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Whitesnake / WHITESNAKE

薄っぺら ★★ (2004-11-04 03:43:00)
「"Don't turn away"の最後の音が消えた時、僕は声にならない声で涙を流しながら泣いていた…」
ライナーノーツにそう書いてあるが、まさにその通りであると思う。
カヴァデールがこの作品をリリースするまでには様々な紆余曲折があった。もしかしたらこの作品は世に出なかったかもしれない。最後のDon't turn awayはそんな状況にあった自分自身の事を歌っているのかもしれない。
グルーブに満ちたリズム、サイクスの感情的な素晴らしいプレイ、そしてカヴァデールのリアリティ溢れるヴォーカル。それらが叙情的な曲調と切ない歌詞にあいまって感動的なラストを演出している。
このアルバムには本当に見所が多すぎて語り尽くせない。全ての要素が奇跡としか思えないバランスで形づくられている。
80年代の華やかなハードロック黄金期を代表するアルバムとして、この作品は他の作品よりも遥かに突出した位置にいると思う。ハードロックは聞かないし苦手と言う人でも、これを聞かないでハードロックに触れる事なく死んで行く事は本当にもったいない事だと思う。
ぜひ一度、全ての音楽ファンに触れて欲しい一枚です。