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AMARANTHUS (2016年)
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AMARANTHUS
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解説 - AMARANTHUS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. オザキング ★★★ (2016-02-20 23:27:24)

キングレコードの宮本純乃介氏いわく、ガンズ・アンド・ローゼズの2枚同時発売のようなインパクトが欲しかったという素敵な(笑)話もあった今回の2枚同時発売のアルバム、一言で「まいった!」という言葉しか出ない程“音楽的”に完成度の高いアルバムです。正直言って恐ろしいほどです。

AMARANTHUSの方がアルバム的に白金の夜明けより好きという声を聴いたのですが、やはり序曲の後の「オギャー!」のインパクトですかね(笑)捨て曲など全く見当たらない、と言うより殆どが名曲レベルのとんでもないアルバムです。アイドル好きではなくても音楽好きなら是非とも聴いていただきたい名盤です!



2. オリンピア ★★★ (2016-02-24 02:32:49)

別に、ももクロはアーティストだ!

なんて言うつもりは毛頭ないのだけれど。

かと言って
これを、いわゆるアイドルのための作品とするには
あまりに濃密かつ”音楽的”。
音楽性云々のまえに、オケとヴォーカルがイーブンで鳴らされ

本当の意味で、音楽、として世に問える構造。


SF映画のような世紀末感のあるインストからの
三柴理のピアノに導かれて、「オギャー!」www
しかし、
曲はむしろ超正統派でかっこいいもんだから、たまらない。

と思えば、ノスタルジックなピアノロックがきて

「ゴリラパンチ」www
”ゴリラのパンチはすーごーい♪”ってww
でもこれまた、曲自体はかっこいい良曲。


晴れて≪なかよし≫になったヒャダイン曲や
清竜人によるエモい名曲の間に、自身の主演映画の主題歌があったり。


だが、このアルバムの肝は、12~14の一連の流れ。

人が生まれてから死ぬまでを描いたアルバムの中で、
死・葬儀・転生を表現した3曲になっており

緊迫感に充ちたマイナー調のブラスロック12のカッコ良さ、

しみじみと明るく”ももクロ流”に死者を送る13、

天上セカイで鳴っているような14のピュアな切なさ。

ライブならまだしも、音源で泣かされるとは思わなかった(笑)


かなりハイカロリーなはずなのだが、
不思議と後味は程良い充足感といった感じで

コンセプト作だからと気負わず聴けるのもいい、、、ってか聴け!!




3. 夢想家・I ★★★ (2016-02-28 00:31:42)

'16年発表の3rdアルバムです。
前作から約3年ぶりのフル・アルバムである本作は、「起きて見る夢」「人間が生まれてから死ぬまで」を描いたコンセプト・アルバムとなっています。
個人的に今回のアルバムには期待しかありませんでした。とはいえ、正直「バトル アンド ロマンス」~「5TH DIMENSION」で見せた様な驚異的な飛躍は流石にもう無いだろうと予想していたんですが…結果的には私の予想はかなり控え目だったようです。まさか「5TH DIMENSION」のクォリティーが "通過点" になるとは思ってもみませんでしたね。
当代きっての腕利きミュージシャンを惜しみなく投入した楽曲/アレンジ、深みを増した歌詞、前作から続くコンセプチュアルなストーリー性、それらが有機的に組み合わさって壮大な世界観を生み出しています。
勿論、ももクロの存在そのものがインスピレーション源として求心力を発揮しているからこそであるのは言うまでもありません。

本作の特長として、曲の個性を強調するソロ・パートや台詞調の歌詞が多い事が挙げられます。課題とされる歌唱スキルも着実に上積みされていますが、それよりも映画や舞台等の経験で得たであろう、曲の持つ世界観を "演じる" 表現力が格段に上がっています。
アルバム前半は割とわちゃわちゃしていますが、アルバム後半 "青春賦" からの、まるでミュージカルを思わせるドラマチックな展開は圧巻!
ラストの "HAPPY Re:BIRTHDAY" に至っては魂が浄化されていくような気分を味わえます(笑)。

間違い無く傑作! 本作単体でも十分に楽しめますが、同時発表の4th「白金の夜明け」と合わせて聴くとより重層的な世界観の広がりを感じる事が出来てオススメです。



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