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REVIVAL / WINTERHAWK
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アメリカ出身、無冠の帝王WINTERHAWKの大傑作1stアルバム。82年発表。
幻想的なジャケットが素晴らしい。が、内容はもっと、とんでもなく、怖いくらい、全く、実に、超素晴らしい!!!!
70年代ハードとNWOBHMのエッセンスを含んだ音楽性。型破りな構成から、プログレっぽさも感じられます。とにかく叙情性が半端じゃない。JORDAN MACARUSなる無名のギタリストが弾き出す旋律は余りにも美しい。ウリ・ロート、マイケル・シェンカーに肉薄するほど!!と大胆にも言ってしまいたいくらい。フレーズも凄いですが、ストラトキャスターのトーンがこれまた美しいのです。誠に心地よい。
ヴォーカルはRUSH張りのハイトーンでこれまた素晴らしい!曲によってはギターのJORDANも歌っています。
ベースは異常に動き回るし、ドラムはメチャクチャ手数が多いし、つまるところ、全てのパートが超一流。
本作は、大胆不敵にも3分半ほどのスリリングなインストで幕を開けます。テンションはいきなり最高潮!
そして2曲目「SANCTUARY」、余りのカッコ良さに涙が出ちゃうこと必至!!
注目は何と言っても9分半に及ぶ大曲「FREE TO LIVE」。これはホントに凄い!!取り憑かれたように弾きまくるツインギターは圧巻。80年代屈指の名曲と断言出来るでしょう!!!!
ハイトーン、叙情的でテクニカルなギター、哀愁溢れる楽曲と、TRIUMPHに近いバンドですが、本作はTRIUMPHの最高傑作と言われている「NEVER SURRENDER」等と同等か、それ以上の衝撃性と感動を秘めています。
何故これほどまでの強者が全くの無名なのか甚だ疑問!!
ここは一つ、騙されたと思って買ってみて下さい。お願いします!
せーら 2004年5月21日(金)23時41分

せーらさん、熱く語ってますねぇ。全く同感です。
オープニングから送り手も我々聴き手もヴォルテージ全開で、
ハードにドライヴィングしたかと思いきや、メロウな泣きのフレーズが交差していくさまは、スリルと興奮の連続。
それにしても、ジョーダン・マカラスのギターは何て表情豊かなのだろう。
ハードな曲には鮮烈な早弾きギターの妙技を披露し、
スローな曲にはムーディーな甘さいっぱいの程好く音の伸び切ったギターが聞かれる。
正に変幻自在のテクニックと抜群のフィーリングなのだ。
アレンジも見事の一言に尽きる。
せーらさんにお奨めした甲斐があった。
これほどの作品が話題にならず、フェードアウトしたのが不思議でしょうがない。
アゴ 勇 2005年9月8日(木)6時51分

敢えて言います。完璧ではないかもしれません。
しかし、『借金してでも買え!』には嘘偽りはありませんでした。(実際自分は嫁に金借りて買いました。)

あくまで個人的に負の要素を探せば(曲によっての)Voの声質位ですが、なんせ楽曲が半端なく素晴らしいです!(⑦でなくともインスト曲の①だけで、まじで元取れます。)
最初聴いた時は、アメリカンロックやらプログレやらロカビリーやらブリテッシュやらなんやらで一体ルーツは何なんだ?と思いました。これだけバラエティーに楽曲が富んでいるとアルバム自体が散漫になりがちですが、全く違和感なく最後まで熱く聴き通せたのは奇跡としか言いようがありません。
Vo命でGはその次と考えている自分が、Gの音にこれほどまでに惹かれたアルバムは過去にも数えるほどしかないです。超超名曲と呼んで差し支えない⑦などに至っては言葉もありません。
やはり②と⑦がアルバムのハイライト的存在ですが(ある意味全曲かも・・・)自分にとっては⑤の「REVIVAL」これも凄まじい出来栄えだと思います。前半のロケンローな曲調からは想像もつかない後半の展開はもろツボでした。アルバム中一番プログレしているのも要因でしょうが、叫ぶVoと哀愁のメロディーには涙ものでした。

お二方に遅れること数年、ようやく自分も感動を手に入れることが出来ました。
本当に有難うございました。


KA'z 2006年2月5日(日)23時22分

イリノイ州にて、ギタリストのジョーダン・マカラスによって結成された、
BがVoも兼ねるトリオ編成のHRバンドが残した唯一のフル・アルバム。('82年発表)
プログレ方面(と70年代HR)からの影響を伺わせる、起伏に富んだ曲展開や、前面に押し出された大作主義から
RUSHなんかと比較される事の多いバンドなれど、個人的には、高音域で濃いめの哀愁を醸し出すVoの歌唱スタイルや、
徹底的に泣きに拘ったGがリック・エメットを彷彿とさせることから、TRIUMPHっぽさを強く感じたり。
あのバンドから大衆性を差っ引いた代わりに、NWOBHM由来のマイナーな荒々しさを振りかけて料理した感じ?
一音入魂のエメット師匠に比べると随分軽やかな印象だが、劇的に構築され、猛烈な憂いを発散しながら
収録各曲のハイライトを飾るジョーダン・マカラスのGプレイはとにかく凄まじく、特に、次々に畳み掛けるように
展開しながら濃厚に咽び泣く③⑦のGソロなんて、何度聴いても涙の海で溺死しかねないクオリティ。曲単体としては、
ソリッド且つダイナミックにアルバムのOPを飾るインスト曲①、静と動、メリとハリの効いた曲展開が素晴しく
ドラマティックな②、泣きの入ったハイトーンVoの熱唱に胸を掻き毟られる⑤も名曲だ。
かつて伊藤政則氏が音楽生活誌上で「80年代HR/HMアルバムBEST100」に選出してたのにも納得が行く1枚。
火薬バカ一代 2010年1月15日(金)23時11分

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