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Come Clarity / IN FLAMES
POOYAN ★★ (2006-02-26 11:56:00)
前作の延長線かと思いきや、またまた違った作風のアルバムを作り出した、in flamesの才能には感服する。今回はデジタルは味付け程度にし、疾走感の多い曲、ブルータルデス的なフレーズが多い曲を収録。よって最初聴いた時は一本調子ぽくてつまらない作品だと思ってしまった(苦笑)。しかし、よく聴けば、サビメロの殺傷能力は相変わらず、いやこれまで以上に高く、「DEAD END」みたいな新機軸な曲もあるし、アンダースがオールクリーントーンで歌う「COME CLARITY」個人的にはベストチューンの「VERSUS TERMINUS」も今までにはなかった新しい面があって良いし、バラェティに富んでいる。なかなかの力作だと思う。ツインリードなどや、昔のインフレ節も戻ってるけど、昔みたいにコテコテだったり、ダサくないとこが良いね。
残念なのはミドルテンポの静と動が噛み合わさった「MY SWEET SHADOW」や「ORDINARY STORY」みたいな曲がないところ。ああゆうアクセントが聴いたミドルテンポの曲が1、2曲あればもっとまとまりが良くなったかも。アンダースのVoに関しては実は前作の方が幅広く歌っていたと思うのでやや肩透かしを食らった。この人のデス声って実はミドルテンポの方が映えると思うんですよね。速いテンポのデス声だと少しクドイんだな~(苦笑)。それと今回も例に漏れずサビのコーラスは苦戦することは必至です。いいかげん、ビョーンか、ィェスパー、コーラス取れ(笑)!サビん時はたいして難しいギター弾いてないだろう?アンダースがかわいそうだぞ!まあ、この辺が次作ではどう変化するのか今から楽しみですね。

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