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DANS LA JOIE (2017年)
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解説 - DANS LA JOIE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-05-08 12:26:11)

2017年発表の1st。
バンド名は「死者たちの場」、アルバム名は「喜びの中」の意(多分)。

ANOREXIA NERVOSAの前進バンド結成時からのメンバー、Stephane氏の新バンドの初フルアルバムという事で、鳴り物入り的な注目を集めている一枚ですが…そういった予備知識のみで聴くと、まず第一音から予想を裏切られますよね。空間の中に揺蕩うような浮遊感ある音から、ノイジーなバンドサウンドへの移行…アノレクとは似ても似つかない、ポスト/アトモスフェリックブラックが展開されています。

ただ、ABIGAIL WILLIAMSの近作もそうなのですが、以前エクストリームメタルをがっつり演っていただけあって、他のポストブラックよりもバンドサウンド寄り(音像がノイズに寄り過ぎてない・展開がミニマル過ぎない)な感じで、メタルとしての分かりやすい聴き所をしっかり残している感じなんですよね。ジャケットから想像できるような、中世的で仄暗いメロディのセンスも凄く良いですし、聴きごたえはかなりある作品ではないでしょうか。

という訳で、まさかのアトモスフェリック化でしたが…同様にアノレク関連バンドのTHE CNKがインダストリアルな音だったことを考えても、ド派手で攻撃性の高いシンフォニックブラックはアノレクでやり尽くしたという事なのかもしれませんね。頽廃・耽美という部分に関してはアノレクとも共通するものがあると思いますので、その辺りのワードに惹かれる方も是非。



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