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Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory / DREAM THEATER
POOYAN ★★ (2006-02-07 19:37:00)
このアルバムはACT1までは彼等のアルバム中、いや今まで僕が聴いたどのアルバムよりも感動を与えてくれた。特に「STRANGE DAJAVU」のサビを初めて聴いた時、涙があふれそうになったのを今でも覚えている。I&W以降、彼等は楽曲単位で言えばあのアルバムのいくつかの曲より良い曲をたくさん生み出してきたけど、いかんせん技術が高すぎるだけにインストで御遊びが過ぎたりして楽曲の練りという点ではイマイチなところが多かったが、このアルバムのACT1までは曲の練り込み、集中力が持続していたように思える。
しかし、ACT2になると、どうも集中力が切れ、曲の練りが足りないような気がする。印象的なサビも少ないし、そもそも歌メロが後半にいくにつれ、弱くなって行くのは何故・・・。そして技巧に走ってあんまり必要のなさそうなジャムセッション風のインストが多くなる。別に楽曲自体が悪いといっている訳じゃない。たたアレンジが楽曲を活かし切れてないと個人的に思ってしまう。ラブリエが前作の歌唱の酷さを、完璧に跳ね返す歌唱を披露しているのにそれを活かし切れてないのがもったいなさすぎるんですよ・・。ACT1の練りが最後まで続いていれば、僕の音楽人生において「神盤」の評価を与えられたなあ・・・(笑)。と言っても名盤の一つではあるんですけどね・・・。
ちなみにジョーダン・ルーデスは前二人とはスタンスが違うけど、上手い人ですよね

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