルワークを見たのは2003年のボドムとのライブだった。
あの時はピーターとフレニングとヘンリーランタがいて…、と思い出さずにはいられない。
それから10年以上も経ってるんだなぁ。
新しいギターの二人も定着して頑張って欲しいもんです。
ビョーン、フリンク、スヴェンは変わらずに居て欲しいもんです。


RODRIGO Y GABRIELA - Rodrigo y Gabriela - Tamacun ★★★ (2016-10-22 21:22:51)

哀愁ギターラ!
リピートを誘います。


DEICIDE - Scars of the Crucifix - Scars of the Crucifix ★★ (2016-08-28 00:04:53)

眩い、あまりに眩いギターソロ。
光を放ち過ぎです。


VEILED IN SCARLET - Reborn (2016-07-17 00:04:27)

Serpent時代からの相棒Hiroki(G)が脱けた2nd。2016。
新メンバーを迎え、豪華絢爛クサメロデスを披露。
G脱退の影響を感じさせないサウンドだ。
これをもってGYZEとの格の違いを見せつける!はずだった。

はずだったのだが!
Mikuなる新Voがヤバいのである。悪い意味で。
カッサカサの囁きデスボイスなのだ。
この声が表現の一つ、であれば良かった。しかしこの声しか出せない様なのだ。
低音グロウルやらスクリームやら途中で挟んでくるかと思ったのだが、ずっと同じ声という…。
音質はクリアになって向上したのに、またもや弱点を抱え込んでしまった。

このVoが好き、という人はかなりのフェチズムをお持ちの方だと思う。
私にはそこまでの度量は無かった…。


スピッツ - さざなみCD - 桃 ★★★ (2016-07-10 23:32:28)

爽やかな哀愁。
それがスピッツの良いところ。
さざなみのようにサ~っと沁みてくるねぇ。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Terria - Earth Day ★★★ (2016-07-03 00:21:35)

こりゃ壮大すぎる。正にEARTHレベルの規模。
そしてデヴィンのVoが縦横無尽に駆ける。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Terria ★★★ (2016-07-03 00:07:18)

天才で鬼才で奇才で変態なデヴィン様の傑作。
なにやら途方もないスケールを感じさせるアトモスフェリック・ヘヴィプログレ。
③EARTH DAYに全て凝縮されていると言っても良いでしょう。

Soilworkの4thをプロデュースした時にビョーンにダメ出ししまくった、みたいなエピソードをふと思い出す。
こんな作品作って、こんな声出す人に言われたんじゃ、そりゃあぐうの音も出ませんわな。


EYE HATE GOD - Dopesick ★★ (2016-06-04 21:39:37)

スラッジの始祖が放った1996年の3rd。

地下臭プンプンの最低で最高な音。
低音ズルズルでノイジーなギター&ベース。
思い切りブッ叩いているドラムは痛快。
そしてヤケクソ、くそったれなパンク・ハードコア感もたまらんのですな。


Chick Corea - The Leprechaun ★★★ (2016-05-01 22:31:03)

トムニューマンの「妖精」も良いし、ロカンダデッレファーテの「妖精」も良い。
でも、アルバムが始まった瞬間にヒラヒラ~と妖精が舞い降りてくるのはコレ。
全編ファンタジック&メルヘンチックなジャズ・プログレ。
まさに「音」が世界を表現する名盤。


DOWNY - 無題 第5作品集 - 曦ヲ見ヨ! ★★★ (2016-03-20 21:34:55)

衝撃的なドラムフレーズ。
ボトムを支える強烈なベースとドラム。
浮遊感のあるギターとヴォーカル。その対比が凄まじい。


DARK LUNACY - Forget Me Not - Through the Non-Time ★★★ (2016-03-19 00:04:28)

基本「哭いてもいいんだよ」状態のアルバムだけども
この曲のサビだけはアガる!

If you want to hurt ... Shoot!! shoot!!
I walk Through The Non Time
If you want to kill ... Tell!! tell!!


BEAGLE HAT - Casgabarl! - Fairyland ★★★ (2016-03-14 22:23:03)

イントロ、サビの哀愁っぷりがやばいです…。


BEAGLE HAT - Casgabarl! - Casgabarl! ★★★ (2016-03-14 22:21:33)

タイトルトラック。
ポップでキャッチーなサビが最高です。


BEAGLE HAT - Casgabarl! ★★★ (2016-03-14 22:19:11)

2004年の2ndアルバム。
「クイーン×ビートルズ×イエス!?」と、ものすごい事が帯に書いてあります。
比較対象が凄すぎますが、言い過ぎでもないです。

国産とは思えぬ、それこそQUEENを彷彿とさせるポップフィーリングを持っています。
後にLast Autumn's Dreamにカバーされたり、David Patonが加入したりと、正にワールドクラスの評価。
メロディアスで、キャッチーで、ほど良くプログレ風味で、哀愁の歌で…。
なぜに解散したというのか…。


BEAGLE HAT (2016-03-14 22:03:38)

日本の誇るプログレポップロックバンド。
スウェーデンのA.C.Tが好きな人は絶対気に入ると思います。

1stの「Beagle Hat」、2nd「Casgabarl!」は日本語詞です。
1stには「NHKみんなの歌」にも取り上げられた「白いスピッツ」収録。

もし日本語はちょっと…という方は
3rdの「Magical Hat」と4thの「Orange Groove」をどうぞ。
というのもその時期にDavid Patonが加入して歌っているのです。
デヴィッド・ペイトンはBay City RollersやPilot、でもってCamelなどを渡り歩くプレイヤー。
良い声です。
3rdは1stと2ndの曲で構成されていて、初期曲のDavid Patonバージョンという感じです。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★★ (2016-03-05 00:08:23)

2008年以降のリマスター盤について。

基本となる10曲にMarry-LouとLetter to Dana(Return To Sender(2008ver)を標準装備。
かつてはボーナストラックだったメリールーですが、日本人にとっては大事な一曲。
なので「Marry-Louありき」のECLIPTICAというのは嬉しい。
もちろんリマスター効果が一番高いのもメリールーです。

Letter to Danaの2008年Verは、悲しみに暮れているような感じ。
オリジナルは切ないような、懐かしむような感じでしたが、随分雰囲気が違います。


NOCTURNAL RITES - Shadowland ★★ (2016-03-04 23:42:24)

ダニエル・ベルグストランドのもたらした強靭なサウンドが、バンドをネクストステージへと昇華させた。
このアルバムを境に彼らは円熟期に突入する。
パワーとメロディのバランスがすこぶる良く、ノクターナルライツの最初の一枚はこれを推したい。


ENTWINE - Painstained (2016-02-22 00:09:41)

2009年の6thアルバム。

「ヘヴィ」というよりは「メタル」な雰囲気が増したろうか。
まあ、これまでの路線とほぼ変わりないんですが。
しかしこれといって文句も無いものの、特筆すべき所もちょっと無いか。
ふいに聴きたくなってちょいちょい聴き直すんですが、絶頂には到達しないのがもどかしい。
「良くも悪くも80点」な一枚。
決して嫌いじゃないんですけどね。


MY DYING BRIDE - As the Flower Withers ★★ (2016-02-21 23:52:14)

デビュー作。
この時点では2ndのような絶望埋葬ゴシックではなく、古き良きデスメタルフィーリングも強い。
もちろんTurn Loose The Swansへと連なる耽美的なアプローチもある。
ブルータルに疾走したかと思えば、ヴァイオリンを絡めて低速重音の妖艶パートに突入したりする。
その両極端な音像を織り交ぜているのは、やはり当時でも異色だったと思われる。
かなり面白い一枚。


YNGWIE MALMSTEEN - Eclipse - Save Our Love ★★★ (2016-02-13 21:30:16)

インギー、こんな素敵なバラードも書けたんだよなぁ…。
しかもこの後の曲がMOTHERLESS CHILDだもんなぁ…。
私的にはインギーの絶頂はこの一連の2曲。


LIQUID TENSION EXPERIMENT - Spontaneous Combustion ★★ (2016-02-10 21:32:28)

とある4人組のバンドがスタジオに行きました。
そしたらギターの奴が
「すまん!子どもが産まれるから女房のところに行く!」
と言って、ベース、ドラム、キーボードの3人がスタジオに残されました。
「……、ジャムるか。」

そんなこんなでLIQUID TRIO EXPERIMENT名義のアルバム。
1stのアウトテイク集みたいな位置づけ。
レヴィン、ポートノイ、ジョーダンの3人です。(欠席:ペトルーシ)
ギターレスの編成なので、メタル感やドリムシ感が薄れています。
ジャズ・ファンク・フュージョン寄り。
Paradigm ShiftやAcid Rainみたいなキメキメの曲はありませんのであしからず。

探り合いの演奏なんだけど息ピッタリ。
即興ならではの予期せぬ「瞬間」の気持ちよさがある。
生々しい録音で、それぞれの楽器がハッキリ聴こえて楽しい。
ライナーにも書いてあるが、エレクトリック・マイルスっぽさもある。


CHILDREN OF BODOM - I Worship Chaos (2016-02-04 21:56:04)

何か、何かいつもと違うんだよなぁ~、と聴き続けた。
とりあえずアレです。
オーケストラヒットがいつもより少ないんですね。これがかなり違和感の元だったのかも。
いつもなら「ジャン!!」とキメるべきところにその音が来ない。
で、疾走曲も少なめ。冒頭から疾走する曲は④Hornsくらいのもの。

かと言って出来が悪いというわけでは無いんだけれども、突き抜けた曲がないのは事実。
全体的に似たような印象で、アルバムにやや起伏が足りないか。
⑨All for Nothingの哀愁を感じるあたりは少し目新しい感じ。
ラストのWiddershinsの締めくくり方も余韻があって好ましかった。

それぞれの曲に良いパーツはあるけど、もう一息。


NOVEMBRE (2016-01-17 00:08:19)

2016年4月にピースヴィルから新譜が出る模様。
待ちかねたわい。


MARDUK - Rom 5:12 ★★ (2016-01-04 17:47:16)

ブルータリティで言えば戦車盤の方が上ですが、非常に禍々しい雰囲気があって好ましい。
「アッティラですかい!?」と言いたくなる怨声も発していて、表現の幅は増しております。
1曲目と偶数番にファストな曲、3.7.9曲目に長尺ミドルが配置されている構成。
緩急があるのは良いが、7分オーバーの曲が3つもあるのはちょいと冗長か。
「スローな八分超の曲なんぞいらんわ!爆走しろやい!」と思わなくもない。
まあ、そのじらしのおかげで疾走曲が魅力的に映るので、なんとも言えませんが。
②Cold Mouth Prayerに代表される偶数番の疾走曲はすごく良いです。


KYPCK - Черно ★★★ (2015-12-29 00:28:28)

2008年作、英題「Cherno」。
フィンランド産、メランコリードゥーム・ゴシック
元SENTENCEDのSami Lopakka(G)、元CHARONのAntti Karihtala(Dr)在籍。
後にSami Kukkohovi(ex/SENTENCED)もギターで合流する。


メンバーを見ただけで一部の人はヨダレが止まらないはず。
極低音のドゥーミィなベースがズ~ンと鳴るゆえ、冷たく響くギターが映える。
Voは、ヴィレやJPが好きな人はまず気に入るであろう哀愁のダンディーボイス。
ロシア語の独特な雰囲気、巻き舌の発音なども特徴的。
悲哀のメロディーを奏でるノーザン・メランコリーは、まだ死んではいない。


ECHO & THE BUNNYMEN - Crocodiles - Crocodiles ★★★ (2015-12-12 23:58:49)

研ぎ澄まされたギターの響きに打ちのめされる。
エコバニの1stの中で圧倒的にキレ重視の曲。


VISION OF DISORDER - From Bliss to Devastation ★★ (2015-12-06 23:54:22)

2001年発表の3rd。

あまり疾走していないせいか、オルタナっぽい印象が増。
この歌い方もあってかニルヴァーナ臭もあり。
相変わらずササクレ立った空気と、後ろ向きのエネルギーは十分。
中毒性は過去作よりも強し。


KIUAS - The Spirit of Ukko ★★ (2015-12-06 23:37:01)

フィンランド産、ごちゃまぜメロディックメタルな1stアルバム(2005)。

メロデスの獰猛さと、ヴァイキングの漢汁と、ブルースやフォークの伝統と、おまけにキラキラ感をメロパワに注入。
ガッツ溢れる歌唱も耳を引く独特な一枚。
「何がしたいのかわからない」という厳し~い意見もありますが、私は支持します。
解散しちゃったんだけどね…。


ARTILLERY - When Death Comes ★★★ (2015-10-25 01:04:29)

2009年発表の5thアルバム。

まあスラッシュメタルのVoといったらクセのある人ばかりですよ。
ヘタウマというか、アクが強いというか。それがスラッシュの魅力なんですがね。
このARTILLERYもご多分に漏れずそうでした。
しかしこのアルバムで加入したソーレン・ニコ・アダムセンはメロパワ畑の出身。
おいおい…作風に合うのか?と思わずにはいられません。

オープニングのWhen Death Comesを聴いて安心しました。
パワフルで素敵なスクリーミングを披露してくれたニコさんにアッパレ!
キャラの濃さではスラッシュ界の変人Voには及びませんが、「しっかり歌えるVo」というのが逆に個性になりますな。
ステュツァー兄弟のリフも相変わらずキレキレで衰え知らず。
メロディーも充実しており、フック満載。
ベテランが放った気合いの一枚。


GRACIOUS - Gracious! ★★★ (2015-08-29 23:20:45)

ズバリ言いましょう。

様式美&クラシカルなKING CRIMSON!
これです。
ツボな人は相当ツボだと思います。


MARS RED SKY - Stranded in Arcadia - Holy Mondays ★★★ (2015-08-12 10:37:15)

このイントロ、とろけちまうわ…。
サイケドゥームの面目躍如。
サビもキャッチーで印象的。


MARS RED SKY - Stranded in Arcadia ★★★ (2015-08-12 10:34:00)

フランス産のサイケドゥーム/ストーナー。2ndアルバム(2014)。

しっかり重い。
ズブズブのファズサウンド。
なのにキャッチー!

この界隈の音はどうしても「一見さんお断り」感があって、手を出しづらい。
しかしこのバンドは、Voが終始クリーンに歌っていることもあって間口が広い(良い声!)。
ドゥームの要素として重さ、遅さ、暗さがあるけれども、彼らが突き詰めているのはサイケでトリッピーな音。
そしてレトロでノスタルジックなイメージ。
どの曲を聴いても、極彩色のカラフルな煙がモクモクと立ちのぼる様が目に浮かぶのです。
これほどサイケ要素が色濃く出てるバンドは珍しいので、個性があって好ましい。


ALTERNATIVE 4 - The Obscurants - Paracosm ★★★ (2015-06-27 23:53:26)

アルバムの雰囲気を決定づける曲。
およそ10分、この悲メロに触れていると体がドロドロに溶けていきそうだ。


ALTERNATIVE 4 - The Obscurants ★★★ (2015-06-27 23:50:54)

元ANATHEMAのDuncan Patterson(B.Key)によるプロジェクト。2ndアルバム。
冒頭から「この先、良い事なんて何もないんだろうな」というピアノ&ハエの羽音。
悲しみの遥か向こうにある虚無のメロディーが支配する。

メタルの要素は無く、暗く静かなピアノが主体。
とことん陰々滅滅としており、にじみ出る孤独感は尋常ではない。
極限までダークに振り切った鬱ロック。
名盤。


AMORPHIS - Circle - Nightbird’s Song ★★★ (2015-06-27 10:26:20)

ポジティブな土着的メロディーと、暗く哭くリフとの二面性が素敵。


HATESPHERE - The Sickness Within - You're the Enemy ★★★ (2015-05-16 16:58:44)

激烈なキザミで疾走。
HATESPHEREの中でも屈指の破壊力を誇る。
なのにアルバムには正式にクレジットされていない…。
Release The PainもそうだがEPの曲は最高に出来が良い。

日本盤のボーナストラック、もしくはKilling EPで聴けます。
もしくはYouTubeで聴けちゃいます。


IMPALED NAZARENE - Latex Cult ★★ (2015-04-29 23:44:13)

フィンランド産メタルの中でもかなり歴史のあるIMPALED NAZARENE(1stは92年)。
このアルバムは96年の4th。

ブラックの背徳性とハードコア・パンクの凶暴性を併せ持つ。
とにかく荒々しい。
ベース&ドラムのアタックの強さが平凡なバンドとはダンチですわ。
ノイジーなギター、終始ブチ切れ気味のヴォーカルもうるせーのなんの。
96年でコレは相当レベル高い。


ENTWINE - Fatal Design - Surrender ★★★ (2015-04-25 22:18:29)

彼らにしては数少ないアップテンポな曲。
これがイイ感じに哀愁なんですわ。
J尾崎さんの言う通り「I Surrender~!」なサビはついつい歌いたくなってしまう。


SWALLOW THE SUN - Plague of Butterflies ★★ (2015-04-12 01:31:11)

孤高のドゥームゴシック伝道師が放ったEP(2008)。
新曲が1曲、デモ音源が4曲入りで60分。新曲は34分というとんでもタイムを記録。
デモ音源は荒いテイクではなく、かなり完成に近い形に仕上がっているので、オマケという感じはしない。
もはやフルアルバムだ。

相変わらずフィンランド産の冷気をビンビンに感じさせる。
EToSをスロウにし、哀感を強くしたような雰囲気。
暗黒ヘヴィパートと天国美メロパートの高低差は、いつもどおり相当なもの。
これといって目新しさはないが、この空気とクオリティがあれば満足。


TO/DIE/FOR - Samsara - Damned Rapture ★★★ (2015-03-28 09:21:59)

美しきヘヴィネス&サッドネス。
GとKEYによる終末感のにじみ出るリフがナイスだ。


TO/DIE/FOR - Samsara ★★★ (2015-03-28 09:18:36)

ヨナス・コト(G)が抜けてしまった6th(2011)。

いやはや、びっくり。
これは名盤JADEDに迫らんとする一枚。ヨナス脱退の影響を全メンバーで跳ね返しているわ。
特に“じゃない方”のGだったJuha-Pekka "Juppe" Sutelaが覚醒。
リフ、バッキング、共に素晴らしく、ソロも速弾きに頼らない丁寧な作りで好感触。
また、今までになくバラエティに富んだ作品で、それぞれの曲のキャラが立ってます。
クリーントーン、アコギで幅を持たせたギター。
過去最高に味付け上手なKEY。好例②⑥⑦
東洋的メロディーによるアクセント。
等々、いつものTO/DIE/FORらしさも保ちつつ、新鮮さもあるのが嬉しい。


ENTWINE - Fatal Design - Curtained Life ★★★ (2015-03-14 10:32:33)

ENTWINEの最高慟哭指数はこの曲で更新された。
ラストに向かって段々と盛り上がる。
締めくくりの「Oh Oh… Fly through The Crimson Skies」
とギタメロのリフレインは強烈。


NEGATIVE - Anorectic ★★ (2015-03-07 22:10:55)

06年の3rdアルバム。
リアルタイムで聴いたときは、正直、「1stと2ndの方が良いな」と思ってました。

で、今になって改めて聴いてみるとコレが良いんですわ。
前作までのウィークポイントであったVo.ヨンネの表現力が向上してきたのが大きい。
②③④としっかりヨンネの成長アピール。曲の作り、展開にも成長が窺える。
そして⑤⑥⑦に非常に魅力的な叙情チューン連発。
いやいや、昔の俺はちゃんとこのアルバム聴いていたのか?

まあ、日本盤はボートラ入れると15曲っていうのが、逆に曲の良さをボヤけさせているのかも。
とりあえず1~7曲目だけをしっかり聴くと、このアルバムの魅力は伝わりやすいかもしれません。


SONATA ARCTICA - Ecliptica - Revisited ★★ (2015-01-31 22:56:28)

メロパワ界の名盤である1stをリレコーディング(2014)。
オリジナルのECLIPTICAから15年。彼らも年をとり私も年をとった。
初めて聴いたのが高校生の頃で、今やそんな自分も三十路を越えてしまった。

大幅なアレンジなどは無く、おおよそ原曲に忠実な音。
キーを下げていること、歌いまわし、ソロのフレージングなどが主な変化。
で、彼らが失ったものをあえて列挙してみよう。
【青クサさ・勢い(疾走感)・超絶ハイトーン・重ねまくりのコーラス】と、こんなところか。
ギターもカドがとれたマイルドな音だ。
こう書いていて我ながら「このアルバムに意味あんのか?」と思うほど失ったものは多い。
が、自分としては気に入っているのである。意外にもツボを突いてくる。
言うまでもなく素材は抜群で、調理法が変わったのが今作のキモだ。
特にミドル、バラードの②④⑥⑦は経験を活かして新しい魅力が出ている。
疾走系の曲も悪くないと思った。ハイトーンもけっこうしっかり出ている(昔が高すぎた)。
あと、この作品の収穫はヘンリク(KEY)のセンスが良いと確認できたところか。

基本メロパワは青くてなんぼ、クサくてなんぼ、勢いが生命線なので、初めてSONATAを聴くならオリジナルを聴くべき。
ただ、音楽の嗜好が変わって、もうギンギンのメロパワに魅力を感じなくなった人にはいい塩梅かもしれない。


SUEDE - Bloodsports - Snowblind ★★★ (2015-01-19 00:51:37)

イントロのギターの鳴りが素晴らしいわぁ。
歌も良いし、こんなスウェードがまた聴けるとは嬉しいね。


SUEDE - Bloodsports ★★★ (2015-01-19 00:49:19)

11年ぶりの新作(2013)。

ブレットの言うSuedeの武器、「ダークなギターと、最高のコーラス」が存分に発揮されている。
ブランクによる劣化一切なし。
リチャードのギターがギラギラと鳴り響き、ニールのキーボードが色彩を豊かにする。
そしてブレットが高らかに歌い上げるという完璧なSuede像。
大満足。


Wake Arkane - The Black Season - The Numb Experience ★★★ (2015-01-17 22:07:47)

ダン・スウォノがゲスト参加でノーマルボイスのサビを担当。
渋い歌声だぜ…。


Wake Arkane - The Black Season - Human Dust Debris ★★★ (2015-01-17 22:04:58)

3'24~の美麗ギターソロから4'00~の混沌ムードへのブチ込みは見事。


Wake Arkane - The Black Season ★★★ (2015-01-17 21:58:34)

イタリア産メロデスの1st(2012)。
ダン・スウォノのマスタリング、SepticfleshのSETHが手がけるナイスジャケ。
ええ、大いに期待して買いましたわ。

メロデスにゴシックとプログレの風味を足してあるタイプ。
この手のバンドによく言う「静と動の対比」ってやつが非常に優れている。
静パートの深みと、動パートにおける高次元のギターワークは絶品。
このギタリストは相当うまい。ソロのメロディーとテクはなかなかお目にかかれないレベル。
伊産らしい独特のセンスも光り、時にみせる変則的なパターンが美味しい。
ダン・スウォノイズムをビンビンに感じる超有望株。
これ一枚で解散とか…したらあかんぞ。


BATTLES - Mirrored ★★★ (2015-01-10 22:51:30)

BATTLESの1stアルバム(2007)。
音という音が乱反射する鏡空間。
00年代におけるエクスペリメンタル、マスロックの金字塔。

ともすればマスロックというやつは「わざとらしさ」が感じられるのが嫌なものだ。
「どうだこのリズム?複雑だろ?今までに無いだろ?作り込んだんだぜ?」
っていうのが伝わってしまうと、これはもう興冷めだ。
バトルズに関しては、緻密、理性的でありながらもプリミティブなグルーヴがあるせいか、あざとい感じがしない。
無理やり作り込んだのではなく、欲しい音を詰め込んだ結果として完成した印象なのである。


GOJIRA - L'Enfant sauvage ★★★ (2015-01-01 23:42:30)

仏産のプログレデスバンドによる5th(2012)。

プログレと言ってもピロピロギュルギュル弾きまくるヤツではなく、リズムと暗い雰囲気で勝負するタイプ。
共通項のあるバンドはMeshuggah、Mastodon、Nevermoreあたりか。
無機質、冷酷な刻みと変則的なリズム、意表を突く展開、強烈なヘヴィネス、ブルータリティ。
OPETHで言えばDeliveranceですな。
一聴したときはそんなに来なかったが、噛んでるうちに味が無限に出てくる。
かなりスルメ盤。


AMORPHIS - The Beginning of Times ★★ (2015-01-01 23:15:48)

今までは広義のメロデス、ないしはゴシックの範疇で語ることが多かった。
今作はエピック、ヴァイキング、フォークメタルの印象が強い。
陰よりも陽に傾いたというか。
まあ、いろんな要素を含めてのAMORPHISサウンドと言ってしまえばそれまでですけどね。
かなり聴きやすいアルバムなので、アモルフィスを聴いたことがない人はコレから入ってもいいかも。


AMORPHIS - The Beginning of Times - Song of the Sage ★★★ (2015-01-01 22:46:14)

メロパワか?っていうイントロに驚き。
哀愁レベルも高く、トラッド風味も絶妙な配合。
AMORPHISにしては珍しく即効性のある疾走曲。


SOILWORK - A Predator's Portrait - Like the Average Stalker ★★★ (2014-12-30 18:25:50)

この曲を名曲たらしめているのは、ヘンリー・ランタのドラミングなのである(断言)。