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ANTITHESIS OF LIGHT / EVOKEN
アメリカ産真性フューネラルドゥーム。
元はELEGYというレーベルに在籍しており、特にこのレーベルはMAGUS、INCANTATION、JUDAS ISCARIOTなど濃厚なカルト色の強い異端バンドを輩出していたが、このバンドもそのひとつ。
トコトン暗く絶望的な音世界が上質な録音で聴ける。THERGOTHONやSKEPTICISMのような真性な暗黒世界で、とりあえずコレよりも暗い音楽は存在しない!と言いたいほどの暗さ。
ディープな悲しみと絶望に浸るには持ってこいのサウンドで、更に知的さが宿っているから素晴らしい。フューネラルドゥームのバンド群の中で間違いなく格上の存在だ。
序盤の曲にブラストが入っているが、何故かブラストなのにドゥーミー。濃厚な世界だからこそそう聴こえるのだろう。
ディレイを使用したピアノ、弦が擦れる音、冷たく響き渡る残響音など様々な工夫が凝らされている。ディープなデス声も最高。細部までコダワリを感じる本物の暗黒世界に敬意を表したい。
フューネラル系の中ではかなり激しさを感じる。ブラストが入ってるというのもあるけどそれだけでなく一音一音が怖い。イーブルさが半端ない。悲しさよりも恐怖感に圧倒される。
とてつもなく暗い、強烈な暗黒空間のフューネラルドゥームです。
イントロを抜かした1曲目にはブラストも使用されてますが、疾走感が一切感じられないのはさすが。
全体的にスゴイ絶望感に支配されてるような感じはこの手のマニアにはたまらない一品かと。
7曲中6曲が10分越えと、フューネラル系が聴けない人には拷問以外のなにものでもないが、好き者には最高。
ジャケから音楽から何もかもが暗すぎです。
よくこんなの作ったな(褒め言葉です)。
なんか聴いていると沼にズブズブと沈んでいく感じがします。
そして最後は何も残らないみたいな。