この曲を聴け! 

In the Court of the Crimson King / KING CRIMSON

名無し ★★★ (2013-06-07 17:24:04)
一曲一曲はヒットする様なものではないがそれなりに良く出来た曲が10曲程度入った、
まあそんな普通のアルバムがあったとしよう。
その中に「精神異常者」を一曲入っていたならば、それだけで「精神異常者」を代表曲とした名盤として扱われる事になるだろう。
もちろんエピタフでも風に語りてでもムーンチャイルドでも宮殿でも一緒だろう
そのレベルの名曲だけが集まった!その大名曲だけでアルバムを埋めてしまった!そんな豪華な話がこの世にいくつとあろうか?
「アメリカで給料をもらい、イギリスの住宅に住み、中国人のコックを雇い、日本人を妻にする」
これはそれぞれの至高を集めた究極に幸せな生活とされている話だが…
このアルバムは「音楽」の世界でそういう域に達している。
しかも個性強い独創的な曲をこれだけ揃えてるのにも関わらずコンセプトアルバムとしても完成している。
似ている曲など一つもない。
アルバム通して聴いても一曲一曲聴いてもサイコーという訳である。
そんなアルバムは、クリムゾンキングの宮殿を含めてには片手で数えられる数しかない。
でも個人的に完璧ともいえないような気もする。具体的にダメ出しするとmoon childの後半部分。
しかしin the court of the crimson kingの底力で帳消しにして余りある。