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Let There Be Rock / AC/DC
殺戮の聖典 ★★ (2004-07-29 17:03:00)
サウンド・プロダクションが格段に向上したことによりアグレッシブさに満ちたリフをビッグでファットな迫力あるサウンドで聴かせることに成功した'77年発表のロックン・ロール史に残る名盤(邦題はズバリ「ロック魂」)。
これもワールドワイド盤とオーストラリア盤があるが、私が持っているのは前者の方。
ビッグなサウンドの「GO DOWN」、ヘッド・バンギングにもってこいの「DOG EAT DOG」、単調ながら激しく疾走する代表曲「LET THERE BE ROCK」、ギター・リフがあまりにもかっこいい隠れた名曲「BAD BOY BOOGIE」、リメイクされてエッジが増した「PROBLEM CHILD」、サビからヘヴィに刻まれるリフへ移行する様が心地よい「OVERDOSE」、AC/DC屈指の名リフである「HELL AIN'T A BAD PLACE TO BE」、ライヴではアンガス・コールでおなじみの超名曲「WHOLE LOTTA ROSIE」と、正に捨て曲なしの超名盤。
とにかくアルバム全編に尋常とは思えないほどのハイ・テンションが漲っている。
個人的にも本作こそが彼らの最高傑作であると信じてやまない。

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