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今日の10曲
失恋船長 (2023-12-26 13:58:50)
『麗しのジャパニーズ』10選 5


①MELL ROSE - City of ruin
女性シンガーのさざ波ヴィブラードも気になるが
国産様式美らしい叙情的なフレーズはマニア泣かせ
キーボードも前目に出ており理想的なスタイルを構築
インディーズですから音質的な面には目をつむって楽しんで欲しい



②PLANET EARTH - War Machine
清水保光が遂にメジャー盤をリリース
参加メンバー的にも期待値が上がったのですが
思いのほかJ-POP風のアルバムに仕上がった
それでもこの曲のようなギリギリでメタルを感じさせる曲もあり
嫌いになれなかったなぁ
ドリル奏法はなくても良いけどね



③Defyer - Loving Woman
少々軽めのサウンドでしたね
アメリカン志向ですがもっと情緒のあるジャパニーズサウンドを披露
ギターだって巧者
時代的にこうなるのは運命だろう
ヴォーカル的にもフィットしている




④BAND-MAID - Shambles
早い段階で海外から認められた女性だけのバンド
純粋なるメタルとは違うアプローチ
グランジ以降のハードシーンに馴染みのある人にはベストなサウンド
テクニック的にも申し分ない
サウンドに厚みがあるし日本的なエッセンスに無理がない
ネモフィリアよりも自然体
活動的も長くもはや
やらされている感はない
日本一権威のある商業誌はベットするバンドを間違えたね
アメリカで成功するのはコッチだろう





⑤Eliza - Too Wild To Tame
哀愁タップリですよね
警戒に疾走するライトな感性も絶妙
いい意味でアメリカンな要素も取り込み音楽性の幅を広げてきた
日本人好みのハードサウンドである
ドラムもベースも巧者
ツインギターもイイセンスしている




⑥Fortbragg - Now!
スリリングな疾走ナンバー
歌うは小野正利
彼のハイトーンが生かされているかは微妙だが
日本人らしいキメの細やかな叙情派サウンドである
ダイナミックさが伝わらないのがインディーズとは言え辛いよね



⑦Saber Tiger - All My Fear
サーベルらしい引っかかりのあるリズム
その緊張感のある展開に興奮を覚えますね
ストレートな作風なのですが単純ではない
久保田陽子さんの歌メロも素晴らしい
ジャジーなパートもカッコイイがサビメロにもっていかれるね





⑧金谷幸久 - Dirty but So Beautiful
素晴らしいギタリストではあるがルックスが良くない
やはり華は必要だ
難しい問題だが超一流のギタリストなのに残念である
なんどかステージを見ているが腕利きのギターヒーローだ
こういう日本人好みの叙情派ハードサウンドを作らせても一流
RAINBOWやインギーファンがグッとくる楽曲だろう


⑨Zodiac - Shake My Heart
マボロシの沖縄産メタルバンド
宮永英一の歌声は伸びやかでマイルド
それでありながらもハードなサウンドに負けない力強さがある
英詩だが違和感など皆無
スケールの大きなサウンドに本場の空気を感じる


⑩Shellshock - Money
国産スラッシュメタルの黎明期を支えたバンド
ライブでも重要なレパートリーとして知られる今作をチョイス
紆余曲折を経て復活しているが
初期の作風が個人的には好み
でも常に革新をもたらす姿勢は大好きであり大いに支持する

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