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Keeper of the Seven Keys, Part II / HELLOWEEN
ライキチ ★★ (2003-05-26 20:18:00)
いわゆるジャーマン系と呼ばれるバンドはこのアルバムからの影響は少なからず必ず入っています。(断言)私も相当はまりました。メタルにはまるきっかけとなった一枚のうちの1つです。
今出ているジャーマン系バンドたちと比べると大分音質が悪いです。だけど曲が音質に負けていないというのかな。それとも、音質が悪い方がこの手の音楽には合っているのかもしれませんね。それほど気になりません。
曲もいろいろありますので飽きにくいと思います。
キスクの歌唱も文句なしだ。簡単にいうとブルースディッキンソン(IRON MAIDEN)に初期ジェフテイト(Queensryche)のハイトーンをのっけたようなスタイルですね。このアルバム聞いて何人の人たちがハイトーン狂になったことか・・・計り知れない。
昔はあまり気にならなかったが今聞くとギターのラフさに耳が行きますね。あまり上手い人たちではないと思います。だけど、そのラフさが曲に合っているのでそれはそれでいいのです。
当時の衝撃性は凄かったに違いない。スゴーイ簡単にいうとポップスとスラッシュメタルがとても良いバランスで組み合わさっているアルバム。キスクのVOだけとってみてもそうです。ポップスとスラッシュメタルの中間的なのです。
後は個人的に写真がイマイチだと思う。どれもニヤニヤしていてしまりがなく、だらしない。親しみやすさはあるが、どうもね・・・・。
今となってもこの手のバンド(ジャーマン系)が数多く出ているけど、いいかげんにもうこの手の音楽は行き詰まって来ていると思います。この守護神伝が出たときの衝撃性を持つバンドがそろそろHM・HR界から出てきてもらいたいところだ。

→同意