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Destiny / Nwobhm for Muthas (火薬バカ一代)
Nwobhm for Muthas (火薬バカ一代)


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Destiny / Nwobhm for Muthas
オリジナルは'80年~’85年頃まで活動していたという
ノースウェールズ出身のトリオ、TRIDENTが'84年に唯一残したシングルの表題曲。
音質の貧弱さとVoの頼りなさとが相俟って若干いなたい雰囲気があった原曲
(逆にそれが哀愁を増幅していたともいえる)に対し、
こちらはよりパワフルな仕上がりのカヴァーとなっております。
ともかくこの名曲に陽を当ててくれたことに感謝。
イントロから泣きまくりですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-09-04 23:43:07)


Nwobhm for Muthas

ドイツのパワー/スラッシュ・メタル・バンドVIRONとABANDONEDのメンバーが、NWOBHMの名曲の数々をカヴァーするために結成したというトリビュート・バンドROXXCALIBUR。2ndアルバムは日本盤も発売されているのですが、個人的に聴き直す頻度が高いのはこの’09年発表のデビュー作。やはりこういったカヴァー曲集は、作り手が一番演りたかった楽曲が凝縮される1作目のテンションが飛び抜けているような?
バンドの拘りが反映された収録曲は、“LADY OF MARS”(DARK STAR)の如きNWOBHMの聖歌を始め、プレ・スラッシュ・ソング“AXE CRAZY”(JAGUR)や、METALLICAもカヴァーした“LET IT LOOSE”(SAVAGE)といった過去に日本盤も出たバンドの代表曲から、TRIDENTの“DESTINY”、JJ’S POWERHOUSEの“RUNNING FOR THE LINE”といった知る人ぞ知る名曲、更には本作を手に取るまで存在すら知らんかったようなバンドの楽曲(いずれも味わい深い出来栄え)に至るまで、実にマニアックなチョイスがなされています。
完コピが基本の生真面目なスタイルのため、人によっては「カラオケ大会じゃん」と面白味に欠けるように感じられるかもしれませんが、それもこれもオリジナルへの愛情の深さゆえ。メンバーのパフォーマンスも安定しており、殊にVoの声質がスティーヴ・グリメットとよく似たタイプのせいか“SEE YOU IN HELL”(GRIM REAPER)のハマリっぷりは本編中でも1、2を争います。更にそこからもう一段遡ってCHATEAUXまでフォローしているのもニクイ。マニアだなぁと。
聴いていると笑顔にならずにはいられないトリビュート・アルバムの好盤ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-09-02 08:40:21)