この曲を聴け! 

Relayer / YES
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-11-03 23:21:00)
確かに『海洋地形学の物語』の20分第の曲4連発に比べたら聴き易くなりました(笑)。
今作のメインでもある「Getes of Delirium」はややこしい部分もありますが、ちゃんとキャッチーで歌える楽曲ですし、インスト・パートの戦場にいるようなバトルは圧巻です。今作だけで脱退してしまうパトリック・モラーツもとても良い仕事をしていると思います。
「Sound Chaser」は、こいつら何やってんだ!?って思います。もう笑いが出ますね。物凄い演奏能力です。複雑で摩訶不思議な楽曲なんですが、意外に親しみ易かったりします。終曲「To Be Over」はお疲れ様でした、と言わんばかりにゆたっりとした曲で癒されます(はぁ~疲れた)。
とにかくYESのアルバムでは必聴盤だと思います。
ジャケットはあんまり華やかではないですが、これもロジャー・ディーン節の効いた奥行きとSF的な世界が描かれていて好きです。
聴けば聴くほど深みが出る一枚(というか一回聴いて分かったら凄いと思う・笑)。

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