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Mood Swings / HAREM SCAREM
酒とバラの日々 ★★ (2004-06-10 02:34:00)
さまざまなタイプの曲が並ぶが、どの曲も華やかで暖かいメロディとコーラスに彩られており、曲のヴァラエティの広さにもかからず、質の高い曲がズラリと並ぶ。
TNTのロニーに影響されているというピートの硬質なギターだが、個性的ながら楽曲に見合ったソロを弾いていて好感触。
にしてもこれだけのヴァラエティのある楽曲群を一枚通してクオリティを落とさず聴かせてしまうこのアルバムはスゴイ。
「チェンジ・カムズ・アラウンド」「セイヴィアーズ・ネヴァー・クライ」などの有名曲はもちろん、
「センチメンタル・ブルーバード」「イフ・ゼア・ワズ・ア・タイム」などといったような脇を固める楽曲もクセがありながら普遍的な美しさがある。
メロディとコーラスを主体にしたロックの名盤だと思うし、後の作品がこのアルバムと常に比べられてしまうのは仕方がないとも言える。
「ビッグ・バング・セオリー」までしか彼らのアルバムは聴いていないのですが、あれはあれで魅力的な作品だとは思うのですが…

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