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Ram It Down / JUDAS PRIEST
ICECLAD RAGE ★★ (2007-02-17 20:45:00)
1988年発表の11thアルバム。
シンセを多用したある意味ポップなサウンドの「TURBO」から一転、
初心に帰るかの如く鋭く硬質なHM/HRらしいサウンドに回帰(ただし、所々ではシンセギターも使ってます)。
発表当時は、少年の自殺事件で訴えられたり、HM/HRへのPMRCからの圧力などがあったり
(JP同様に、OZZY OSBOURNEも同団体から訴えられていた)して、
それらのネガティヴな現状を振りきるかのようなストレートな姿勢が楽曲に見られる。
しかし、彼等がこのアルバムで見せ付けた聴き手の耳にビシビシと突き刺さるようなサウンドこそが「へヴィメタル」そのものであり、
その究極の理想型と言えるものが次作「PAINKILLER」だと僕は信じてやまない。
実際、本作が無かったら「PAINKILLER」は生まれなかっただろうし、そういう意味では本作は陰の名作かもしれないですね。

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