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THE KILLER INSTINCT (2015年)
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THE KILLER INSTINCT
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解説 - THE KILLER INSTINCT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 銘菓ひよこ ★★★ (2015-03-04 23:44:15)

まんまシン・リジィじゃん!ま、そーだよね、リジィ名義で活動してたのを改名しただけなんだから。
前作よりも、もっとシン・リジィしてる。Voのリッキー・ウォリックなんか、成りきりフィル・ライノットだし。
全曲、おしなべてレベルが高い。まるで本物のリジィの作品を聴いてるみたいだ。
全盛期のシン・リジィの作品と較べても遜色無い程、良く出来てる。
オリジナルメンバーはスコット・ゴーハムしかいないけど、この出来なら納得。
これは聴かないと。買わないと損ですよ。




2. はっちゃん ★★★ (2015-04-04 19:50:09)

スゲー!スゲー!スゲー!メンツが違うのにLIZZY節満載!!

バンド名はアレだけど、久々にイントロだけで鳥肌が立ったよ。リッキー・ウォリックが良い仕事
してるなぁ。あざといと感じるリスナーもいるかもしれないけど、アイリッシュ・メロディがこの
人たちのキモというか魅力のひとつなので当然「EMERALD」パート2みたいなナンバーも収録されますね。
それにしてものっけからリッキー・ウォリックのフィルっぷりがハンパじゃないぞ。

ツイン体制になってからの「NIGHT LIFE」から、おそらく「CHINATOWN」あたりまでの楽曲の
おいしい部分を徹底的に分析してアルバム制作に臨んだのではなかろうか。
ツイン初期はアルバムの音質がおとなしい故にLIZZYを敬遠してきたリスナーもこの作品なら大丈夫!
しっかり現代的なサウンドになってるので聴きやすいです。(僕は昔の音も好きだけど)

あと発見というか気がついた事があって、それはスコットが往年のLIZZYで果たしてきた役割について。
コード進行に対するコードの当て方やオブリなんかはLIZZYの楽曲の対外的なイメージに結構な割合で
貢献しているなぁと。さりげない音に印象をもたせるのが非常にうまい。これがもしロボだったなら
このアルバムは違うものになるし、もはやサイクスは問題外。やはり影でLIZZYを支えてきたのは
スコットなんだということが改めて理解できた気がするなぁ。

しかしフィルという稀代のフロントマン、ソングライターを失っているというのに漲るLIZZY節。
つまるところ、フィルを失ってしまってそのうえLIZZYの音楽まで失うわけにはいかないという使命で
このアルバムは成り立っていると思う。

何度でもいう。バンド名はアレだけど中身はお宝だ。




3. 失恋船長 ★★★ (2017-03-28 13:37:54)

THIN LIZZYサウンドを現代に蘇らせたバンドによる2nd。前作同様アイリッシュフレーバーたっぷりのメロディ、そこに絡むダンディズムにこのバンドの魅力を感じずにはいられません。ツインリードから繰り出される哀愁味、耳馴染みの良いコーラスハーモニー、適度なハードさと生々しいヴァイブを纏ったロックなリズム、ヤラされていない分、そこにあざとさは無く自然体なアイデアが反映された楽曲は、無駄な贅肉を削ぎ落しコンパクトに纏め上げられ、テンポよくスッと進むのも好印象。独自のカラーをしっかりと持つバンドは強いですね。この瑞々しい響きに癒しを与えられますよ。前作を聴いて気に入ったマニアは勿論ですが、多くのバンドの影響を与えたTHIN LIZZYサウンドに興味のある方は是非とも手にとって欲しい一枚です。


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