この曲を聴け! 

Anthems to the Welkin at Dusk / EMPEROR
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2004-04-09 21:55:00)
個人的にEMPERORのアルバムの中で、メロディの綺麗さ、暴虐性、曲の構成や邪悪さなど色々な点で最もバランスが取れているアルバムだと思います。

サモスが懲役に服している間にかなり曲を練ったのか、メロディが凄く良くて「WITH STRENGTH I BURN」や「THUS SPAKE THE NIGHTSPIRIT」の普通声パート、「THE LOSS AND CURSE OF REVERENCE」のシンセパートのメロディなんて聴いていてじーんと来てしまいます。

ただ、あまりにもテンションが高いので聴いていて疲れるので他の皇帝作品と比べて聴く頻度はやや低いです…けど、人(激しいもの好き限定ですが)にEMPERORのアルバムからどれか一つを選んでお勧めするとしたら、間違いなくこのアルバムを選ぶと思います。

あと、付けたしですがEMPERORは歌詞もかっこいいですね。
「YE ENTRANCEMPERIUM」の後半の自問自答を「Never」と振り切って疾走するパートや、「WITH STRENGTH I BURN」の幽霊船の描写の部分など、サウンドに負けないドラマ性を有しているように感じました。

ちなみにリマスター盤も出ていて、そっちには日本盤の収録曲に加えて「THE LOSS~」のライブ版も入っています。ただ、音質は悪くてドラムがなんかドラム缶を叩いているような変な音ですが、迫力があっていい感じです。

→同意