この曲を聴け!
最近の発言
四季楽典 (Usher-to-the-ETHER)
REMEMBER CALM / 四季楽典 (Usher-to-the-ETHER)
LITTLE GARDEN / 四季楽典 (Usher-to-the-ETHER)
SOUL OF BRAVE -1000 YEARS AGO- / 四季楽典 (Usher-to-the-ETHER)
THE FLOWERING NIGHT / シンフォニック東方Ⅱ(龍5150) (Usher-to-the-ETHER)
CANNIBALISM / シンフォニック東方 (龍5150) (Usher-to-the-ETHER)
SKY COMET / シンフォニック東方 (龍5150) (Usher-to-the-ETHER)
HOMICIDE MAID, FROM PAVILION / シンフォニック東方 (龍5150) (Usher-to-the-ETHER)
FIRE AT THE ALIVE / シンフォニック東方 (龍5150) (Usher-to-the-ETHER)


MyPage

5150 - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


四季楽典

「シンフォニック東方」シリーズで同人メタル界に衝撃を与えた、5150氏の送る
オリジナルアルバム第一弾。2010年発表。
作風的には、「シンフォニック東方」シリーズを踏襲した、多重録音による合唱的な
ハーモニーと歌謡メタル風の歌メロ、大仰なキーボードとクサいリードギターによる
絢爛豪華なメロディック・スピードメタル。1曲のみですが、昔のCOF風のシンフォニック
ブラックもあり。「壮大で大仰…それこそ正義」帯叩きそのまんまの音楽性です(笑)。
個人的に驚いたのは、歌謡メタルの命綱である歌メロが、非常に優れている事。
特にLeo Figaro氏とZUN氏が共作したような「Remember Calm」、SOUND HORIZONの
疾走曲を思わせる「Little Garden」、メロスピ特有の萌え上がる緑を思わせるような、
多少気恥ずかしいメロの聴ける「Dive to my Heart」など、龍5150氏本人が歌う曲は
それこそ東方やSOUND HORIZONと勝負出来る、超一流のクサさ。
また、数曲で如何にもメタルシンガーらしい強靭さと荒々しさを兼ね備えたヴォーカリスト、
つかさ氏が参加していますが、彼の歌う曲には、彼の声の力強さが映えるような、
パワーメタル然としたメロを当てているのがまた素晴らしい。人の声を活かす事に関しても
かなりの才能があるのではないでしょうか。ただ、肝心の5150氏自身のヴォーカルは、
パワーメタル的暑苦しさ、V系的ナルシーさを排除した結果なのか、見事なナヨ声に
なってて、正直魅力的とは言い難いかも…この人、声質自体はほんと良いんだけどなぁ…。
あと個人的に不満だったのは、イントロダクションから2曲目の繋ぎが最悪なこと。
イントロ終了→一瞬だけ無音→イントロの終わり部分が一瞬だけ再生されて2曲目開始…
この流れ、何か意味があるんでしょうか。ぶっちゃけこのアレンジ大っ嫌い。
トラック分けに妥協したみたいで、テンション下がる。本編は凄く良いのに。
しかしこれ聴くと、この人には東方よりオリジナルを演って欲しいと思いますね。
東方系のアレンジは氾濫しすぎてるせいで、即効性が高く他と比較して楽しめるという
利点があるかわり、目新しさが少なくて飽きも早いんですよね。まあ、「永遠の巫女」とか
「キュアリアス上海古牌」とか、知名度低めのクサ曲アレンジなら聴いてみたいですけど。
それよりも、これだけレベル高いなら唯一無二のオリジナル曲のが聴きたい、と言うのが本音です。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-05-16 10:32:00)


REMEMBER CALM / 四季楽典
Leo Figaro氏を思わせる最初のコーラス部分からそのメロディセンスに感心しますが、東方ヴォーカルアレンジと比較しても何ら劣らないサビのメロディで更に感銘を受けました。サビのシリアスに盛り上げていく展開は「懐かしき東方の血」を思わせますね。東方アレンジを通過した事で、メロディ面でも影響を受けているのかも。それにしても良いメロディです。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-05-16 10:08:07)


LITTLE GARDEN / 四季楽典
まるでSOUND HORIZONの疾走曲を聴いているかのような、高揚感のあるサビメロが特徴の曲。ぶっちゃけヴォーカルも(Roman期の)Revo氏くらい微妙なんですが…それを差し引いてもこのメロディセンスは素晴らしい。この路線のオリジナルをもっと積極的にやって欲しいですね。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-05-16 10:04:16)


SOUL OF BRAVE -1000 YEARS AGO- / 四季楽典
今作はシンフォブラックが一曲しかないのが少し寂しい…
これを聴く限り、龍5150氏はCRADLEの作品では近作より「鬼女」「Dusk」の頃派っぽいですね。ホラー風味の強いキーボードの使い方や、スラッシュ然としたギターワークがそれっぽい。途中クリーンヴォーカルを挟む構成も、メタルコアというよりはEMPERORの「the Prophet」や「the Eruption」などの名曲を意識してそうな感じ。歌詞的には、連呼される「Tree of darkness」といい、カバラ辺りからの影響が強そう。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-05-16 10:01:38)


シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)

龍5150名義による東方アレンジ第2弾。2009年発表。
…この人の作品は、そのオリジナリティから担当者に目を付けられ、同人とは全く関係の無い
DISK HEAVENなどのメタル専門店にも置かれたようですね。確かにそれだけのものがあるかと。
メロスピを中心に、シンフォニックブラック、バラードまでの幅広い楽曲を本人の声楽的
歌唱による多重コーラスで包む、極めて独創的な音楽性は、その高いクオリティとも
相まって、ちょっと聴いただけでもCROW'SCLAWだとか、IRON ATTACK!だとかこのジャンルの
トップクラスのサークルと同じか、それ以上のインパクトを与えるように思います。
個人的にこの人の一番素晴らしいと思うところは、メタルの表現方法に対して、凄く真摯かつ
勉強熱心な印象を受けること。例えばヴォーカルですが…普通声は低音にはシンフォブラで
多用される声楽的威厳のある歌唱、高音にはLeo Figaro氏風の「味」を取り入れようと
しているのが垣間見えたり、デス声はDani Filth的な超音波絶叫と低音グロウルの使い分け
だけでなく、鬱ブラック風の半狂乱声まで使おうとしてたりで、聴いてて飽きないです。
…決して「独り大合唱」という個性だけに寄りかからない、自分のメタル観を追求している
アーティストだと思います。まあ、ヴォーカルに関して言えば、音節の切り方が変だったり、
鬱ブラ風デス声に照れが残ってたり、根本の歌唱力がもう一つだったりしますが…。
でも、これでデス声の威厳をSATYRICONやWATAIN辺りに、重ね方やエフェクトの掛け方を
FUNERAL MIST辺りに学んだらもっと凄くなるんじゃないでしょうか(注:単なる個人的希望)。
もう一つ希望を言うなら、一度でいいのでリードヴォーカル無しの本当の意味での
「合唱メタル」が聴いてみたいんですが…それはメタラーの血が許さないんでしょうか(笑)。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-02-04 21:47:00)


THE FLOWERING NIGHT / シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)
これはイントロで爆笑しました(笑)。
メロディだけでなく、ストリングスの震えさせ方までがCRADLE OF FILTHの「Beneath the Howling Star」。そこに無理くりフラワリングナイトのメロが入るのが面白すぎます。もしカラオケに入ったら作曲者クレジットに「ZUN/Dani Filth」と表記しなければいけないレベルですよ、これ(笑)。
東方メタルアレンジって、オマージュ多いらしいですが、私は正統派やメロパワってあまり聴かないのでいつも置いてけぼり喰らうんですよね…。その中でこういうアレンジを聴けたのは嬉しい。「ああ。これがオマージュですね!…楽しいかもしれない」って気分です(笑)。今度はEMPERORとかも演って欲しいなぁ…。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-01-02 21:54:45)


CANNIBALISM / シンフォニック東方 (龍5150)
この曲もシンフォニックブラックメタル風。
3曲目と比べると、更にヴォーカルがDani Filth化してますね。特に「Cruelty and the Beast」期のDaniと声のひしゃげさせ方が大分似てると思う。でもサビメロはABIGAIL WILLIAMSやSIRIUS並みの派手さで聴かせて欲しかったなぁ。元々派手なメロですし。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-08-04 21:44:51)


SKY COMET / シンフォニック東方 (龍5150)
なんかこの曲のヴォーカル、可愛い気がするんですけど(笑)。
特にサビ部分の、声がひっくり返るのも恐れないハイトーンがいい感じ。
ラストの盛り上がり具合も素晴らしいですね。二時間半の映画のクライマックスみたいなテンションです。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-08-04 21:43:54)


HOMICIDE MAID, FROM PAVILION / シンフォニック東方 (龍5150)
遂に出た、「ブラックメタル」を自ら標榜するゲーム音楽アレンジ!!
「Midian」期のCRADLEを思わせるピアノの使い方が素敵ですね。ヴォーカルは鬱系とDani Filthを混ぜた感じですが…ASHDAUTAS VRASUBATLATやFENRISULF辺りと比べるとなんか照れが残ってるというか、捨てきれてない感じがあります(笑)。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-08-04 21:41:48)


FIRE AT THE ALIVE / シンフォニック東方 (龍5150)
これ、歌詞カードのタイトルが変だった(Fire st the Alive)のでHPで確認したら、stじゃなくてatなんですね。キーが隣だから打ち間違えたんでしょう(笑)。早口のハイトーンでクサメロを歌い上げるヴォーカルは、どこかLeo Figaro氏を思い起こさせます。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-08-04 21:40:53)