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TO BE CRUEL (2023年)
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TO BE CRUEL
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解説 - TO BE CRUEL
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1. kamiko! ★★★ (2023-11-04 20:39:32)

米産アンビエント・ドローン2023年作
解散後、忘れた頃に「遺作」として登場した前作から、更に10年以上経った今、突然リリースされたこの作品。
もはや活動終了したんだろうと思っていたが、地道に活動していたのか、再結成なのか・・・。
ヘヴィさ、というよりは、音響と作風から感じられる圧迫感の強さという点では、ずば抜けたヘヴィさを誇るバンド。
To Be Cruelというアルバムタイトルが示すように、絶叫とタメを利かせた音圧のコラボは、凄惨な残虐性が色濃い。
今作でやっていることは、過去作品の類似作品、延長上の音楽であり、過去作を堪能した人にとっては一聴しただけでは
目新しさはさほど感じない内容だろうと思うが、アンビエントかつ超スローという音楽性で緊張を維持し続ける工夫は
随分とレベルアップした、と感じさせる。そもそも圧の高いアンビエントドローン的ドゥーム作品自体が稀少なワケでして
そっち方面のマニアックなファンは、必ずゲットしなければいけない盤だ。
KHANATEの持ち味は、歪んだ図太い重低音ベース&破壊力抜群のギター&じっくり力を溜めたドラム、この三者の同時ストローク
により、巨大な重量級の石で圧し潰されるような感覚に陥るところと、石を落とされるまでの無音・タメ部分のヒリヒリとした
緊張感である。また、そもそも即興演奏ではないだろうが、コード進行やハーモニーが全く排除された感じから、まるで
即興的にやっているように聴こえるところも魅力のひとつだ。
大作主義でありながら、没入度は高い。その上、昔、KHANATEにハマった時期のノスタルジーが蘇る。このバンド登場時期は
重量感は圧倒的にナンバーワンで、ボクにとってはレジェンドなバンドである。前作(遺作)から再び息を吹き返して帰ってきた。
当時ココの掲示板で語り合った人たちは今もココを見てるのかな。コレは「必聴盤」だぞ。



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