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Wicked Maiden / IMPELLITTERI
無の英雄 ★★ (2009-10-17 01:38:00)
前作でのぎこちなさを払拭した快作。
モダン化は決して悪いこととは思わないが、それが曲と融合しない限り
は中途半端なものにしかならない。前作はそういう難点が多かった気がする。
それにVoスタイル的にもやるなら思い切ってモダンにした方が作品として
はまとまったかもしれない。
その分今回はロブの復帰もあり、その方向の行方が注目されていた。
結果として代表作「SCREAMING SYMPHONY」路線ではなかった。
これは「CRUNCH」の次に来るべき作品だと言う感じである。
ダウンチューニングの曲もかなりあり、リフなんかもあのザクザクした感じ
になっている。前半はいい曲多く躍動感溢れるダイナミズムが存在している。
後半の曲はバリエーションに富んだ作風になっているが、スピード感乏しい
為冗長に聞こえてしまうのが難点だと思う。
しかし、ロブの声とクリスのギターがあれがそれがIMPELLITERIなんだという
事を再び実感させてくれたいい作品だと思う。
しかし一番驚いたのはギターソロに結構タッピング使われた事だったりする。

→同意