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Hate Crew Deathroll / CHILDREN OF BODOM
荒れ騎士 ★★ (2005-05-27 12:09:00)
第四作目。(ライブ盤を除く)
アルバムを重ねる毎に新しい要素が加わっており、今までやってきた手法をそのまま繰り返して満足するような輩ではないという事が本作でも証明されている。
前作「Follow The Reaper」では正統派メタルの要素が感じられたが本作ではどちらかというとスラッシュメタルの要素が強くて最高にブルータルっ!凄えデス・・・。 Alexi Laiho(vocal&guitar)のヴォーカルも歌を意識しているので楽曲のサビの部分でのメロディが強調されていて素晴らしい。歌という点でも彼の成長が感じられるがもちろんギタリストとしての能力は言うに及ばず相変わらず素晴らしいリフを聴かせてくれるぜ。
もう一人の看板プレイヤーであるJanne Wirman(synths) はこれだけの激しいサウンドであっても埋もれることがない存在感を示しており決めるところでは気持ちいいくらいバッチリと決めてくれるから俺は好きだしファンもそれを望んでいるんだよね。本作について特筆すべき点はサウンドにある。
デビュー作は・・・まぁ置いといてセカンドからはそれなりにサウンドに関して言えば満足していたんですよ。ただ、本作を聴いて思ったのは重量感があって尚且つキレのあるギターリフが明確に聴こえてくるというのとベースやドラムなどの他のプレイヤーの音もきちんと聴こえているのでそういう意味でも改善されている。(あくまで今までと比較しての話) 楽曲に関して言えば一曲目「Needled 24/7」の激速反復ギターリフで幕を開けるわけだがこれがもう有無を言わさぬ格好良さに加えてキーボードの音も凝っているのがミソ!こういう細かいところにも気を配っているからこそ他を圧倒する存在になれるのだと確信。 四曲目「Bodom Beach Terrpor」を最初に聴いた時、CARCASS の「人体ジグソーパズル」を思い浮かべてしまったがイントロのリズムがそっくり。(笑) まぁ、最初の部分だけでその後はまったく違う展開になるからパクってるとは思わないけどビックリ!八曲目「Lil' Bloodred Ridin' Hood」は今までにないタイプの楽曲ではありますがそれでも彼ららしさがにじみ出ている点はさずがデス。特に中間部でのJanne Wirman のキーボードによる盛り上がりは耳に残って離れませんわ~♪(ヤンネ、ヤルねぇ。)
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