Sunn O)))やEARTHの音作りを担うRandall Dunnを中心とした民族・宗教・ドローン・サイケ。 ジャジューカからの民族スピリットにアングラメタル界隈の暗黒精神をブレンド。 呪術的、宗教的な重厚さもあるし、軽快な民族音楽を鳴らしもするし、ドローン・アンビエントの陶酔感もあるし、極めて真面目な音。 終盤の⑥Reign of Quanity and the Signs of the Times/ Patriarch of the Iron Ageと⑦Failed Futureでのトランシーな感覚でもって大団円。
Living Infiniteリリース後の、2014年のライブ。 全アルバムから曲が入ってるのが特徴。 Like The Average Stalker・As We Speak・Overlordという 俺的「優秀な2曲目」が勢揃いなのは美味。 ビョーンの歌い分けも見事だし、演奏、音質共に問題なし。 ただ、メンバーもコーラス参加した方がええんちゃう?とは思うけどもね。 スタジオ盤はけっこうボーカル重ねてるんだし。
基本となる10曲にMarry-LouとLetter to Dana(Return To Sender(2008ver)を標準装備。 かつてはボーナストラックだったメリールーですが、日本人にとっては大事な一曲。 なので「Marry-Louありき」のECLIPTICAというのは嬉しい。 もちろんリマスター効果が一番高いのもメリールーです。
Letter to Danaの2008年Verは、悲しみに暮れているような感じ。 オリジナルは切ないような、懐かしむような感じでしたが、随分雰囲気が違います。