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1. 帰ってきたクーカイ (2014-07-05 20:56:42)

 これは映画もそれなりに良かった。スピーディーな展開。サブ・ストーリー(主人公とヒロインの恋の行方)もしっかり。見終えた後の満足度高し。など。監督が『Speed』のヤン・デ・ボンさんなので、まぁ、ハズレの無い映画だとは言える。
 ただ、こういう“良く出来たハリウッド映画”って、繰り返し観ても3回が限度な気がする。やはりいささか深みに欠ける部分が、そのうちにどうしても気になってくる。
 で、このサウンド・トラック・アルバムは、1曲目のVan Halen(「Humans Being」)目当てで購入した記憶がある。あと、14曲目のEdward & Alex Van Halen名義の「Respect The Wind」も。
 「Humans Being」は、いかにもサミー在籍時のVan Halenナンバーではあるのだが、今聴くと当時の音楽業界の状況を反映してか、明るく開くコーラスを除いては結構ヘヴィ。
 そして「Respeect The Wind」は好インスト・ナンバーだが、ゆったりしたテンポで哀愁が漂うもの。個人的にはこういう路線より、もっとスケール感をバンと出して、少々明るさをまぶして欲しかったという感想を当時は持ったし、今も同じに思う。収まりが良すぎて、こじんまりとしてしまったように思う。
 サウンド・トラック・アルバムとしては、“この映画の為に書きました”という曲がそこそこ多いので、まぁ、良い楽曲集として評価できるのではないかと。



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