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Born a Rebel (失恋船長)


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Born a Rebel

1991年から再結成を遂げたGrave Diggerを支えたベースのトミー・ゴットリッヒと現アクセプトのギタリストで同じくGrave Diggerのギタリストだったウヴェ・ルイスが中心となり結成されたバンドの2nd。他のメンバーはAnnihilatorのドラマーだったランディ・ブラックにドイツのスピードメタルバンド、Warheadのギタリスト、ビョルン・エイルン。シンガーはマイケル・サイフェルトの5人からばるバンドで、音楽性は完全にGrave DiggerやACCEPT等の剛毅なジャーマンスタイルを踏襲、アグレッシブなパワーメタルからバラードまで幅広い楽曲を収録、シンガーの声質が力むとクリス・ボルテンダールにソックリな為、元メンバーもいたりと何となくきな臭い雰囲気を漂い、単なるお家騒動、分裂劇みたいな様相に微妙な空気も流れますが、エモーショナルを極めたバラード⑦なんて聴かされると、まぁ良しとしよ、軽くスルーしておこうかなと思います。とにかく類型的な一時代を築いたジャーマンスタイルが頑固一徹なまでに貫かれ、そこが一番の肝であり、一番面白味に欠ける部分ですが、好きモノにはたまらん音楽性ではありますね。歩調を合わせ突き進む屈強なリズムプレイ、時にはハッとするようなフレーズを奏でるツインギター、ソリッドな重量感と疾走感を煽るオーソドックスなスタイルのサウンドには相性も良く個人的には何度も聴くようなジャンルじゃなかったりしますが、信頼のおける老舗スタイルの看板を守られており、安心して聴いてられますね。

失恋船長 ★★ (2015-11-19 16:14:33)