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No Second Chances / Is Anybody Listening (火薬バカ一代)
Is Anybody Listening (火薬バカ一代)


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No Second Chances / Is Anybody Listening
クリス・ウーズィーの情熱的な歌声が映える、愁いを帯びたメロディを
伴って本編ラストを駆け抜けていくアルバムのハイライト・ナンバー。
スティーヴ・マンもGとKeyで楽曲をドラマティックに盛り上げくれていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-09-20 22:48:29)


Is Anybody Listening

HEARTLANDの看板シンガーであるクリス・ウーズィー(Vo)と、古くはMSG、近年では再結成LIONHEARTへの参加等で知られるスティーヴ・マン(G、Key)による夢のプロジェクト、その名もOUSEY/MANが’22年にESCAPE MUSICから発表した1stアルバム。
一応「夢の~」と盛ってはみたものの、正直ご両人とも4番打者的な派手さはないので(失礼)何がなんでもチェックせねば!とまでは思っていなかったというのが正直なところ。しかし実際に聴いてみると、「ブルージーなロックでも演ってんのかなぁ」というこちらの先入観にうっちゃりをかける、Keyをしっかりとアレンジに組み込んだハイクオリティなメロディアスHRが全編に亘って展開されており、良い意味で吃驚させられましたね。
優れた楽曲を歌えばエモーショナルに響き、逆に平凡な楽曲を歌うと重めの声質がフックの乏しさをより一層際立たせてしまう諸刃の剣と言われるクリスのVoですが、本作は文句なしに前者路線。特にスティーヴが奏でる泣きのGソロにも耳惹かれる③、イントロからして期待を高めてくれる劇的なバラード⑧、そして哀愁を振りまきながらアルバム終盤を鮮烈に駆け抜けていくハイライト・ナンバー⑫等は、例えばHEARTLANDの名曲“EYE OPEN WIDE”や“CONQUER ALL”に痺れた身にはグッとくる名曲に仕上がっていますよ。
ウーズィー&マンのタッグにマジックが働いた結果、単純な足し算に終わらない、「俺たちがチャンピオンだ!永遠のな!」「1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ!10倍だぞ10倍」というテンコジ理論が見事に当てはまった1枚となっています。継続プロジェクトとなってくれることを期待せずにはいられませんね。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-09-18 22:47:25)