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STEEL (2012年)
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STEEL
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解説 - STEEL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. マーちゃん大豆 (2011-10-04 08:56:00)

2011年のブライテストホープ最有力候補登場!
女性Voを擁するフィンランドの正統派メタルバンドです。
この女性シンガー、かなりの実力者で男性顔負けのハイトーンスクリームから中低音域、ウィスパーまで変幻自在。とにかく上手い。そして凄腕ギタリストによる超絶リードプレイも聴き所。アンサンブルに徹することなく果敢に速弾きに挑む姿勢は素晴らしい。#1、#2、#4、#6、#7、#8、#11といった楽曲はまさにメタラーのツボを網羅しています。また正統派にしては珍しくキーボードが入るのも特徴の一つ。上記の楽曲のここぞという場面で飛び出すフレーズには驚かされるし、#3や#10といったシンフォニックな楽曲では全面に渡ってその神髄を堪能できます。ここら辺はやはり北欧のバンドらしい個性ですね。

とにかく音質にしろ、楽曲にしろ、曲順にしろ完璧です。新人らしからぬクオリティです。「女性Voのキャラクター・凄腕ギタリスト・キャッチーでライヴ映えする楽曲」としかるべき宣伝が行われれば日本で売れる要素がたくさん。胸を張って名盤と言い切れる出来です!
※2012年2月に国内盤が発売されました。




2. 夢想家・I ★★★ (2012-03-07 20:38:40)

私は国内盤で入手しましたがこれは本当にすごい!
新人バンドのデビュー作とはとても思えない貫禄です。
ミッド・テンポを退屈させず聴かせる楽曲のクォリティーの高さに脱帽、疾走曲ではN.W.O.B.H.Mを感じさせ、ACCEPTやMANOWARばりの応援団コーラスの重厚さにもシビれますが、やはり最大の武器はメイン・ヴォーカルを務める女傑ニッテ・ヴァロ姐御の超強力な男勝りヴォイスでしょう、広いレンジ、豊かな声量、多彩な表現力どれをとっても超一流、その声のトーン(体型もちょっと…笑)からスティーヴ・グリメットを彷彿とさせます。

血沸き肉踊り、闘志をかき立てる珠玉のメタル・チューンが全12曲(うち1曲は国内盤ボーナストラック)収録されています。硬派な正統派HMが好きな人は必聴ですよ!




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-03-21 09:26:32)

今時「BATTLE BEAST」ですよ。この全くヒネリのないフルチン気味なバンド名に、思わず目頭を押さえてしまいましたね。
大仰なSEや序曲で勿体付けることなく、シンプルにスタートする本編に詰め込まれているのは、問答無用でヘッド・バンギングを誘発する勇壮なリフ&リズム、楽曲に潤いとキャッチーさをもたらすKey、それにリーダーのアントン・カバネン(G)が担当するウド・ダークシュナイダーばりの濁声コーラスを伴って、パワフル且つソリッドに押し出してくるド直球のHMサウンド。
ストロングなだけでなく、思わず合唱を誘われる叙情味とフックの効かせられたサビメロ作りの上手さからは、NWOTHMの有望株KISSIN' DYNAMITEに通じるセンスの冴えが感じられますが、彼らに比べるとこのバンドはグッと「しなやか」な印象で、それはやはり「女スティーヴ・グリメット」との異名を取る女性シンガー、ニッテ・ヴァロの存在が大きいと思われます。(勿論体型ではなく声質の話)
張り/艶/伸びの三拍子揃った彼女の強力無比な歌声は、時に本家を凌駕せんとする勢いのパワーをも発揮しており、聴く度にこちとらメタル魂にガンガン燃料を注がれまくりですよ。取り分け、漫画『ベルセルク』にオマージュが捧げられた重厚なエピック・ソング③、雄々しく聴き手を鼓舞するアルバムのハイライト・ナンバー⑩という2大名曲で披露する熱唱ぶりは本編の白眉。
勿論、アルバムにはこれ以外にも高品質な楽曲が取り揃えられており、敢えて注文を付けるなら「完成してたけど今回は収録が見送られてしまった“BLACK NINJA”なる楽曲が是非聴いてみたかったなぁ」ぐらいのことしか思い付かないレベルの力作。
CRYSTAL VIPER辺りがイケル口の人なら絶対にチェックすべき1枚ですよ。




4. はっちゃん ★★★ (2014-08-14 02:47:13)

うわぁぁ、こりゃスゲぇのが出てきたなオイ。

その名も「BATTLE BEAST」!!フィンランド人のネーミングセンスは本当に恐ろしい。
WHITE WIZZARDがIRON MAIDENリスペクトならばコチラはJUDAS PRIESTを筆頭とするすべての
正統派HMにリスペクトを捧げているような印象を受けます。ファストナンバーだけじゃなくミドルテンポ
でも凄い聴き応え。押し並べて楽曲のクォリティは新人とは思えないほどの完成度を誇りますね。
躊躇することなくバックドロップを12連発されたような気分です。

そして、ここに触れない訳にはいかないでしょう。Voニッテ・ヴァロの圧倒的な実力は、今現在の
HMシーンの中でもトップレベルとも言えます。まぁ、それなりのキャリアを経てきたんだとは思うけど
ホントに新人か?この人。すでに女帝の貫禄さえ漂ってますよ。まるで天を貫くようなシャウトに
トリハダが止まりません。個人的にここ近年で一番衝撃を受けたシンガーです。
それだけに彼女の脱退はすごく悲しい。

もう、賞賛するしかないバンドとアルバムですが、個人的に文句はあります。
それはギターソロ。もうそろそろイングヴェイ・フレーズはやめませんか?今や手垢がつきまくって
ウンザリです。せっかくツイン体制なんだからJPやMAIDENのようなハーモニー・パートを増やして
みたらどうでしょう?無意味な垂れ流しの速弾きよりフレーズに印象を持たせる事が思うんだけどなぁ。



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