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FRONTSCHWEIN (2015年)
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FRONTSCHWEIN
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解説 - FRONTSCHWEIN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2015-01-17 11:21:23)

2015年発表の15th。

もう作風の確立しているバンドなので、安心して聴ける内容ですね。スローな部分も破滅的なムードで聴かせつつ、基本的にはスピードに飽かせた、重戦車の砲撃で弾幕を張るような攻撃性と、メロウさと苛烈さを兼ね備えた、ブラック特有のトレモロを含みつつ起伏のあるリフ捌き、Mortuusの特有のタメの効いた、ジャンル屈指の表現力のあるデス声…と、前作とほぼ変わりない作風。

ただ、楽曲のメリハリは前作よりも更に良くなっているのではないでしょうか。特にメロディの織り込み方はより劇的かつ効果的になっている印象。タイトル曲なんて、メロウで印象に深く残るようなフックがありつつも、「死」を直接的に想起させるような凶兆、擬人化された死が舞い踊るような凄惨な優美さがあってほんと素晴らしいと思う。攻撃的な印象の強い彼らですが、その中に映えるメロディのセンスでも一流です。

個人的なハイライトは本編ラストの「Thousand-Fold Death」ですね。これはMortuus氏のベストパフォーマンスの一つと言っても過言ではないでしょう。かつての名曲「Darkness it shall be」を思わせる、早口での捲くし立てのヴォーカルが凄まじい曲ですが…本職のラッパー以上のマシンガントーク、いやマシンガンシャウトっぷりに圧倒されます。ただ、一つ苦言を呈するなら、スローな曲がヴォーカルの表現力に頼り過ぎというか、なんか淡白になってきてる気がするんですよね…。「Bleached Bones」の陰惨さ、「Summers End」の不吉さのような、突出した雰囲気のあるスロー曲があれば更に良かったのですが。

…こうして改めて聴くと、MARDUKってやっぱり別格ですよね。音のクオリティがジャンル内でも高いのは勿論だけど、ジャンルに初めて触れる人にも魅力が伝わるような、求心力の高い楽曲を作れているのが素晴らしいと思う。



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